九州大学法学部

2004年度前期 「フランス語法律書講読」

参加者による授業風景リポート

更新:2004年8月4日

 

このページには、上記授業の参加者による毎回の「授業風景リポート」を掲載しています。

南野はこれでも憲法研究者のつもりですので、各リポートは一切「検閲」していません(笑)。

毎回一人に「代表リポート」をお願いし、それに対しては「南野的独り言」を南野が書くことにします。

「代表リポート」以外の「自由リポート」にはコメントする余裕がありません。。。お許しあれ。

 

 

第1回(2004年4月21日・3限)

reportage représentatif par : ねこまんま

WASABI

 第一回目。大変でした(^^;)。だって予習どこまでやったらいいかわかんなかったんですよ〜! いろいろな噂がとびかいましたねぇ…一回に5ページ進む予定だとかなんとか( ̄□ ̄;)!! フランス語、たしかにやりはしたけどそんなにできませんってば。そんなわけで授業にのぞんだ私。予習は結局1ページしかできず、私は本気で「先生…かぜひいて休講にしてくれないかなぁ」と呪い、もとい、思っておりました(^^ゞ みんなでがんばって自己紹介に30分かけよう!と申し合わせた記憶もなきにしもあらず(-_-)zz 

 最初はもちろん自己紹介。淡々と進みました。でもなんで先生はしないんでしょう? なんの授業でもそうだけど(?_?) でも論文の著者オリヴィエさんのこと話してくださいました(私は今だにオリバーさんと読んでしまいます)。そしてこの時間がずっと続け〜と思っていたら始まっちゃいましたよ(;_;) あ、でも私と反対側に座ってる人たちから始まったので救われましたε-(ーдー) フランス語未修者の友人マリア(彼女はスペイン語履修者なのでこう呼んでみよう)が最初の犠牲者となり、悪戦苦闘しながらがんばった。まさに「感動した!」。先生は、できる人がどんどんすすめちゃったら困るでしょ、なんてまともなこと言ってたけど、いじめたいだけじゃないんかなぁ(@_@;)とつらつら考えた私。でも確かに文法の説明は詳しくしてくださったので、フランス語一年生の私には助かりましたφ(.. ) 

 やっぱりみんなフランス語論文を読むのははじめてに近くて、解釈に苦労してました。でも大先輩の院生ミシェルさん(なんとなく思いついたのでこう呼ぼう)も、最初は発音もおぼつかなかったけど、最後はうまく読めるようになったとか、体験談を耳にしたので、きっとみんな最後にはうまく読めるようになってるはず(^.^)b もっとも私の横に座っていた友人フランソワーズ(彼女のフランス語愛は尋常ではないので、尊敬をこめてこう呼ぼう)は退屈そうでしたが…(^^;) そして残念なことに、私まで訳の順番はまわってきませんでした♪q(^-^*q)(p*^-^)p♪ だいたい1ページの半分くらいかな、進度は。みんなの緊張がとけたら、きっともっと和気靄々としたものになるでしょう! すらすら進むわけではなく、ゆっくりと立ち止まりながら、手探りで読んでいくといった雰囲気です♪ 

 シャンゼリゼを散歩する進度でいいんで、T.G.V.(フランス新幹線)にはしないでくださいね(;^_^A  

 授業がおわって少し時間が経ってから書いているので、あんまり的確な描写はできていません、すみませんm(__)m でもひとことでいえば WASABI みたいに、ぴりっと辛味のきいた授業だったように思います! いろんな意味で(^ .^)y- ̄ ̄ ̄では。

(南野的独り言)前もってどれくらい進むのか聞きに来た人には、なんとも言えないけれどまあ5〜6頁かな、と言っておいたはず。そして「ねこまんま」さんもそのうちの一人だったのでは? にもかかわらず1頁しか予習してこないとは。。。しかし結果として1頁すら終えられなかったので、「ねこまんま」さんの勝ちですな。徐々に文法の説明も減るでしょうし、内容の理解も容易になっていくでしょうから、今後はどんどん進みます。

授業でも言いましたが、院生「ミシェル」君は、昨年度の授業の開始時と終了時とでは別人のようにフランス語が読めるようになりました。ほかの諸君もみならいましょう。とはいえ、ミシェル君の場合はフランス語力が0に近いところからのスタートでしたね。外国語の力というのは、0から50あるいは60くらいまでは、急激に伸びるものです。そのあと、50、60を、70へ、そして80へ、と伸ばしていくのが本当に大変です。かく言う南野も、最近フランス語、伸び悩んでおります。。。

フランス語をこよなく愛している(らしい)「フランソワーズ」さんをはじめとし、ある程度フランス語ができる人には、初回はやや退屈だったかも知れませんね。難しいところです。それにしても未習者の「マリア」さん、よく頑張って予習してきましたね。すべてスペイン語読みだったのには苦笑してしまいましたが。。。しかしこの授業の目的はフランス語を美しく発音できるようになることではありませんから、それで結構です。読めるようにさえなってくれれば。スペイン語の文法がしっかりわかっていれば、フランス語文法もすぐに理解できるようになるはずです。

ではみなさん、bon courage !

reportage volontaire par : Françoise

 ねこまんま嬢命名フランソワーズです。

 全部で8人、意外に少ないですね。3年生が多いですが、院生の先輩や他学部の方もいらっしゃっていて、多彩な顔ぶれ。前回ラテン語講読では文学部生が道場破りのように入ってきて進度をあげ、風のように去って行ったので、そういった外部(?)刺激にも期待。

 先生はなぜか巷で『こわい』『固い』『融通がきかなさそう』のイメージが定着していらっしゃる我らが南野先生ですが、実際は非常に人当たりのよい方です。間違ったイメージを持っている方はぜひ一度ご覧あれ。

 内容はとにかく難しいです。論文調の文章に慣れていないので、きついきつい。それにしてもあのテキストは密度が濃くて、書き込みしにくいですね。全部ノートに写していたねこまんま嬢の努力はすごいなぁ。日本語にしても意味がわからないことが…なんて、口が裂けても言えません。ところで、マリア嬢のスペイン語訛りフランス語に感動したのはわたしだけでしょうか。

 個人的にはちょっと進度が遅かったかなぁなんて思いますが、どうでしょうみなさま。とはいえ学習歴もバラバラで先生もご苦労なさっているものと推察いたします。が、言語を複数学んでいらっしゃるねこまんま嬢・マリア嬢と違い、わたしは第一外国語がフランス語、初級文法の説明に入られると少々退屈するのは事実。わたしとてフランス語が大して出来るわけではありませんし、確かにものすごい進度で進まれると困りますけれど、今回は既習者対象ではないように感じました。

 ところで、ひとり一文読んで訳して、それに先生が解説をなさる形態でしたが、その間あたっていない人間は多少なり暇をもてあましているように思えました。再考の余地があるように思えますが、いかがでしょう。

 せめて予習はこのくらい、と言うメドが立てばいいと思うのは、わたしも同じです。テキストをもらって授業に参加するまでの精神的負担が無駄に大きかったですね。その割には進まなくて、かなり睡眠時間を削ったのに…!と思ったのは否定いたしませんとも。ええ、ずいぶん憶測が飛び交いました。この間のストレスはちょっとしたものでした。これが続けば精神衛生上非常によろしくないように思われます。授業はこれだけではありませんし、一週間の予定を考えるためにも、改善していただけないでしょうか。

