九州大学法学部 2006年度

法政基礎演習2  (担当:南野 森)

「芦部信喜『憲法判例を読む』を読む」

受講者(法学部2年生)による授業風景リポート集

 

更新:2006年7月16日

第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
最終回
 

 

第1回(2006年4月18日・火)〜自己紹介・活動計画決定・顔合わせコンパ等

投稿者:ゆー   #001

 今日はゼミ初日でした。初対面の人も多かったので最初はみんなよそよそしく自己紹介してましたが、先生の巧みな話術のお陰でかなり緊張がとけました!! さっそく顔合わせコンパもあり、みんな1日で仲良くなれたのでこれからのゼミが楽しみです♪

投稿者:SHORIN

 どんなゼミなのか?先生はどんな人なんだろう?知り合いいるかな?そんな不安で幕を開けた初めての南野ゼミ。緊張しつつ自己紹介してましたが、先生の活躍で緊張が解けました。
 その後のコンパでは、初対面の人とも仲良くなれたのでよかったです。
 これから半年間ゼミを楽しみつつ、真面目に勉強しようと思います。

投稿者:みー

 ゼミ初日でかなり緊張してましたがみんなとも打ち解けられてよかったです! もうすでにこのゼミでよかったと思ってます(^^ゞこれからみんなと楽しくて充実したものにしていきたいです☆

投稿者:むらまさ☆

 一回目の講義を終えて、おそらくみんな感じただろうけど楽しかったです。今まで授業を受けたことない先生だったので緊張して教室まで行ったけど、南野先生はフレンドリーな感じで授業も笑いが絶えず明るい感じでした☆ 半年間こんな感じで楽しくできれば最高ですヾ(≧∇≦)〃

投稿者:AIBON   #005

 今回の飲み会は楽しかったです! 酔ってからんだり携帯無くして騒いだりと色々迷惑かけてすみませんでしたm(__)mまた飲み会やりまっしょう!

投稿者:さつま

 ゼミ初日の前夜は眠れなかったほど不安でしたが、コンパも授業も楽しかったです。みんなフレンドリーだったのでこれからの授業が楽しみです。

投稿者:ぴかる

 初回のゼミは授業時間の90分と夜のコンパを通じて、先生も生徒も打ち解けることが出来たようでとてもいいスタートを切ったと思います。
 これも南野先生の人柄と腕っぷしのおかげなんでしょうね。
 最初に出された文献の量には正直驚きましたが、南野先生の講義、受講生に対する気持ちもよくわかったので、本気で取り組んでいこうと思います。
 コンパは楽しかったし、個人的に聞きたいこともいくつか聞けてよかったと思います。
 また六本松周辺で、南野先生からの連絡が来るのが楽しみです。笑

ゼミコンパ写真

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第2回(2006年4月25日・火)〜第1講「違憲審査制の特色」(1〜47頁)

投稿者:ぴかる

 本日は、今回の課題図書の一章に書かれていた違憲審査制をテーマにしたゼミ。
 前回の顔合わせの雰囲気とは違った緊張感を感じました。
 今回のゼミは、ゼミ全体に関しても、また各受講生にとってもいくつか課題の残るゼミだったと思います。
 ゼミ全体に関しては、全体の時間配分がうまくいかなかったことが挙げられます。先生の予想と違い論点が複数に及んでしまったことなど理由はいくつかあると思いますが、全体としてばたばたした印象を感じました。各受講生にとっては、レジュメの作成方法や準備の充実、論点の統一などが挙げられます。僕個人としても、資料には目を通しても、読み込みの浅さを実感しました。
 次回のゼミまでには時間があるので、その間にしっかり学び、自分が学んだことを確認する場としてゼミを利用していきたいと思います。
 いずれにせよ、次回以降のゼミではこれら課題を各人が意識していく必要があると感じました。

投稿者:むらまさ☆

 今日は初の本格的な授業でした。発表した三人もその他の人も僕的にはがんばってたんではないかと思います。ちょっと難しかったし、予習とかもかなり多くて大変ではありますけど、ためにはなるし僕は楽しかったです(^-^)v

投稿者:KEN   #010

 今回のゼミは非常に大学らしい授業のような気がしました。
 感じた点としては、予習における論文の分量が多く、また難解であるため、ゼミで取り上げれない項目も多くなり、消化不良に陥るのではないかということです。各人の理解度は異なると思いますが、その様子を見ながら調整する必要もあるのではないでしょうか。
 ただ論文の読み方が甘かったというのは個人的に感じているので、これから一層頑張りたいと思います。

