「ホットな旅」

 

法学部1年  森元 慧一

2004.3.13.記


 ソウルは日本の新潟ほどの緯度があったので、空港に着いた瞬間いきなり気温はマイナスでした。でも、これから始まる旅に胸はわくわくしていました。まず、驚くことに韓国の店に行くとキムチというメニューはないっ!なぜなら、もう料理が出てくる前からとっくにテーブルに置かれているから。(おかわり自由)初日の夜に行った焼肉店では副島さんと5皿くらいおかわりをして、お腹が痛くなりました。

 旅の行程ですが、まず1日目には新羅(シンラ)免税店に行きました(勝手に行かされました)。ここは、韓国で最高級ホテル『新羅ホテル』の横にある免税店で外国人しか入れないとか…。店の外には高級車が停まってました。その後、予定を変更して市内からバスで1時間ほどにある、韓国と北朝鮮の国境にあと数キロという統一展望台に行きました。そこからは時々日本のマスコミでも取り上げられる「宣伝村」が見えました。また、両国ともに宣伝放送をそれぞれの岸から特大スピーカーで流していました。両国とも祖国統一という共通の目標に向かって少しずつ歩んではいますが、未だに一つ川を挟んだ両岸の距離は短くはないようでした。

 その後、ホテルへ向かい、夜ご飯は地下鉄に乗り焼肉を食べに行きました。韓国の焼肉は肉が大きくきってあるので、焼いた後にまた裁ちばさみみたいに大きなはさみで切って食べます。味付けはたれがなくても甘く、野菜などに挟んで食べると美味しいです。

 2日目は「西大門独立公園」という所に行きました。1908年10月21日に京城監獄という名だったここは、日本が韓国を占領していた期間中、韓国の独立闘士達を閉じこめたり拷問する場所として使用されていたところです。ここでは日本が韓国の人々に対してどのようなことを行ったかを知ることができます。

 旅行を総括するととてもホットなものでした。料理にしても日本、韓国、北朝鮮の歴史的なかかわりにしても多くのことが僕にとってもとても勉強になりました。アンニョンハセヨ!(←唯一覚えた言葉)

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