 初回だったので、授業の雰囲気はまだちょっと固かったです。今後少しずつでも和んでいくことを期待します。それにしても二時間連続はきついですね。先生、しゃべりっぱなしお疲れさまです。咽喉は大丈夫なんだろうか? と密かに思っていました。これから半期、仲よく楽しくやっていけるといいですね。みなさまよろしくお願いします。

reportage volontaire par : マリア

 どうも初めまして、ねこまんまさん命名マリアです☆

 私は何の縁あってか四月に先生の研究室に伺ったことから、私のフランス語人生(?)が始まってしまいました…。先生、心の準備というものがありますので急に勧誘しないで下さいませ。

 その日から必死でプリントの予習を始めたのは良いんですが、はっきり言ってかなり難しく、正直第一回授業はドロップアウトしようかという気になりましたね。でも折角予習をしたから参加させていただきました。しか〜し、まさか一番初めに訳が当たってしまうとは思いませんでしたね。フランス語の発音すら分からない私は仕方が無いのでスペイン語風に読んでしまいました。(先生が苦笑いしていらっしゃるのは痛いほど伝わってきました・・・)

 まぁ、そんなわけでフランス語歴約10日(?)の私ではありますがドロップアウトせずに最後まで頑張っていきたいと思いますので最後まで宜しくお願いします。皆様の足を確実に引っ張ると思いますが多少のことはお許し下さいm(__)m

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第2回(2004年4月21日・4限)

reportage représentatif par : 万法精理

 いよいよ第二回。この授業は、とにかく言語特有のいやな緊張感がない。先生はフランス語がよくできるそうなので、厳しいんじゃないかと思っていたら、かなりフレンドリーだったのが印象的だった。私が強調構文で変な訳し方をしたときも笑って訂正してくださり、感謝。別の講読の春休みの集中講義では、かなり酷い目にあったので、そこまで大変でないようで少し安心かも。ただ少し進度が遅く感じた。予習したところを忘れていきそうで恐い。できれば次どのくらい進むか教えて欲しいように思った。

(南野的独り言)フレンドリーとのお褒め(?)をいただきましたが、大学の教師たるもの、初日から感じ悪くするはずがありません。ふふふ、今後はどんどん厳しくなる予定ですので、乞うご期待。それにしても、横山先生のハードな集中講義を乗り切ったのであれば、南野の仏語外書講読なんて、楽勝請け合いです。

第一回独り言とだぶりますが、進度をどうするかは難しい点です。徐々に早くなっていくことでしょう。

いつか機会があれば『万法精理』、読んで見たいですね。フランス語で読む方がわかりやすかったりして? 法学部の図書室にある初版本(1748年刊のジュネーブ版ではなく、翌年刊のパリ版のようですが)、一度見てみてください。

reportage volontaire par : 虹佳

感 想

 第2回目。緊張もだいぶんとれて、講義は穏やかな暖かい雰囲気でとても居心地がよかったです。私は第2外国語としてフランス語を履修したのですが、履修し終わってからの半年の間にほとんどすっかり忘れてしまっていることが数日前に発覚して、フランス語が好きだからこの講義を選択したものの、ちゃんと講義についていけるかなぁ〜、やばいなぁ〜、とか不安で不安で前日は憂鬱で、3限目の前のお昼休みはご飯もあまりのどに通らず、緊張で死にかけてました。

 でも、実際講義を受けてみると…、穏やかでにこやかな雰囲気の中で、訳も1文1文丁寧に解説してくださるし、発音や文法や細かいところもしっかりと教えてくださって、とても勉強になるし、前向きに取り組めるし、参加している皆さん全員で取り組む感じなので、つまづいたところなどはみんなで考えて、助けたりと、ゼミみたいな感じで、とても嬉しかったです。楽しく勉強できる感じでした。

 3、4限目続けてだから、第2回目はきつそうだなぁ〜とか想像してたけど、あっというまに時が過ぎました。テキストの単語とか私にとっては難しいのがいっぱいで辞書引くの大変だし、訳も難しいけど、ずっと頑張っていけそうな気がしました。なんか楽しいです。先生とみんなで円(?)になって、じっくり考え、1つ1つみんなできちんと理解をして消化しながら取り組む風景、美しいですね。というのが第2回目の感想です。

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第3回(2004年4月28日・3限)

reportage représentatif par : きらら

 今日の第3回法学書講読は教室が変更されて法学部棟の小さなお部屋で開催されました。皆さんの距離が近くていすの高さは206号室よりちょうど良かったです。

 今日は1ページの2/3ぐらい進みました。150ページの下から11行目まで。これからもこのぐらいのペースがいいです。といっても私は予習が追いついてませんでしたが・・。すみません。

 フランス語で専門書を読むというのはすごく難しいです。経済の外国書講読だと、見出しとグラフを見ればなんとなく内容がつかめるのですが、法学書はそうもいきません。でも頑張ってついていけばきっとこれから先のフランス語の勉強が楽になるだろう、と思ってがんばります。

 今日は7人だったと思うのですが、第1回の方のレポートを見ると8人のようですね。はやくみなさんの名前を覚えて仲良くなりたいです。よろしくお願いします。

(南野的独り言)法学部の第一研究会室、たしかに椅子は快適でしたね。ただ、きららさんの位置からではホワイトボードが見にくかったかも知れません。申し訳なかったです。さて、今日のスピードはまずまずではなかったでしょうか。これからも今日くらいのスピード、もしくはもう少し早いスピードで進めれば、と思います。前期でこの論文、読了できればいいのですが。経済学部のきららさんには内容的に慣れないことが多いかとは思いますが、引き続きがんばってください。

 ところで、参加者のほぼ全員に共通して言えることですが、みなさんの日本語訳を聞いていて、つくづく意味不明な日本語がちょくちょくあることが気になりました。少なくとも日本語として意味が通っていなければ、訳したことにはなりません。これからは是非とも、自分の日本語が「日本語として」意味が通っているかどうか、十分吟味してきて下さいね。当たり前のことですが。。。

 今日はねこまんまさんが風邪で欠席でした。ゆっくり休んで早く治してください。

 それではみなさん、よいゴールデンウィークを。Bonnes vacances !

reportage volontaire par : カマルグの馬

 前略
 少々風邪気味ではございますが、お蔭様で、今回無事外書講読を終えることができました。
 ねこまんまさんのお姿が見えませんでしたが、無断欠席は放逐を招くそうですので、きちんとご連絡をなさったのでしょう。もっとも教室変更は不意打ちでございました。(F嬢に感謝。)
 本日の外書講読は1時間で半ページを越えました。速度が上がったわけですね。今回、文字の小さすぎる素材に観念した私は、仏語本文をノートに書き写しておりましたが、前回に比べるとはるかにうまく行きました。すっかり忘れてしまった文法も十分メモすることができます。懐かしや、条件法てどんなときに使うのでしたっけねえ。
 ところでお昼休みのこと、南野先生と食堂にてお会いしまして、携帯を持つ予定はないかパソコンのメールは毎日見ているか等等ご質問を受けました。私が返信もリポートも差し上げないものですから、ご心配頂いたものとみえます。どうもお手数おかけしまして。それにしても、日常会話でもゼミでも、話される調子がお変わりでないということは、ゼミで意地悪されているわけではありませんのね。そうでしょうね。ふむ。
 さて、今後も仏語論文を読むという稀に見る機会を生かすべく、精進して参りましょう。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 草々
 カマルグの馬より
 南野先生並びに皆様