投稿者:シャカリキ

 今回は内容を取り扱った第1回目であったけど、しょっぱなから僕は予習が不十分で、議論に乗れてなくて、ゼミ受講者の学習態度として問題があったと反省してますm(_ _)m でも、だいたいどんな感じで進行していくのかがわかってよかったです。今回のゼミに出た限り、内容が自分には高度に感じたけど、なんとか次回からはくらいついていこうと思います。

投稿者:たなーしぃ

 やはり「とりあえずは読んできた」ぐらいではだめでしたね。自分から進んで発言しようというレベルに到達していませんでした。
 難解ですけど、自分なりにきちんとひとつひとつ考えてくる必要があるようです。 それにしてもこの膨大な資料の量…。
 来週はお休みなのでまた再来週☆ みなさん悔いのないゴールデンウイークを( ・ω・)ノシ

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5月2日(火)は、法学部では授業を行いません(すべて休講となりますので注意してください)。

第3回(2006年5月9日・火)〜第2講「人権総論(1)」(49〜84頁)その1

この回の授業風景リポートの投稿はありませんでした・・・(涙)

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第4回(2006年5月16日・火)〜第2講「人権総論(1)」その2

投稿者:ミツ

 今回の授業に対して、考えるという姿勢が不十分で議論についていけず、ただただ反省するばかり…もっと気を引き締めてかからねばと思いました。

投稿者:兄貴

 今回の発表は「私人間効力」についてでした。あらかじめ渡されていた論文が理論的で難しく、正直なところ高橋先生の「新無適用説」の展開などはよくわかっていない部分を多く残したまま授業をむかえてしまいた。しかし、発表が分かりやすくまとめられており、なんとか自分なりに理解したように思います。
 今回の論点として「三菱樹脂事件の判決の学説上の立場は?」が挙げられていました。私としては「間接適用説」、「無適用説」のいずれを取ったとしても大きな差はないのではないか、と考えます。間接適用説のいう人権規定を民法90条に反映させる方法で上記の問題に対処すること、新無適用説のいう「個人の尊厳」を90条の解釈に用いて対処する。根拠こそ違えど結果は同じであり、またどちらの根拠も人間として当然に持つ権利に依拠しているように思います。新無適用説は間接適用説を憲法の原則である「公対私」に立ち返らせたもので、両者は実質的には同じことを言ってるのではないかと感じました。
 次回は早くも第3講で折り返しです。今回もたくさん論文あります。一週間で読むのは正直きついですね。けど、法学部に入った以上、読みまくらんといかんってのも運命なんで頑張っていきましょう。

投稿者:SHORIN   #015

 南野ゼミでの初めての発表だったので、緊張しました。今やっと終わったと安心してます。しかし、2週間後にまた発表なので、準備頑張ります。

投稿者:AIBON

 今回のテーマの私人間効力はかなり難解な問題で、資料を読んでみたものの未消化の状態でした。討論もあまりできず、すっきりしないで居る時に、先生が「間接適用説と無適用説はあまり変わらない」と言ってくれて、ホッとしました。次はよく理解した上で授業に臨み、討論も行いたいと思います。

投稿者:エモルギー

 今回はこのゼミで初めて発表しました。事前に発表のメンバーと集まって発表内容を考えていったのですが、同じ資料を読んでいっても他の人はすごく深く理解していて驚きました。私はまだまだ読解力に欠けているということに改めて気付けたので、次回からは今まで以上に資料をしっかり読んでいこうという気持ちになりました。今回の発表で残念だったのは、時間配分です。本当は最後のディスカッションの時間を多くとりたかったのに、結局20分くらいしかできませんでした。次の発表のときには、質疑応答の時間なども考慮して時間配分をしていきたいです。

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第5回(2006年5月23日・火)〜第3講「人権総論(2)」(85〜122頁)その1

投稿者:エモルギー

 今日のテーマは公共の福祉についてでした。事前に配布されていた資料が各学説について詳しく書かれていたので、てっきり今回は「どの学説を採るべきか」を話し合うのかと思っていました。結果的にそのような話し合いの機会が時間内にもたれなかったので、他のゼミ生が各学説に対してどのような意見を持ったのか、また、公共の福祉をどのように捉えているのか機会があれば聞いてみたいです。また、今回の発表は学説の流れなどはよくまとめられていて知識の整理にはなりましたが、配布資料から発展した内容などが少なかったと思うので、先生の補足講義(?)はよかったのではないかと思います。

