九州大学法学部 2009年度前期 学生による授業評価アンケート
基本情報
- 授業科目名: 法政基礎演習U
- 担当: 南野 森
- 回答数: 15
- 教員所見: なし
- 実施: 2009年7月21日
- WEB公開: 2009年10月2日
コアセミナー(法政基礎演習U)について全般的なこと
演習希望提出の際の考慮点
設問 | 件数 | 構成比 |
---|---|---|
演習の内容 | 14 | 60.9% |
担当教員 | 8 | 34.8% |
開講曜日・時間 | 1 | 4.3% |
その他 | 0 | 0.0% |
合計 | 23 | 100.0% |
シラバスは読みましたか?
設問 | 件数 | 構成比 |
---|---|---|
熟読した | 11 | 73.3% |
ある程度読んだ | 4 | 26.7% |
あまり読まなかった | 0 | 0.0% |
全く読まなかった | 0 | 0.0% |
その他 | 0 | 0.0% |
合計 | 15 | 100.0% |
選抜方法(志望理由提出後、教官での選考)は?
設問 | 件数 | 構成比 |
---|---|---|
今年度の方法でよい | 14 | 93.3% |
抽選等による選抜方 がよい |
1 | 6.7% |
その他の方法 | 0 | 0.0% |
わからない | 0 | 0.0% |
合計 | 15 | 100.0% |
2年生対象のこのようなゼミを続けるべきと思いますか
設問 | 件数 | 構成比 |
---|---|---|
ぜひ続けてほしい | 15 | 100.0% |
特に必要ない | 0 | 0.0 |
わからない | 0 | 0.0% |
合計 | 15 | 100.0% |
ゼミ開講の時期について
設問 | 件数 | 構成比 |
---|---|---|
今年度同様、2年前期 | 13 | 86.7% |
2年後期がよい | 0 | 0.0% |
その他の時期 | 1 | 6.7% |
わからない | 1 | 6.7% |
合計 | 15 | 100.0% |
(*)理由
- 2年前期は時間的余裕があるから。
- 1年生のうちからゼミ形式の授業をもっと取り入れるべきだと思う。
- 早い時間から判例の読み方等を学ぶことは有為であると思われるから。
- 全学がコマ数少ないから。
- ある程度余裕のある時期であり、内容的に、濃いものが可能であったから。
- 全学教育のカリキュラム的に暇で、中だるみしそうな時期であるので、ゼミがあればちょうどよい(むしろ足りないくらいである)。
- 2年前期は時間割のバランス上中だるみしやすい時期なので。
- 比較的時間にゆとりがあるのでゼミの準備に時間がかけられるから
- 時間に余裕があるので、主体的な学習ができるから。
- 九州大学の2年前期は、暇になりやすいので。
- 2年前期は授業数が少く、その分集中して取りくめるため。
- ひまだから
- カリキュラム再考の必要性
法政基礎演習U全般について意見・感想(自由記述)
- 専門科目の日が週に1度しかないことに疑問を感じます。特に、2年前期は全学のコマ数も圧倒的に少なくなって、かなり勉強から離れていってしまいました。医学部等と同じように、法学部も専門を週2日行うようにしてほしいです。
- バリエーションを増やしてほしい。
- 2年前期に、あと1日でよいので、専門の授業を入れて欲しい。
- 2年前期と2年後期とでカリキュラムの詰まり方に差がありすぎな気がします。2年前期を全学3日+専門2日に変える…などして前期と後期の差を減らした方が良い気がします。
- ・開講する時期は適切だが、2限目に開講するという部分は、昼食時間が削られてしまうほど延長することがあるので、5限目が適当ではないかと感じました。・他に開講されている科目(憲法・民法・民訴等)に関連するゼミがもっと開講されれば、「理解の一助となる」という相乗効果が期待できると思います。例えば、憲法1の講義と憲法のゼミを同時に受講することができれば、憲法について更に深く理解できると思います。
- 2年の前期は、ほとんどの人が平日のうち最低1日は休みとなっているので、多くの人が休みとなる日(時間割上ほぼ金曜日)に、2年が受講可能な専門の授業が1つでも良いので欲しい。
- 専門科目の授業数を前期にもっと入れてほしい。
- レジュメ作り方や論文の読み方等の基本的な能力を養うことができ、とても良いものであった。
- 2年前期の専門科目の授業をせめて週3日か他学部にいくつかあるように週2日くらいにしてほしい。2年後期とのギャップが大きすぎる。加えて言うなら、1年後期の専門科目の授業も週2ないし3日に増やしてほしい。
あなたが受講した演習について
受講してよかったと思われる点
- 論文をたくさん読めたので、読解力やまとめる力が身についた。
- 論文に対する抵抗がなくなったこと。憲法に関する知識が身についた点