 追伸 K教授のおっしゃる本物の駄文とはこういうものを指しますのですよ。。。。やれやれ。

reportage volontaire par : 万法精理

 第三回リポートです。今回は前回と違い、一文ずつではなく、ある程度まとまって訳させる方式だったようですね。
 ただ、なぜか私が訳した部分は、ほかの人と比べて、多少、多かったような気がしますね。当たるときも、まさか自分に来るとは思っておらず、あせって、発音がめちゃくちゃになってしまいました。
 とは言っても、発音は、きちんと言えるようにしなければならない。言い訳は通用しないなと、端的に反省しました。
 また、文法に関しても、かなり込み入った問題に立ち入っていたように思えます。私は条件法、接続法あたりは、かなり知識が怪しくなっており、もっと精進せねばならないと思いました。
 それと、教室変更されましたけど、3限の終わりのほうで次の人たちが来ていたようですが、それって3,4連続で使えないってことなのでは? 普通に疑問に思いましたけど。

reportage volontaire par : マリア

 どうも、マリアです。今回は3時間目だけだったので随分と楽でした。前回は2時間連続で本当に堪えましたから・・・
 さてさて、私はまだまだ修行が全然足りないようでフランス語の発音から苦戦をしております。今回は全発表者の中で一番短い文しか訳してませんが意味不明な日本語に直してしまってすみませんでした。発音にもチャレンジしましたが、フランス語の発音は読まない文字が多くて大変難しいですね。フランス人は話す時、同じ発音のものが何パターンもあるのに内容を把握できるなと感心してしまいました。次回スペイン語風に読んでも勘弁して下さい。
 では、このGW期間中に少しはフランス語の知識が増えるよう精進します。

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第4回(2004年5月19日・3限)

reportage représentatif par :ミシェル

 のらりくらりと自由レポートも避けて来ましたところ、期せずして、参加者による授業レポート第一巡の最後の登場になってしまったようです。

 ねこまんまさんからは「ミシェル」等という大層な名前をいただきました。「ミシェル」といえば、トロペール、フーコー、モンテーニュ、更には大天使の名前でもありますので、私のごとき一介の大学院生では、名前負けは確実です。

 今回は、また講義棟206号教室に教室を戻しての授業でした。ねこまんまさん、きららさんは其々のご都合のため、お見えになりませんでしたが、さすがに4回目ともなると、参加者の皆さんもだいぶん雰囲気に慣れてきたように見受けられます。(先生が参加者の名前を覚えられないのは相変わらずですが…(苦笑)。ただし、参加者の皆さん、その点、あまり期待せずにおられるのがよろしかろうと思います。去年の外書、最後の頃でも「梶林くん」等と見知らぬ名前で呼ばれた記憶が僕にはありますので。)

 ペースは若干のダウンでしょうか? 151頁7行目まで終わらせましたが、「次回は1コマで152頁の転節部まで進みたい」と先生はおっしゃっていました(欠席の方、ご参考までに)。全員で考えを出し合いながら解に辿り着くこのやり方は昨年とも変わらぬメソッドでして、個人的には、少人数だからできる素晴らしいやり方だと気に入っておりますが、しかし、かくも進度が遅いのは、偏に、歳くってる割に役に立たない私のせいです。「せめて語学以外の分野について一日の長があれば」と願いますが、これも期待薄でしょう。

 そういえば、この講読の参加者の中に、僕の友人が大学生時代に塾講師していたときの生徒さんや、知人の妹さんもいらっしゃることが今日までに判明しました。なかなか世間は狭いナァと感じております。

 前期、あと何回授業があるのかはわかりませんが、よろしくお願いします。では。

(南野的独り言)今日はたしかに余り進みませんでしたね。語学の問題というよりはむしろ、内容の問題の検討に時間を割いたからかと思います。ともあれ、この授業は当然のことながら、内容についての検討も課題としていますので、ご容赦を。

 ミシェルと言えばモンテーニュですか。。。なかなか渋いですね。南野はゼミ生や授業参加者の名前を覚えるのが極端に苦手だというのはご指摘の通りですが、有名人の名前についてもそうです。モンテーニュがミシェルだったなんて。。。ではみなさん、メンデルスゾーンのファーストネームはご存じですか? モンテスキューは? エンゲルスは?   

 今日は、みなさんの方が南野よりもフランス語ができるということが発覚した場面もありましたし、虹佳さんが突然笑い出すという解釈に困る場面もありました。次回からは「権威的な」授業を心がけます。内輪ネタになりそうですが、なんでも形容詞を「的」と訳すのはやめましょう。

reportage volontaire par : マリア

 どうも、マリアです。今回の授業は色々な意味で面白かったですね!! 虹佳さんが突然笑いの発作を起こしたのも、先生の解釈が間違っているとカマグルの馬さんとフランソワ−ズさんに指摘されたことといい、本当に今回は貴重な経験をさせていただいて有難うございました m(_ _)m

 でも先生、話は変わりますが、先生の勧誘するテクニックは凄いものがありますね。気付けばフランス語外書講読の参加者が全てパンフレット作成委員になってしまったみたいですから。虹佳さん、万物法理さん、もしも断る時は早めにした方が良いですぞ(笑)

 PS 先生がゼミで飲み会を出来ないと嘆いておられたので、ここは、この授業のメンバーでやってみるというのはどうでしょう?? 今回みたいな感じだったら出来ると思いますよ。多分・・・

 因みに、ミシェルさんの友人の弟子は私マリアです。世間、いや、九大は本当に狭いですぇ。では、次回また会いましょう☆

reportage volontaire par : カマルグの馬

第4回目外書講読並びに上記リポートについてのリポート

 ペースはともかく、ようやく軌道に乗ってきたように思います。日本語で意味が通ることに注意を払うようになったのでは? 先生のご方針を生徒が理解するのも講義の進行には大事なことですよね。今回は2,3の椿事をのぞいてなごやかなゼミでしたでしょう。もっともミシェル氏が何かと最後の締めに駆り出されてらしたのは、若干お気の毒でございました。

 ファーストネームをネットで探してみました。便利便利♪ フェリックス・メンデルスゾーン、シャルル・ド・モンテスキュー、フリードリヒ・エンゲルス。「私はいつも第二ヴァイオリンを弾いていた」と言ったのは3番目のお人。名言也。

 マリアさんや、外書講読のあとにさぁ飲み会だと言われても私は絶対に行きませんよ。次の日何の日だとお思いかね。・・・仏語の予習を犠牲にしてレポートを火曜日までに4000字仕上げるという手はあるな。

 そういえば、ミシェルさんは法学部の院生と思い込んでましたのに、文学部のほうでしたか。フランス製の引力(勧誘力・・・)って他学部まで届くの?