投稿者:兄貴

 今回の授業では「公共の福祉」をテーマとして、「全農林警職法反対あおり事件」と「薬事法距離制限条項違憲事件」についての発表がありました。いずれも複雑に学説的な対立があり難解かと思われる事件ですが、よくまとまっており、発表者の方は大変苦労したのではないかと思います。本当にお疲れさまでした。
 ただ、配布された公共の福祉に関する高橋先生と長谷部先生の学説の対立について触れられていなかったのは残念でした。判例にとらわれるよりも、学説間の対立に重点を置いてもおもしろい内容になっていたのではないかと思います。また、判例に関しても、「全農林警職法反対あおり事件」までの判例の流れと公共の福祉の学説の考えとを対比させ、それ以降の事件(例えば「岩教組学テ事件」)での考えをまとめても興味深いものになったのかなと思います。
 今回の発表の際に一つ感じたことを挙げるとすると、「全農林警職法反対あおり事件」で判決は「公共の福祉」を根拠に公務員の争議行為を禁止するとは直接は書いてない、ということです。もちろん制限の根拠をみれば「公共の福祉」を用いるのと異なるものではないのですが、ではなぜ明記しなかったのか。それは先生も少しおっしゃったのですが、「公共の福祉」で何でも制限のできた頃の判決とは異にすることをアピールしたかったのではないかと考えました。
 来週は「二重の基準論」についてです。難しい内容ですが「公共の福祉」よりも資料が少ないんで少し気が楽ですね。その分しっかり読み込みたいと思います。

ゼミ風景写真

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2006年5月30日は休講としました。ごめんなさい。 → 7月4日(火)5限に補講を行います。

第6回(2006年6月6日・火)〜第3講「人権総論(2)」その2

投稿者:むらまさ☆   #020

 今日も授業お疲れさまでしたm(_ _)m今日の二重の基準論の講義は難しかったです。もし予習してなかったらわからなかったです(^_^;)でもしっかり予習して講義についていければ力はついているのかなって改めて思いました。講義の中盤にささかかりましたが、あと半分みなさんがんまりましょう(^o^)/

投稿者:No.8

 今回の講義で『Double-Standard』を表す用語として『二重の基準』が不適切ではないかという話が出ましたが、私も適切ではないと思います。気になったので辞書で調べたところ、『二重』という言葉にはやはり二つかさなるという意味しかないのに対し、『Double』という用語には米人の友人に聞くと、二つかさなるという意味と二つの部分という意味があるそうです。『Double-Standard』では後者の意味を表していると思われます。講義でこの話が出るまでは、こういう考えは全く出てきておらず、与えられた情報をそのまま受け入れていたので今回のような指摘があったときには驚きました。同時に、ただ習うだけの受動的な態度を改善しなければと思いました。このゼミも第3講を終えて折り返し地点まで来たので、もう一度気を引き締めていこうと思います。

投稿者:ぴかる

 前回が休講だったので、2週間ぶりのゼミとなりました。
 二重の基準論(ダブルスタンダード)に関する発表のあと、「二重」と「ダブル」の言葉の違いに関して、その用法は適切かどうかの議論になりました。
 いくら今からなんと言おう変わらないようなトピックであっても、しっかり話し合えたことで、僕自身は疑問に感じていた点がある程度すっきりしたのでよかったと思います。
 しかし今回は、「全員が少なくとも一回は意見を出す」という目標が達成できなかったのが残念です。
 発表者側からゼミの前にいくつか論点を提示しておくと、参加者全員が意見を出しやすいかもしれません。
 いずれにせよ(次回は時間的に厳しいとしても)、レジュメなどを会の前にデータで送っておく方が効率がよいと思うので、同意してくださる方は次回からよろしくお願いします。

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第7回(2006年6月13日・火)〜第4講「包括的基本権と平等原則の判例」(123-166頁)その1

この回も授業風景リポートの投稿はありませんでした・・・(涙)

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第8回(2006年6月20日・火)〜第4講「包括的基本権と平等原則の判例」その2

投稿者:みー

 今回は、平等原則についてでしたが、判例は尊属殺人に絞って行われ、判決についてそれぞれの意見を聞くことができました。発表時間もこれまでと比べて短く、議論の時間を取ることができていたし、あらかじめ論点がいくつか挙げられていて、発表しやすかったのではないかと思いました。さすがに全員の意見は聞けなかったけれども、議論の時間を確保できたのは良かったと思います。
 あっ、それから、次の発表者のように次回のテーマをあらかじめ挙げておくのは良いと思います。暑くなってきましたが、ゼミのほうも熱く、みなさん頑張っていきましょう☆