- 予習がキツくて、嫌でも机に向かわなければ問に合わなかったので、勉強の時間が増えた。
- 担当教員が時折開く飲み会で法学部の若手教員や本ゼミ生と顔見知りになれたことが大きかった。また、ゼミでは憲法重要判例を読むことによって様々な学説に親しむことができた。
- ・憲法判例を細かく見れてよかった。・いろいろな論文が読めた。・文献引用の練習ができた。
- ・しっかりと内容の濃いものだった。・家で勉強をする習慣がついた。・「憲法」に興味を持つことができた。
- ・意識の高い人・鋭い考え方をもつ人と出会えたこと。・憲法学の重要判例・関連論文を数多く読めたこと。・九大法学部のいろんな先生と飲み会に行けたこと。・九大法学部のいろんな先輩と仲良くなれたこと。
- 2(h)でも述べたとおり、憲法の重要判例を扱うゼミだったので、憲法1の授業の理解の助けとなりました。また、難しい論文をいくつも読むことで、ぼんやりとではありますが憲法の全体像が見えた気がします。そして、憲法脳が鍛えられ、憲法への苦手意識がなくなった自覚があります。今後も頑張ろうと思いました。
- 予習をする手立てがちゃんとあったこと。先生の図らいで、演習に参加した生徒同士もとても仲良くなれたこと。
- 根気強く論文を読む力がついた。
- 論文をたくさん読むことで、理解力が高まった点。
- 憲法に関して深く学ぶことができ、関心が高まった。
- ・苦手だった憲法が、得意分野になったこと。・憲法問題は答えが出ないことが多いので、いろんな人の様々な主張を聞くことができて、とても良かった。
- 議論の方法を身につけることができた。憲法の勉強のしかたや特徴が理解できた。
- 勉強の方法などが分かった点
改善を要すると思われる点
- あえていうと論文が多すぎる回があったこと
- 女の子を増やしてほしいです。
- ・わいせつの事案をしたかった。
- ・(自分はあまり気にしなかったけど)終了時間…?ただ、20分オーバー後でもふつうに昼食はとれたので大丈夫でしたが、せかせか食べないといけないのはちょっとつかれました。かといってこれを5限に動かすと3、4年生の本ゼミと被る教員がいるのでしょうが…。
- 特にありませんが、あえて挙げるとすれば演習室の机の形状くらいです。307演習室は、発表者席以外が全てLAN用の机だったので、作業しづらかったです。
- 意図的に女子をもう少し入れてほしかった。
- 議論をする時間がもう少しほしい。
- 特にはない、良かった。
- 前後に授業がなかったり、昼休みがあるなら、授業時間を増やせるようにした方がいい。
その他、感想・意見(自由記述)
- 内容的に難しかったが、楽してボーっと過ごしてしまいがちな2年前期に憲法の勉強をたくさんできてよかった。受講する前よりは確実にレベルアップできたと思う。
- このゼミを受けてから勉強頑張る気になりました。
- ウケを狙ってボケても思い通り笑わせることが難しいのと同様に、相手を納得させる意見を言うことの難しさを実感じた。今後はいかにクリアーに自分の意見を伝えることができるかという点で努力しようと思う。
- ・難しかった。・思ったより大変だった。・討論や、レジュメ作成などのスキルアップの練習の場を与えられてよかった。
- 予想以上に論文が難しく、分かったことの方が少ない気がします…。汗しかし、いい経験になりました。半年間、ありがとうございました。
- 厳しい、きついといった前評判のある演習でしたが、2年前期という暇すぎる時期にあえてそういった演習を選択することで、自分に喝を入れました。結果は、正解でした。毎週火曜日の「ヤマ」を超えるために一週間かけて準備する訳ですが、程よいペースメーカーとなったと思います。一年前期のコアセミナーのあった時期をしのぐ成長を遂げたのかなという実感があります。自分にとってはプラスとなるものでした。
- ・法学を学ぶことの楽しさもわかったが、困難さも味わった。・低年次に南野先生の講義があれば、もっと多くの人が法学に対してより積極的な姿勢をとれていたのではないかと思った。・とても楽しかったし、自分のためにもなったと思う。
- 毎回大量の論文を読むことで、論文を読む力や憲法の学習の仕方が少しでも身につけることができてよかった。ゼミ後の飲み会では他の先生方や先輩の話を聞く機会がもてたことは本当によかったと思う。
- 毎回の予習量がかなり多く、睡眠時間がかなり、けずられることがあったが、その分、自分の力がついたと思う。
- 楽しく、また真剣に憲法を学ぶことができ、充実した半年になったので非常に良かった。
- 議論に行きつまったときに、先生が発言してくれたときはとても助かりました。逆に先生みたいなことができないといけないと思い、毎時間とても勉強になっていました。
- たいへん勉強になりました。とても楽しかったです。
- 授業より飲み会に関する印象が極めて強いです。演習のきつさはいい意味で誤算でした。