 知人の妹カマルグ。

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第5回(2004年5月26日・3限)

reportage représentatif par : マリア

 なんだかんだ言ってこのフランス語外書講読も始まって5回になったんですね。早いもんです。その割りに私のフランス語力が上がらないのは努力が足りないせいなのでしょう・・・今日も、私が担当したのは一番短い文章であったにも関わらず、全く文の構造が分かっていなかったと痛感しました。強調構文があるとか初めて知りましたし (-_-;)

 まだ言わせてもらいますと、正直今日は皆の訳についていけませんでした。フランス語の発音に慣れてないせいか授業で説明している箇所がどこなのかを探すのもなかなか重労働ですね。もっとフランス語を勉強しないといけないと感じた一日でした。ただ、先生、今日の授業の最後に先生が訳された部分があるんですが、説明が早すぎて良く分かりませんでした。

<先生への要望>
(1) もう少し文法の説明をして下さい
(2) これからも毎週一時間ずつ授業をして下さい
(3) 皆の名前を早く覚えて下さい(特に万物法理さんと虹佳さんの)

(南野的独り言)要望、ありがとうございました。まず、(1)文法の説明ですが、たしかに今日は少し端折りすぎたかも知れませんね。気を付けます。ただ、皆さんの方からももう少し積極的に質問を出していただければ、やりやすいかなという気もします。遠慮せずに。皆さんは授業料を払い、そして南野は給料を貰っているのですから。

(2)ですが、一応この授業は隔週開講3・4限連続開講ということになっています。ところが法学部の教授会の開始時刻が今年から少し遅くなりましたので、教授会のある水曜日でも3限のみならば開講できるようになりました。たしかに2コマ連続よりは毎週3限のみに開講する方が皆さんにとっても南野にとっても負担は少ないでしょうし、何より外書講読についての教育的効果が高くなりそうです。今後も出来る限り毎週3限に開講するように努めます。

(3)については、恥じ入るばかりですが、来週はもはや間違えないようにします! 乞うご期待。

 最後に、「強調構文があるとか初めて知りましたし」というのは許し難いですな。すでに説明したはずですぞ(第二回の万法精理氏のリポート参照)。早口かも知れませんが、かなり多くの情報を皆さんには話しているつもりです。是非とも90分、集中して聞いてください! あ、そういえばマリアさん、あなたこそ、そろそろ万法精理氏のペンネームを覚えてください。万物法理ではありません。

reportage volontaire par : ねこまんま

 生きてます

 最近授業にいけなくて申し訳ありませんm(__)m 生きてますのでご心配なく。「ヴァイオリン」にかけてひとつ。「アングルのヴァイオリン」なることばもありますよ。私のフランス語もそうなりたいものです。ちなみにアングルはダヴィッドの弟子で新古典主義の巨匠。名前はドミニク。エンゲルスが出てきましたが、第一ヴァイオリンを引いていたのはカール・マルクスですね。モーツァルトの名前もやたら長いですね。あとイタリア絵画の巨匠にはおもしろい名前多いですよ。ボッティチェリは本名ではありません。カラヴアッジョの本名はミケランジェロ。名前はほんとにおもしろいです。

reportage volontaire par : カマルグの馬

 今回、最後は先生がおひとりで追い込まれましたが、今までで最高の進度となりました。おかげで私は、情けないことに予習が追いつきませんでした。何とまあ。そういえばどこどこまで終わってみせると先週宣言されていたような? 初心者マリア殿までちゃあんと勉強していらっしゃいましたしね。・・・ますます落ち込んだ。次回分の宣言地点は忘れないようにしなければ。

 そのほか出来事としては。虹佳さんの特技が発揮されたり、隣と会話してお怒りを買ったり、fait を動詞と思い込んで頭を抱えていたのが実際は単なる名詞だったとか、なんだかいい感想が出ませんねえ。

 来週、予習を効率よくこなして、どんどん進めて、ボー氏の考えがもう少し理解できて・・・のうちどれかひとつでも達成できますように。

reportage volontaire par : 万法精理

 第五回が終了しました。冒頭、パンフレット作成委員になっていたらしく、月曜の顔合わせに行かなかったことを先生からご指摘を受けました。申し訳ありません。完全に「失念」しておりました。今期は私は非常に忙しいので、残念ながらパンフレット作成は辞退させていただくことをこの場を借りて公示させてもらいます。
 
 さて、肝心の内容のほうですが、私自身が担当した部分について言わせてもらえば、いまだに西暦の読み方が身についていないことを痛感しました。確か、前回も私が読めなかったように思います。条件法にしろまだまだ身についていないなと実感いたしました。精進します。

 そういえば、先日、伊藤真さんの試験対策講座(民事訴訟法)を買うところを先生に目撃され、つっこまれてしまいました。先生方にはやはり評判よくないみたいですね・・・。そんなに悪くはないと思うんですけど。ただ確実に内容は深くないのは間違いないですが、あまりよく理解してない私のような人には合うと思います。
 
 とりとめがないですが、この辺で終わります。

reportage volontaire par : Françoise

 もう5回目ですか。まだ2、3回目のように思えますね。きららさんがいらっしゃいませんでしたが、どうかなさったのでしょうか。3限のみ毎週の開講のほうが助かります。負担も軽減されますし、集中力という点からいってもありがたいです。そういえば、わたしは一度も名前を間違えられたことがありませんけれども、それはわたしの非常に強烈な性格のせいですか?

 最後に先生が追いこまれました部分、わかりませんでした。どこがどうなっているのか、考える暇すらありませんでした。今回、マリア嬢と話をしていて注意を受けました。内容はけして授業と無関係なものではありませんでしたけれども。自分の行為を正当化はいたしませんが、「うるさい」というとどめ方はいささか鋭すぎるように思いました。

 マリア嬢はついていらっしゃっていますか? 正直申し上げまして、今回の授業、彼女には非常にきつそうに見うけられました。いくらスペイン語とフランス語が似ていると言っても(わたしはスペイン語をまったく知りませんが)、フランス語に関しては初学者ですし、もう少し説明を加えたほうがよいように思われました。この授業は確かに既習者向けでしょうけれども、マリア嬢は彼女から希望して履修しているわけではありませんし。

 書かれている内容が非常に難しく、フランス語と法律と、双方の知識の欠如を痛感しています。このような授業をとるのは時期尚早だったのかも知れませんね。あと何回あるかわかりませんが、できるかぎり頑張ります。

 追伸。予習は効率よく…理想ですね。>カマルグ嬢

reportage volontaire par : ミシェル

 補 足

 référé législatif;[法解釈の]立法者照会
 法律の解釈はその制定者の権限に属し、とくに裁判所の任務は専ら法律を適用することにあるから、判例は一般的規律を創設するべきものではなく、必要な場合には立法府に解釈を求めるべきものとする制度。この思想と制度は、フランス革命時に強調され、1790年8月16-24日司法組織法2章12条に具体化された。適用法条の解釈を司法権に認める現行制度(民4条)では妥当しないが、立法権が時に解釈法規を制定することもあるので、その限りでは妥当する。なお前記1790年法12条は、正式にはその後も廃止されてはいない。

 という事のようです(出典、フランス法辞典)。

 それと、もしかしたら誤解があるかもしれないと思って念のため付け加えておきますが、カマルグの馬さん、私は一応「法学府」の学生ですので…

reportage volontaire par : 虹佳

 皆様すみません、今回もまた奇妙な笑いツボにはまってしまいました(苦笑)、よく友達から私のツボはわからないと指摘されるのですが、自分でもよくわからず、しかも一度ツボにはまったらなかなか抜け出せないという悪性の原因不明の奇怪現象で、自分でも正直困ってますf^_^; 次回からはがんばって気を付けますm(_ _)m

 第5回の今回進むのが早くて、あまりついていけませんでした。主語や動詞がどれかとか、文の構造や、何を指してるのかとかがわかりにくい文が多く、内容も難しいので、訳するとき日本語もわからなくなってきて、自分は一体何人だっけ? もしや宇宙人? とかこっそり思いながら、苦戦いたしました。予習も大変ですがついていけるように頑張りますので、よろしくお願いします。