投稿者:ぴかる

 本日のゼミは、前回が途中で中断してしまったため、5人の発表者により進められていきました。
 今回の発表は、各人それぞれしっかり調べてきたということが伝わり、ディスカッションの際の論点もある程度しぼっていてくれたおかげで、今まで一番「いいゼミ」になったのではないかと思います。
 発表者のみなさん、お疲れさまでした。
 追記ですが、南野先生、坂本さん、笠木先生、おいしいお酒とお料理、そして楽しいお話、本当にごちそうさまでした。

投稿者:ゆー    #025

 今回は自分が発表の番でした。文献を調べるなどの作業にも少し慣れることができました。調べるのは大変でしたが、発表はそれなりにうまくいったのでよかったと思います。早いものでゼミも残り数回ですが、だいぶ論文を読むことにも慣れてました。次も多いですが頑張って読んできたいと思います。
 南野先生、坂本さん、笠木先生、久しぶりに大爆笑させて頂きありがとうございました(笑)料理もお酒も本当においしかったです。ごちそうさまでした!!

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2006年6月22日・木

ゼミコンパ写真

 

 

第9回(2006年6月27日・火)〜第5講「精神活動の自由の判例」(167-235頁)その1

投稿者:エモルギー

 今日は靖国訴訟を通して信教の自由と政教分離について考えました。みんなで話し合う論点の1つとして、靖国への首相の参拝は違憲か否か、という論点を挙げました。私は公用車の使用・秘書官の同行などから明らかに公式な参拝であるし、公式な参拝である以上、政府と一宗教の関係が他宗教と比較して特別なものになると考えられるため、政教分離に反する=違憲だという考えしかないのではないかと思っていました。でも、ゼミ生の中に合憲であると主張する人が数名いたので、少し驚いたし、やっぱり色んな考え方があるんだなぁととても興味深く意見を聴くことができました。全体としては議論する時間を、理想とする時間の半分くらいしかとれなかったことが残念でした。ただ、時間は少なかったけど、他のゼミ生の意見が聴けて有意義だったと思います。来週はもっとみんなと意見交換をしたいです。

投稿者:ハイジ

 今回のゼミではみんなが意見を発表する時間が少し長くとれたのでよかったと思います◎靖国参拝は違憲か合憲かの議論では、違憲とするほうにもっと意見が偏ると思っていました。いろいろな意見が聞けてよかったです!

ゼミ風景写真

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第10回(2006年7月4日・火・2限)〜第5講「精神活動の自由の判例」その2

投稿者:KEN

 今回の外務省秘密電文漏洩事件についてですが、公開されたらまずい秘密というものがあり、そのために国公法100条のような規定が設けられていて、立法目的はその秘密を漏洩させないためだと考えます。
 そして今回の取材方法は正当なものとは言えず、111条に厳密に該当すると考えられるかは難しいとこですが、立法目的が言わんとしてることには該当していると思われるので、ほう助と言ってもよいのではないかと思います。
 そう考えると、取材の自由が制限され、都合の悪い情報が隠されるということも起きそうですが、この問題の解決のためには、そそのかしの基準を緩くするというよりも、国や報道のシステムを考え直すべきだと思います。

投稿者:兄貴

 私は今回の「外務省秘密漏洩事件」では事務官を有罪、記者を無罪とすべきだったと思います。
 事務官に関しては判決のとおり国家公務員法100条により有罪で妥当だと考えられます。
 しかし、記者に関しては先例にしたがって取材の自由を広範に認め、記者の行為を「そそのかし」と解すべきではなかったでしょう。記者のした行為自体は確かに社会的にみて正当とは言い難いものですが、先生もおっしゃったようにジェンダーを排除して中立に考えるべきだったはずでしょう。そうして、記者に関しては無罪が妥当だと考えられます。

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第11回(補講:2006年7月4日・火・5限)〜第6講「経済的自由・社会権の判例」(237-262頁)その1

投稿者:しお   #030

 今日は1〜5限まで授業が埋まっている上にゼミが2コマもあるということで、私を含めて疲れた様子の人が多かったように思います。しかし、最初の頃に比べてみんな自分の意見を発言できるようになったと思うし、いい授業だったと思いました。
 学説では積極・消極目的規制が強く言われていたのに対し、実際の判決ではそのようなことをもとに判断してないということだったので、正直驚きました。
 次回は最終回なので、これまでで一番と言えるような授業になることを望みます。

