全学教育機構自己点検・評価委員会の作成による

「全学教育科目の学生による授業評価」 

(高年次履修科目 2005年度前期)「日本国憲法」

(担当:南野 森)

2005年7月12日実施

回答数:69

設問と回答の集計結果

A 授業クラスのコード番号(略)

B この授業クラスの情報を、以下の(  )に記入してください。

1) ( 火 )曜日・( 1 )時限
2) 授業タイトル名 (日本国憲法)
3) 授業の担当者名 (南野 森)

以下、C,D,E,Fの質問に対して、該当する項目に付された○を黒く塗りつぶしてください。

C あなたのこの授業の欠席回数は?

欠席なし
 18 
26%
欠席1回
 12 
17%
欠席2回
 11 
16%
欠席3回
 11 
16%
欠席4回以上
 14 
20%
無回答
  3 
 4%
合  計
69

D あなたは、この授業の理解・修得のために、予習・復習を含めて努力しましたか?

かなりした
  0 
 0%
ある程度した
  5 
 7%
どちらとも言えない
 15 
22%
あまりしなかった
 21 
30%
ほとんどしなかった
 26 
38%
無回答
  2 
 3%
合  計
 69 

E あなたがこの授業を履修して思ったり感じたりしたことのうち良かった点は?(複数回答可)

授業内容が今後につながるものだった
 31 
授業内容の構成が適切なものだった
  9 
授業を通して調べる姿勢を獲得した
  3 
授業の準備が周到になされていた
  6 
授業を通して考える力を培った
 12 
授業に双方向性があった
  1 
授業に能動的な姿勢で参加した
  9 
教師に教育者としての熱意を感じた
 18 
勉学への動機づけが高まった
 12 
学者・研究者との出会いがあった
  2 
学問・研究への関心が広がるものだった
 17 
その他(内容は裏面に記入してください)
  5 
合  計
125 
無回答
 8

  「その他」と回答した者の自由記述回答

貴重なビデオが見れて良かった。
とても興味深い授業でした。面白かったです。
通常の講義だけでなくビデオを用いたことにより、どの学部の人も、憲法制定過程、改憲問題、日本人の戦争認識等に対して理解を深めることができたのではないでしょうか。また、講義の際はことばを吟味し、綺麗な日本語で話して下さったので、非常に聞き取りやすかったと思います。以上です。ありがとうございました。
講義では殆ど板書はなかったものの、こちらの心に火を点けてくれるような内容ばかりでした。
憲法について、今までの見方が180°変わった。とてもよかった。
教養が身に付いた。MLやHPが充実していて何かと便利だった。
ビデオが非常に興味深い内容でした。憲法の精神、みたいなものに少しでも触れることができたのがよかった。
これまで憲法についてほとんど全く興味を持ったことがなかったが、初めてその内容を考えることに魅力を感じたので、自分でも驚いている。

 

F あなたがこの授業の改善について要望したいことは?(複数回答可)

授業のテーマ・目標を明確にしてほしい
 14 
共通授業概要を尊重してほしい
  3 
シラバスを充実させてほしい
  5 
授業内容をもっと易しくしてほしい
  4 
授業内容をもっと精選してほしい
 10 
授業の進行をゆっくりしてほしい
  1 
理解度を把握して授業を進めてほしい
  9 
理解できるように説明に工夫がほしい
  6 
学生をあまり軽蔑しないでほしい
  1 
授業の準備をもっとしてほしい
  0 
予習・復習をするよう促してほしい
  0 
成績の評価基準を示してほしい
 13 
声が届くようにしてほしい
  0 
板書を読みやすくしてほしい
  7 
視聴覚機器を活用してほしい
  2 
授業の開始時間を守ってほしい
  2 
授業の終了時間を守ってほしい
  7 
休講を少なくしてほしい
  8 
補講を行ってほしい
  2 
その他(内容は裏面に記入してください)
  4 
合  計
98 
無回答
 20 

  「その他」と回答した者の自由記述回答

休講をもっと少なくしてほしかった。
授業の意図がわからない。
教養科目では、あまり主観的考えは無い方がいい。話のポイントを板書するか、教科書中の該当部分を示してほしい(アンダーライン)。
休講の多さ。
授業に沿った教材(教科書)をうまく授業中に活用してほしい。
全学教養科目なのにハードルが高すぎる。
授業で使ったビデオがとても良かったので、もう一度みたい。
理系の学生にももっとわかりやすい授業にしてほしい。内容が専門的すぎて難しかったので。あと、結局何が重要で何を伝えたかったのかが伝わってこなかったので改善してほしい。
できれば、日本国憲法の全範囲を網羅してほしかったです。

担当教員の所見

 授業評価に協力してくれた諸君、どうもありがとうございました。

 (1)この授業の改善すべき点にかんして、3点だけコメントを。まず、休講が多かったという指摘についてですが、文字通りの休講は一度体調を崩した際の一回だけです。おそらく、担当教員の海外出張のため授業開始が4月26日からであったことがこのような評価につながっているのだと思われますが、シラバスにはあらかじめその旨記載しておきました。とはいえ、合計3回分の補講は行うべきであったと反省しています(ここまで書いて気がついたのですが、この授業の場合、カリキュラム上補講は実際には不可能ですね。。)。申し訳ありませんでした。関連して、授業開始時間の変更はビデオ鑑賞に伴うものでしたが、事前にMLで変更を通知しておいたはずです。それを除けば授業は毎回きっかり8時40分に始めていたつもりなのですが。。。授業終了時間が若干延びてしまうことがあったのは、申し訳なく思っています。

 つぎに、授業内容を精選すべきという意見が多かった点については、「日本国憲法の全範囲を網羅してほしかった」という個別意見ともあいまって、担当教員に反省を迫るものと考えます。しかも、シラバスにあらかじめ記載していた授業内容とは結果として大きく異なった内容になってしまったことは、なんのためのシラバスか、看板に偽りあり、と批判を受けても仕方のないことと思います。このような事態になってしまったのは、この全学教育「日本国憲法」が担当教員にとっては初めて担当する科目で、どのような学生がどのような目的でこの授業に臨むのか、ふたを開けてみなければわからなかった、というのが大きな理由です。完全に担当教員に非があると思います。はじめの数回授業を行ってみて、日本国憲法の全範囲を順番に講述する方法よりも、むしろあのような授業形態をとった方が意義があると考えるに至ったため、授業中にも何度か説明したとおり、当初の予定を大きく変える授業内容になってしまいました。いずれにせよ、授業の進行具合に応じてシラバスを書き直すべきであったとは反省しています。申し訳ありませんでした。

 最後に、成績評価基準を示すべき、授業のテーマ・目標を明確にすべき、という指摘については、いずれも、授業の冒頭のみならず、何回か折りにふれて授業中に口頭で説明したつもりです。

 (2)この授業の「良かった点」についての意見は、その多くが担当教員としていわば教師冥利につきるものでした。

 

 それではまたどこかで会いましょう(笑)。充実した学生生活を送ってください!(2005.7.12.記)

 

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