 それから、かなり私事になりますが、今日フランス語の練習用CDを聞いていたら、会話(?)の中に L'Arc〜en〜Ciel がでてきました。私はこのバンドの激愛者なので、ものすごく嬉しくなって、フランス語頑張ろうと力が入りました。ので、燃えてるうちに第6回の予習を頑張りたいと思います。

reportage volontaire par : ねこまんま

 ごめんなさい

 体調不良のため、フランス語講読をあきらめることにしました(;_;) マリアさん同様、フランス語が第二外国語ではない私にとっては、とてもこの論文は難易度が高くて、辞書とにらめっこしてもわからないことが多かったのですが、1ページ読むごとに達成感があって楽しかったです(^.^)b 来年こそは絶対にきちんと参加したいです(^^;)

 ミシェルさん、マリアさん、フランソワーズさん、勝手に名付けてごめんなさいm(__)m 私もそのうち、ドイツ風に「インゲ」とか改名しようかなあと思っていたのですが…(;_;) でも今はドイツでもラテン系の名前がはやりで、ゲルマン風の古い名前ははやらないらしいです(^^;) あとイタリア語では男性名詞はo、女性名詞はa、でおわります。名前も例外じゃないです。たとえばマリアの男性形はマリオ。というわけで、たとえばユリコ(仮名)とかアサコ(仮名)という名前だと、男だとイタリア人に思われるのですよ(^^ゞ アヤはaでおわるのでよかったよかった(^ .^)y- ̄ ̄ ̄ ちなみにねこまんまの本名はすべて母音でできている★ 名前についてのうんちくがおわったところで失礼します(T_T)/ ̄  Bon courage!

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第6回(2004年6月2日・3限)

reportage représentatif par : カマルグの馬

 此度の講読会は、先生のボルドー大学夏季研修宣伝に端を発し、前年、そして今年も仏を襲うであろう猛暑のお話で始まりました。日本と比べて湿度の低い仏では冷房装置が発達しておらず、この猛暑によって独居老人を始め、1万5千人もの死者を出したそうです(先生はこの炎天下で焼かれたのでしょうかね?)。そこで先生、日本のように水打ちをしてはどうかと、ル・モンド紙へ投稿することを考えられたとか。反対に水不足になっては大変だと私は密かに思いましたが、蒸発と水撒きの速度計算は理系人にして頂いたほうがよろしい。日本某大手のエアコンより、水撒きのほうが効果的だとなれば絶対に面白いですね。

 次いで物価の高きスウェーデンにおける法哲学会に出席された先生は、まず安宿を見つけるのに大変苦労されました。おまけに早朝、隣室を呼びにきたご主人の騒音に叩き起こされ、さらに学会当日、高名だけれどご主張のさっぱり分からないA氏と昼食の席で顔を会わせられ、彼のおしゃべりも案の定理解し難く、食事時間が台無しになったとのことです。3年も仏に住んでらしたせいで、外国の学会に出席しても、この機会を捕らえて外国人と会話しようと言う気はさらさらお持ちでない。

 延々続きます。スロヴァキア発デンマーク経由スウェーデン行き自家用車を運転してはるばるやって来てくれた友人と、ポーランド旅行を計画されました。その友人の祖母の訃報が飛び込むなどしましたが、結局ポーランドに無事到着されたようです。ワルシャワの南には有名な黒い聖母像があります。その名の通り黒く塗られた聖マリアの像ですが、イスラム帝国が持ち帰ろうとしても決して動かず、刀で切りつけられたと言われています。頬には刀傷が未だ残るとか。このような黒マリアは欧州各地に存在しますが、なぜ黒い色をしているのか、詳しくは分かっておりません。

 さて次回、ポーランド交通事情へと続きます。(私は期待している…。)

 以下、個人的事情。必死で予習をこなしたものの、幸か不幸か前回飛んだ部分を先生がきちんと復習してくださったおかげで、またまた情けないことになりましたね。せめて写しておいてよかった。もっとも先生の雑談だけはしっかりメモしましたし、この世の中、ままならぬこと多少あっても仕方ガアリマセン。来週もある。

(南野的独り言)ほんの一言、ボルドーでの語学研修が優勝商品(?)というフランス語スピーチコンテストに皆さんも参加してはどうか、とだけ言うつもりが、つい、優勝したところで8月のボルドーはきっとくそ暑いだろう、そういえば去年のフランスは猛暑でね、、、と話が長くなってしまいました。こういう話は授業時間にするべきではなくて、飲み会なりで披露すべきだったと反省していますが、誰も飲み会を企画してくれませんからねえ。。。

 心配なのは、ホームページという媒体の性格上、カマルグの馬氏によるこの「授業風景」リポートを誰が読んでいるかわからない、ということです。南野は真面目に授業をしないで旅行の話ばかりしていると思われたら、南野の将来が危ないかもしれません。しかもそういう雑談を丁寧にノートにメモして詳細に再現してくれたカマルグの馬氏の情熱なり才能なりには脱帽(「シャポー!」)ですが、読者には相当長くこんな話をしていたんだな、という間違った印象を与えるのではないかとさらに心配になります。この話を南野は猛烈な早口で、たったの2分間で話したとか、そういう反証のしようのない嘘を書くくらいの配慮が欲しかったです(笑)。ちなみに高名なA氏とは、アレクシーのことです。インターネットとはいえ、さすがにアレクシー本人はこのページを読むことはないでしょうから、まあいいでしょう。

 さて、次回ですがこの続きはお話ししません。まさかリポートに書かれるとは夢にも思っていませんでしたので、今後は表現の自己規制であります。。。

 頬に傷のある黒いマリア像ですが、「ワルシャワの南にある」というのはややミスリーディングです。ワルシャワの南にあることには違いないのですが、ワルシャワ市内、もしくはワルシャワ郊外、ということではなくて、まったく別の町、ワルシャワからは列車で3時間近くもかかるところにある、Częstochowa(チェンストホーヴァ)という町にあります。先日 référé législatif についてミシェル氏が『フランス法辞典』という権威ある典拠を示して解説をしてくれていましたが、南野は情けない、と言っては版元に失礼かもしれませんが、『地球の歩き方』に依って説明させていただくことにします。

 チェンストホーヴァの「ヤスナ・グラ僧院」:

 「この僧院は、1382年にウワディスワフ・オポルチク公によって聖パウロ隠修道士のために建てられたものだ。有名な聖母像『黒いマドンナ Cudowny Obraz Matki Bożej Częstochowskiej』は、1384年に寄進されたものという。この絵の、マリアの頬のところに2本の傷がある。伝説によれば、昔この地に侵入したモンゴル人がこのマリア像を運び出そうとしたところ、突然鉄のように重たくなってしまった。激怒したモンゴル人が刀で切りつけ、その際にできたのだという。しかし実際には、1430年に僧院に押し入った盗賊につけられたものらしい。(略)」

 というわけで、イスラム帝国の侵入ではなかったようです。訂正します。お詫びの印(?)に少し写真をアップします。ご笑覧あれ(クリックすると大きくなります)。

 * * * * *

   これがヤスナ・グラ僧院のなかにある黒い聖母像です。「この聖画には普段覆いがかけられているが、1日4回のみ参拝者のために覆いが外される。旅行者もその際に見ることができる」(『地球の歩き方』)そうですが、南野は運良く簡単に見ることができました。