投稿者:ぴかる

 今回は2回目の発表となり、内容について悩みに悩んできたのですが、結果的に意見交換もよくできたのではないかと思い、頑張った甲斐がありました。スケジュール的に厳しかったと思いますが、みなさんお疲れさまでした。
 ただ、残念だったのは、今回も「全員発表」の目的が達成できなかったことです。事前に資料を配ったのはこの目的を達成するためだったのですが、
達成されず、反省点が残る結果になってしまいました。
 しかし会を重ねるごとに活発になっていく南野ゼミも、次回で最終回。きっと活発な会になることでしょう。僕も積極的なディスカッションができるよう、しっかり準備していきたいと思います。

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最終回(2006年7月11日・火)〜第6講「経済的自由・社会権の判例」その2 涙の最終回

投稿者:ぴかる

 今回のゼミでの最大の収穫は、自分が法学を学ぶことが好きだということに気づいたことです。それも南野先生のおかげだと思います。本当にありがとうございました。

 今回は前回に引き続き、経済的自由がテーマ。その中でも財産権を中心に扱った回となりました。
 報告者の方々、お疲れさまです!!!
 個人的にはつまずきつつも最終的には考えを固められてよかったと思います。全体としても、今回は学生同士で意見交換をする場面も多く見られ、よかったのではないかと思います。
 しかし、発言する人が限られていたことは問題でしたし、なにより報告が終わった後のしばらくの沈黙が気持ち悪かったです。報告後の質問の時間と、論点について話し合う時間が分けられていなかったこと、論点が絞られた形で事前に周知されていなかったことが原因かな、と思います。
 さてさて、長いようで短かった全12回でした。(ありきたりでごめんなさい)
 長い短いというのは時間もそうですが、初回のゼミで配られた資料の文の長さを見たときは、思わず「長っ!!」と心の中で叫んでしまいました。しかし、最終回の資料はどことなく短く感じた気がします。少しは文章を読む力が身に付いた、ということでしょうか。
 ただこの程度の量はきっと序の口で、これからもっと分厚い文献を読み解いていていかなければいけないのだろうけど、どんとこいという気持ちでしっかり学んでいきたいと思います。今回学習した内容についても、夏の時間を使って憲法を一通り勉強し直して、後期の人権論の授業を心待ちにしたいと思います。
 ゼミ参加者のみなさん、南野先生、半期にわたる授業お疲れさまでした!!!

投稿者: No. 8

 今回の講義は今までで一番議論ができていたように思います。森林法や共有に関しての知識が乏しく、私の発言も拙かったかもしれませんが最後に自分の意見を言えて、それに対する反論も聞けたので私にとってはばっちりな最後でした。なにより自分が想像してた以上に頑固なことを知ることができました。一つ加えるなら、みんな自然を大事にしましょう。       
 第3希望でこのゼミに参加することりなりましたが、このゼミに入れてよかったと思っています。やっぱり運命だったのでしょう。これからの勉強に大いに役立つことを経験できたと思います。半年間でしたけど南野先生にはお世話になりました。ありがとうございます。そしてみなさんもお疲れさまでした。

投稿者:みー

 今回は、森林法を扱い、財産権について考えたが、森林法によって守られる森林の少なさと制限を受ける人々の負担を考えると、極めて少数の人々のみが制限を受けるのに、それによって守られる森林はとても少なく、違憲判決が出た結果は妥当ではないかと思います。判決文の中で具体的数値を上げて書かれていた意見は非常に説得力があったように感じます。「数パーセント」が「スーパー銭湯」に聞こえるかわいいハプニングもありましたが、全体としてはさまざまな意見が出てよかったのではないかと思います。
 振り返ってみて、最初は資料が多く感じていましたが、だんだん普通に感じてきて何とも思わず普通に読んでいました。慣れってすごいっすね!!(^^ゞ 多少は力がついてると嬉しいです。これから先もっと多くの文献にあたっていこうと思います。
 とてもいい雰囲気の中、楽しく学べてよかったです。南野先生、ゼミの皆さん、前期の間本当にありがとうございました。

投稿者:シャカリキ

 南野ゼミで勉強したこの前期を振り返っての感想は、まずなんといってもかなりの量の論文や判例を読んだなあです。ただ、漫然と読んでいてもちっとも頭に入らず、何度も同じ場所を読み返したりして、大学に入学して1年でだいぶ文字に弱くなってしまったことや、あんまり法学部向いてないのかと嘆いたりしてました。他には、内容的なもので二重の基準論や目的規制二分論について、その基本的な考え方を理解できたところが良かったです。これらのことも、具体的な事件の判例を導入として用いることで、理解しやすくなって良かったと思います。この4ヶ月で憲法学の奥深さを少しでも垣間見ることができて、南野ゼミに入って貴重な経験をしたなと思いました。最後にゼミの皆さんお疲れ様でしたm(_ _)m

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