     ご覧のように、聖堂内は巡礼者であふれかえっていました。ちょうど8月はカトリックでは聖母の月ということで、巡礼者がとりわけ多かったのだろうと思います。

   これが修道院の入り口になります。

reportage volontaire par : マリア

 カマルグの馬さんのリポートはさすが!! って感じですね。なんだか物語を読んでいる感じでした。私も次回、続きが聞ける事を期待してます。だって、次回は2時間連続ですので・・・。それにしてもボルドーフェア(?)って素敵です。無料でフランスに行けるなんていうプログラムが九大にあったとは・・・私も第二外国語をフランス語にしておけば良かったとつくづく思いました。何故スペイン語にはこんなプログラムが無いのでしょうか?? 差別です!! ドイツ語や韓国語にも同様のプログラムが九大にはあったように思います。日本ではスペイン語はメジャーではありませんが、世界に出ればかなりメジャーですぞ。九大の教育方針は間違っていると言いたいけれど怖いので止めておきます(笑)

 話は変わりますが、先生が飲み会をしたいとおっしゃってますが、私とカマルグの馬さんで一応計画を立てていたのですよ。再来週の木曜か金曜(17日か18日)にしようかと思っていたのですが、先生のご都合では18日の金曜の方が良いみたいなのでそうしましょか? 場所等はまだ全く決めておりませんが、もし皆様の都合が合えば是非お越し下さい。詳しい内容は後日授業の時にでもお知らせ出来るかと思います。

 ps 黒いマリア様の画像がHPに載せられていましたが、全体的に黒くてどこにマリア様がいるのか分かりませんでした。

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第7回・第8回(2004年6月16日、3限・4限)

reportage représentatif par :虹佳

 飲み会参加できなくて残念でした。夜に、前々から約束してた親友との大事な用事があったものでm(__)m 次回はぜひ参加します☆ 

 第7回、8回は、連続であり、長かったです。でも、先生からためになるいい話(?)も沢山聞けたのでよかったです。今回は、私は、前日一睡もしてなかったので、さすがに睡魔が襲ってきてて目がずっとしゅぱしゅぱしてました(;^_^Aすみません。確か、「概念」というコトバにすごく皆で悩みました。コトバとはほんとうに難しいものですね〜。とても勉強になりました。今後、概念というコトバを使うときには十分に注意したいと思います。

 さて、今回も、OURペースで読解が進みました。何回もでてくる文法にはだいぶん慣れてきて、訳がしやすくなってきたので嬉しいです。それから、毎回思うのですが、皆さん、内容の理解をするのが早いなぁ〜って、、、感動してます。私はなかなかできずに、?マークがよく頭に浮かんでます(^_^;) がんばります。積極的に沢山発言するのもがんばりたいです。

 あと、この講義の進め方についてですけど、私は好きですよ。私の個人的な意見ですけど、先生→生徒への一方通行ではなく、先生→生徒へ、生徒→先生へ、というふうに先生と生徒が一緒になって考えて悩んで意見を交わし、より深く理解していくのが、真に「学ぶ」という在り方だと、私は思っていますので…。

 大きな台風が近づいてますね〜。皆さん、気を付けましょう。次回は、きちんと睡眠をとってから授業に望みたいです。

(南野的独り言)たしかに今回虹佳氏はあまり発言しませんでしたねえ。質問も歓迎とは前にも書いた通りですので、これからはもっともっと活発に発言してください。ちなみに、突然笑い出すというのはふつう発言とは考えられていないと思います(笑)。

 concept を概念と訳すのにはとくにひっかからないのですが、conception を概念と訳すのはときどき、というよりむしろ、しばしばひっかかります。とはいえ、では日本語で概念って何なのか、と言われるとよくわかりませんでしたねえ。Françoise 氏持参の電子辞書(すばらしい!)の定義・説明を聞いてもなかなか分かりませんでした。

 今回はその他にもきちんと確答を提示できない場面がありました。教師として未熟だなと思いました。とはいえ、研究者というのはそういうもののような気がしますし、さらに言えば教師というのも本来そういうものなのかも知れません。これからも悩む場面があるかも知れませんが(いえ、きっとあると思います)、きちんと睡眠をとって参加してくれればそういう場面で助けて貰えるかとも思いますので、よろしくお願いしますよ。

reportage volontaire par : カマルグの馬

 そもそも仏における大学教授の地位というものは、第一に博士号、第二にアグレガシオン合格が条件である。

 まず博士号取得を目する学生たちは、テーマを登録し、数年をかけたのち、国家から博士号を授与される。平均で5年間、彼らは博士論文のために非人間的な生活を送るという。ボー教授の場合、(プライバシー保護法により検閲削除)。

 アグレガシオンは公法・私法・法史に分かれ、一回で2,3ヶ月にも亘るが、三分野それぞれが2年に1度しか開催されない。毎回博士論文を乗り越えた5,60人が挑んで、アグレジェされるのは5,6人という難関で、19世紀にデュギーらの競合した大アグレガシオンは今や伝説化している。

 いくつかある段階のうち、例えば通称24時間試験では、受験者たちがくじ引きで演題を決め、24時間後に集まって90分間の講義を行う。この準備期間中、彼らは何をしてもよいことになっている。誰を動員しようがどれほどの金をかけようが自由である。会場はだいたいパリにある医学部の教室で、つまり、出身地や財力人脈がモノを言ふ…。

 ちなみにパンテオンの近くにはアグレガシオンの時期に満員となるホテルがあって、H(自粛)先生様いつもここにお泊りです。

 結論として、仏大学教授たちは以上のように厳格なアグレガシオンを経ているがゆえに、その地位は非常に高く、同じ大学で教えていても教授と「助教授=講師」では驚くほど待遇評価に差がある。

 さてと。2コマ連続の今回、予習が大変でございました!

 そのうちいくらかは冒頭にあげた先生のアグレガシオンに関する講義へ早変わりしたわけですが、これがなくば予習はアウト。どうしてアグレガシオンが取り上げられたかを話せば長いことながら、すべて持ち込み可の試験は24時間試験と同じく最も実力を測りやすい方式だ、というのが契機だったようです。

 そういえば、今回は解釈の紛糾した箇所がひとつ。主語にOnが、動詞に条件法現在が使われたかの文章。これを挿入したのは著者かトロペールか。主語は誰を指して一体何を言いたいのやら。少なくとも前者に関しては、ボー教授(某教授、ではない)の原典に当たられた先生から、次回にでもご発表頂けるはずです。

 前回に引き続き長いですねえ。他の皆さんも頑張ってお話メモ取りましょうよ。一生懸命リポートしても私ばっかり白い目で見られるんだから。。

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第1回コンパ「少し遅めの暑気払い」(2004年6月17日、於楽市街道)

reportage spécial par : マリア

 今日は皆様お疲れ様でした m(_ _)m 非常に楽しかったです。日頃あまり話せない皆様とお酒を交えてお話しすることが出来て。
さて、今回残念ながら参加出来なかった人の為に簡単に今日の報告をします。

 まず、楽市の中の居酒屋で一次会を午後七時から三時間程度行いました。その後二次会はカラオケへと流れて行ったのであります!!(勿論先生も一緒)意外なことに先生は一度も生徒とカラオケに行った事が無かったそうなので、先生の歌声を聞く第一号の生徒の一人になれて良かったです☆ その肝心の先生の歌唱力なのですが、いやはやお見事!! という感じでした。一体どこで修行なさったのでしょうね・・・? 因みに先生が歌われた曲は・・・ここは内緒にしておいた方が良いでしょう。イメージが崩れてはいけませんので(笑)

 まぁ、そんなこんなで「先生と愉快なフランス語の仲間達」の飲み会は幕を閉じたのでした。ただ一つ心残りは、ミシェルさんの歌声を聞けなかったことです。またこのフランス語のメンバーで飲み会をしましょう!! 計画を立てます。

 ps 最終の電車で帰っていたら突然電車が急ブレーキをかけたので何かと思ったら、酔っぱらったおじさんが電車の前に飛び出したようです。幸い何事も無く済んだのですが。くれぐれも皆様、お酒を飲みすぎた時は注意しましょう。

reportage spécial par : ミシェル

 呑み会リポート

 なかなか学部ゼミ生がコンパを企画してくれないのを寂しくお感じであった南野先生は、外書の学生たちによるこのコンパ企画を喜んでくださったようでした。一次会は大学近くの居酒屋へ。やたらと元気のいい店員さんにいささか辟易としつつ、参加者(先生+院生1名+学部生3名)は楽しく盃を傾けました。南野先生を肴にした与太話にも華が咲きました。ただし「リアリズム法学と法実証主義」などのお堅いテーマにも話が及んだことは我々の名誉、わけても先生の名誉のためにも付け加えておきましょう。

 後から店に入ってきた学生風の団体さんたちのトーンの大きさに耐えかねて一次会は終了することにしました。先生、ご馳走様でした! 居酒屋で「カラオケは大好き! だけど学生さんと行くのはポリシーに反する」とおっしゃる一方、「俺は唄がうまい」とも公言された先生ご自慢の喉を拝聴すべく、その後、むりやり(?)先生を同じ建物内のカラオケ屋に引っ張りました。

 先生は、幾分ハイでいらしたようで、巧みに振りを交えながら数曲を熱唱。ウマいッ!!! デジカメや携帯で写真を撮る学生たちからフラッシュを浴びて、さながら「人気演歌歌手」のような先生でした(同時に写真もアップされることでしょう)。

(南野的独り言)みなさん、お疲れ様でした。楽しかったです。カラオケに学生さんと行かないというのはですね、行くとどうしても歌ってばかりでお話しができなくなるからです。というわけで飲み会は大好きですが、カラオケはちょっと、と思っていました。ま、しかし、ほんのたまにであれば、カラオケもいいかも知れません。実際今回は、マリア氏ご指摘の通り、僕にとっては初めての学生さんとのカラオケでした(もしかすると福岡で初めてのカラオケだったかも知れません)が、いやはや、大変楽しかったです。企画・参加してくれた諸君、ほんとうにありがとう。

 それでは二次会・カラオケ店での写真をご覧下さい。クリックすると大きくなります。それにしてもカマルグの馬さん、南野の写真を撮りすぎです! さすがに写真については、一部「検閲」させていただきました。。。

                                          

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第9回(2004年6月23日・3限)

reportage représentatif par : 万法精理

 本日のリポートをさせていただきます。今回の講読では、前回から問題になっていた、ミシェル・トロペールの引用部分のところの解釈から始まりました。私は飲み会で結果を聞いていたのですが、やはり、引用文を勝手に変更することはありえないだろうという自分の考えが正しかったようで、すっきりしました。それにしても、オリヴィエ・ボーは、そんなに論文の書き方を守らない人なんですか? 先生に疑われるくらいに。

 そういえば、いつもの「インターミッション」で、『法学教室』に書いておられる憲法の某先生が、言葉の意味を追求しすぎるのはよくないみたいにおっしゃられていたそうで、南野先生が「自分と真っ向から対立する意見だ」と反発しておりましたが、私は某先生のおっしゃることもわかるような気がします。というのも、いかにすばらしい真理を述べていたとしても、それが一部の研究者にしか伝わらないのでは、意味がないような気がするので。つまり、某先生は、「みんな論文はわかりやすく書いているんだ」という信念をお持ちなのでは? もちろん真理に到達するまでは、徹底的に言葉の意味を追求することは必要ですが。

 自分で言っていることがわからなくなってきそうなので、話を変えます。相変わらず、当たった場所をうまくこなせず、申し訳ありません。しかもmonarchieをつまずいてしまって、南野先生の「-archie」への情熱に火をつけてしまったみたいで、そのあとほかの支配制を探すことで時間がきてしまいました。次回は、しっかり言葉の意味をつかみたいと思います。

(南野的独り言)かなりすばやくリポートを送付してくれた万法精理氏、どうもありがとう。ただ、読ませていただいて、これではボー先生も某先生も怒るのではないかと心配になってきました。あまり南野の授業中の発言をそのままの形で書くのはやめてください(笑)。念のため少し補足させていただきます。

 まず、ボー先生について。いえいえ、論文の書き方を守らない人だとは申しておりません(汗)。ボーにせよ、トロペールにせよ、ああいう偉い先生方は、細かい形式にはあまりこだわらず、内容で勝負できるからすごいねー、というお話しをしたつもりです(だいぶんデフォルメしていますかね?)。誤植もあんまり気にしていないようです。

 つぎに、某先生について。この先生がおっしゃっているのは、言葉の意味を追求しすぎるのはよくない、ということではないと思います。そうではなくて、ほとんどどうでもいいようなことに拘泥して、肝心の中身がなにもないような論文を批判する趣旨ではないかな、と思います。某先生はですね、最近書かれた非常に面白い(学生向けの)論文のなかで、次のように書かれているだけです。

 「言葉使いにうるさい人々(諸君も注意しておいた方がいいが、この手の人々は、言葉使いにだけうるさいものである)からは、(中略)お叱りを頂戴するかも知れない。」(某書、2002年、信山社、66頁)

 南野の意見と真っ向から対立するようにも見えるというのは、南野は、言葉使いにはやはりうるさくあるべきだ(少なくともそういう場面はあるだろう)、と考えているからです。と同時に、言葉使いに「だけ」うるさいのはほとんど意味がないとも思っていますよ。ちなみに、論文はわかりやすく書かなきゃ、とは常々自分に言い聞かせています。

 最後に、「-archie / -cratie」シリーズをまとめておきますね。「網羅的であることを自負するものではありません」(!)。

anarchie monarchie oligarchie
démocratie théocratie aristocratie
gérontocratie phallocratie ploutocratie
autocratie (hiérarchie)
 

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第10回(2004年6月30日・3限)

reportage représentatif par : カマルグの馬

 残すところあと2回、速度が非常に遅いことは否めませんが、和訳は滞りなく進行中です。もっとも奇跡でも起こらない限り完成しそうにありません。難しすぎたかなあという呟きを耳にしましたが、まこと今更でございます。

 さて今回は南野先生の薀蓄が傾きすぎることもなく、言葉への緻密な態度にはお変わりありませんが、全体として、極めて穏当な時間となりました。ちなみに description 及び prescription に対する言葉選びの問題につきましては割愛させて頂きます(分からなかったんだもの)。そういえば、ボー先生の文法間違いが再び発覚しました。直接目的語は2つも要りません。

 最後に、ある‘lui' について、これが何を指しているのか、principe か何なのだ、というところで時間切れです。次回はここからですよ。以上非常にまともな内容でありました、私の予習が間に合わなかったことを除きますれば。ポンマリアよ一緒に頑張りましょうね。

(南野的独り言)あと2回ですか。。。消化不良の感は否めないですね。申し訳ありません。難しく、長かったです。もう少し短くて簡単なものを選ぶべきだったかも知れません。夏休みにでも続けて読了に挑戦してみてください。

 一言だけ、問題の lui ですが、信頼できるフランス人に早速確認したところ、やはり南野説+万法精理説(だったかな?)が正解で、これは idéologisation ではなく principe を受けている、とのことでした。やれやれ。

reportage volontaire par : ミシェル

 constitution de l'ancienne France ですが、フランス法辞典等でその語そのものを発見することは出来ませんでした。ただ、やはり「フランス革命以前の政体」と訳して、直前の la monarchie を説明していると判断することになるかと思います。(cf.l'Ancien Régime : アンシャン・レジーム(革命以前の制度)、 constitution républicaine : 共和政体(共和制)、共和国憲法)

 本日もなかなか進みませんでした。内容的に、考慮や説明を要することが増えてきたこともありますが、僕の担当部分でいくつも躓いてしまい、反省しております。最後の「lui」も積み残してしまいました。誰かピッタリくる解を提示してください!

 授業中ずっと「ミシェル」「ミシェル君」と呼ばれ続け、「このままそれで固定してしまうのか?」とちょっと心配しておりましたが、最後は名前で呼んで頂き、ホッと一息でした。

 残りも少なくなりました。皆さん、どうぞ最後までよろしくお願いいたします。

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第11回(2004年7月7日・3限)

reportage représentatif par : 虹佳

 今回は、先生の「チョコボール」発言などが面白すぎて、ずっと笑っていた気がします。今だにあの時のことを思い出すだけで吹き出してしまいます。ちなみに私はキョロちゃんが大好きで、目覚まし時計がキョロちゃんで「クウェッックウェッックウェ〜朝ご〜は〜ん〜…」と言って起こしてくれるのですが、キョロちゃん目覚まし時計を見るたびに思い出しています。カマルグの馬さんがいらっしゃらなかったのが残念です。

 今回、また謎の挿入文があって、皆で悩みました。Olivier Beaudさん本人に聞いてみたいですね(笑)。今日はP155の23行目まで進みました。

 ついに次回で最終回です。驚愕の奇跡が起こるかもしれませんね☆ 一つの文が長くて難しそうなのがいっぱいありますが、予習頑張ります。皆さん、最終回も楽しく頑張りましょう。

(南野的独り言)「チョコボール」発言は大変失礼いたしました。万法精理氏の外見のラディカルな変容に驚愕してしまったのが原因かと思われます。実は本日(7月9日)、八田助教授の民事訴訟法の授業で最後に少し時間をいただいて、「オープンキャンパス」の宣伝をしてきたのですが、一番前に万法精理氏が座っていました。やはり、目立ちますよ(笑)。

 いよいよ次回は最終回。フランス語外書講読の最終回が7月14日だとは、なかなか結構な偶然かと思います。そろそろ定期試験も近づいており、みなさんも大変でしょうが、がんばって予習してきて下さいね。ちなみにこの授業は試験を行わず、これまでの平常点で単位認定・評価を行います。

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第12回(最終回)(2004年7月14日・3限)

reportage final par : マリア

 とうとう、長いようで短かったフランス語外書講読の授業が本日、7月14日に終了しました。

 4月に色々なきっかけで参加することになった私ですが、フランス語はド素人でどうなることかと思いましたが無事4ヶ月続けることが出来ました!! 4ヶ月たった今も私のフランス語力はあまり変わらないのかもしれませんがね。最後の最後まで発音には慣れなかったし、自分の勉強量の足りないことを痛感しました。でも、思うに、同時に英語・スペイン語・フランス語を勉強しようという方が無理だったのかも。正直、この前期はフランス語へ時間をあまり割けなかったので、夏休み辺りに再度文法からやってみようと思います。

 南野先生へ
 この授業で扱った論文は非常に難しかったですよ。私にはサッパリでした。今度はもう少し読み易く、短いものを選んでみてはいかかでしょうか? 私のトンチンカンな訳にも怒らず(?)聞いていただいて有難うございました m(_ _)m  では、私達が試験で苦しんでいる間、フランスへの旅を楽しんで来て下さい〜 お土産期待せずに待ってますからね(笑)

 皆様へ
 初心者の私が入ったことで、もしかしたら授業の進度を遅くしてしまったことをお詫び致します。でも、少人数で授業ができたことは凄く楽しかったです。突然笑い出す方がいたり、チョコボールになっていたり…(すみません) もし、授業外で見かけたら気軽に声をかけてやって下さい。

 ps 明日は「追い山」です。早起き得意な方、挑戦してみてはいかがでしょうか。

reportage final par : 万法精理あらためチョコボール

 どうもチョコボールです。べつにこの期に及んで、ペンネームを変更する意図はありませんけど…。それにしても「外見のラディカルな変容」とは…。先生も「ラディカル」という言葉がお好きですね。

 それはともかく、最終回お疲れ様でした。私は毎回、訳が当たっていたのですが、初めて当たらずに時間が来ました。それもなんだか寂しいような気がしました。

 結局、最後までたどり着く事なく終わってしまいましたが、フランス語の実力は着実についているはずです。きっと。

 また、来年もおそらく聴講させていただく事になると思います。そのときは、もう少し読みやすいテクストをお願いします。それでは、これで失礼します。

reportage final par : ミシェル

 いよいよ最終回。
 授業中にもふれられましたが、仏語外書講読の最終回が7月14日というのは、なかなか興味深い日程となりました。

 選挙総括から授業は始まりましたが、的中率高いと評判の南野選挙予想も今回はいささか的中率が低かったようです。確かに「共産党躍進」説はありえない予想でした。とはいえ、僕の事前予想も、某M先輩の事前予想も微妙に外れたのではありますが…。

 本題のフランス語ですが、僕の担当部分では、特に、「positive」に躓いてしまい、お時間をとらせ失礼いたしました。そのほかにも、引き続く「チョコボール」発言、「つけあがるなよ」発言、最終回でもやっぱり生じた虹佳さんの突発的な独り笑い等ネタは多いですが、そのあたりは他のリポートにお任せすることにいたしましょう。

 うまくして僕が進学できたなら、相見える日も来ようかと存じます(そうでなくても構内ですれ違ったりしましょうが)。

 では、受講の皆様、Au revoir

reportage final par : 虹佳

 ついに、最終回を迎えてしまいました。振り返ってみて、…難しい内容で、いろいろ苦戦しましたが、でも、楽しかったことのほうが多いです。少人数で、前のリポートでも書きましたが、この授業の進め方が好きだし、じっくりとみんなで考えたり、面白いこともたくさん起きて、楽しく取り組めました。訳の仕方も、まだまだですが、でも、コツがたくさんつかめた気がします。たぶん。

 第一回が始まる前は、不安だらけでしたが、最終回まで頑張れてよかったです。受講して良かったとしみじみ思います。

 皆様、お疲れさまでした。皆様と一緒に取り組めて本当によかったです。意味不明な訳をしたり、理解できない日本語をしゃべったり、突然笑いだす私ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。

(南野的独り言)みなさん、お疲れさまでした! 最後の授業の際に撮影した写真をアップします(クリックすると大きくなります)。

            

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