九州大学法学部 2010年度前期

法政基礎演習 「憲法訴訟と司法権」

授業風景リポート集(活動の記録)

更新:2010年7月29日

 

第1回〜自己紹介・初回コンパ 第2回〜司法権・違憲審査について 第3回〜警察予備隊訴訟
第4回〜苫米地訴訟 第5回〜司法権の概念 第6回〜二重の基準論
第7回〜尊属殺重罰規定違憲判決 第8回〜憲法判断の方法 第9回〜非嫡出子法定相続分
第10回〜国籍法違憲判決 第11回〜審査基準論 第12回〜最高裁裁判官の任命
第13回〜宗教問題の裁判可能性(最終回)    

 

 

第1回(2010年4月20日・火)〜自己紹介、活動計画決定、顔合わせコンパ@花ざかり赤坂店

投稿者:浜崎

 今日は、初顔合わせでした。南野ゼミはツワモノぞろいだろうなぁと、少し緊張していたのですが、みなさん気さくで安心しました。
 これなら、楽しく、かつ一生懸命勉強ができると思いました。

 夜のゼミコンではゼミ生のみなさんと打ち解けることができました。
 また、南野先生の、ゼミ生への深い愛を感じました(爆)。

 これからが楽しみです。
 みなさん、よろしくお願いします。
 m(__)m

投稿者:井手

 初回ゼミは、自己紹介から始まりました。そして、南野先生のお話があり、皆さん一生懸命聞いてました。私も先生の話を聞いて、頑張ってバカを治そうと切実に思いました。このゼミを通して一皮むいて、後期デビューを華々しく飾りたいと思います。ハードだけれども楽しいゼミになりそうなので期待に胸を踊らせてます。

 そして待ちに待った初回ゼミコン! 先生の話の面白さに度肝を抜かれました! 割と人見知りな私もお酒の力も借りて、割とすぐ周りに溶け込め、色んな人と絡めたので良かったです。4年の先輩方もとても優しく、とても楽しかったです! またゼミコンをしたいです! そして、次回以降のゼミコンでは南野先生のお話をもっとたくさん聞きたいです!!
投稿者:小川

 ついつい守りに入ってしまった自分の紹介文と比べて、面白くしかも上品な他のゼミ員の方の自己紹介
 一抹の不安を覚えながらも、第一回授業+コンパを楽しみにしていました。

 実際受けてみて、どう思ったかを一言で言えば

南野ゼミ イェーイ!!

 ということになりましょうか。

 授業は南野先生の前口上から始まったのですが、いきなりやる気をドカーンと引き出されました。
 さすが南野先生・・・!! などと思っていると、始まる自己紹介。
 字、練習しようと思います。

 そんなこんなで授業も終わり、字の練習などをしているといつの間にかコンパの時間になっていました。

 これもかなりイェーイ!!という感じでした。
 とりあえず普通の人の振りをしていたのですが、みんな(特に一部は)かなりのはっちゃけ具合!!
 とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 南野ゼミにして、やっぱり良かったなと思います。
 これからがすごく楽しみです!よろしくおねがいします!!

投稿者:

 どんな人がいるのか少しわくわくしながら教室に入ってみると、知ってる人が結構いたからなんか嬉しかった。みんなの自己紹介は個性的でおもしろく、またそこに南野先生が上手くつっこむからさらに楽しかった。自己紹介の他にも、学生としての大学に対する姿勢とはどのようなものが望ましいかに対する南野先生の考えや憲法を学ぶことで頭を強くしてほしいという南野先生の話を聞けて今の自分にとって非常に参考になった。初回授業は、主に顔合わせが目的の、楽しいものだったが、今後のゼミの予定を見ると少し気が引き締まるような思いだった。

 赤坂であった初コンパでは今まで話したことのない人とたくさん話せて本当に楽しかった。みんな本当にいい人でこの先がさらに楽しくなりそうだ。また、盛り上がりもすごくてマジでびっくりした。体育会系の飲みのようだった。南野先生は赤ワインばっかり飲んでて、フランス人になりきりたい思いが伝わった。先輩方にも来ていただいてもらい、いろいろ教えてもらって本当に有意義で楽しいものになった。このゼミはいろんな面で期待ができそうだ。
投稿者:松元   #005

 初回は顔合わせと自己紹介がメインでした。

 どんなガリ勉野郎たちが来るのだろうと内心ビクビクいたのですが、意外とみんな気さくな感じだったので良かったです。先生のお話を聞いて、これからますますバカにならぬよう気をつけねば! とやる気が出ました。

 そして初回コンパ・・・

 やはりというか、最初からハイテンションだったみんなは、お酒が入ることによりもう手がつけられなくなりました。(先生も含め)キャラの変わる人の多いこと多いこと・・・
 こんな楽しい飲み会だとは思わず、びっくりしました。これからもいっぱい飲み会したいですね(笑)。

 なんだかんだですごく楽しかったです。これから色々とよろしくお願いします!
投稿者:飛松

 今日は初回ゼミということで、少し緊張しました。ゼミの前に自己紹介を読んで、メンバーを想像していたのですが、想像通りだったり、そうでなかったりと、いろいろ楽しかったです。南野先生からは、勉強や授業についての話があり、これからの勉強に向けて気合いが入りました!

 コンパではみんなのテンションがあまりに高くてびっくりでした。先生も元気一杯でおもしろかったです。これからも楽しくなりそうだと感じました。

 来週から授業が本格的に始まりますが、これからよろしくお願いします!
投稿者:片山

 20日は南野ゼミの初授業でした。2年生を始めるにあたっての心得とかを話していただきました。後半は自己紹介をやりました。法学入門の授業もそうでしたが、南野先生は話が上手いなぁと思います。ダメ人間にならないよう、これから頑張っていこうと思いました。

 夜は、メインイベント(笑)の親睦を兼ねたコンパがありました。時間オーバーで、公園のほうでも騒いでいました。正直言って、サークル以上の盛り上がりでした。真面目にやるときはやり、騒ぐ時は騒ぐという、メリハリのある人達の集まりだなぁとポジティブに受け止めておきます。

 楽しいゼミになれるようにしたいです。
投稿者:古庄

 ゼミ初回は顔合わせを兼ねた自己紹介と南野先生の話が主でした。

 「南野ゼミでは勉強に忙殺される」という噂を耳にしていたので秀才かつ真面目な人しかおらず、どちらにも当てはまらない自分はこのゼミでやっていけるのだろうかと一抹の不安を感じていました。しかし、口巧者な南野先生の当意即妙な切り返しのおかげもあり、自己紹介を通して実はみんなが気さくな方だということが分かり、以降のゼミ生活に希望が持てました。
 また、南野先生に勉強に対する姿勢などの有益な話をしていただいたことで、大学に入ってから初めて「勉強したい!」と素直に感じることができ、同時に、決して楽なゼミではないが、頑張って半年間やり抜こうと決意しました。

 …夜行われたコンパは一言で表すと混沌(カオス)そのものでした。(笑)
 しかし、そんなコンパのおかげで初対面の人とも無事打ち解けることができ、楽しい時間を過ごせました。恐らく、今まで生きてきた中で一番楽しい飲み会だったと思います。
 憲法学者ということもあって、南野先生はお酒の席でも平和主義や三権分立などを延々と語るお堅い人だと思っていたのですが、お酒の影響もあったのか話しやすい方でビックリしました。これからのゼミ生活が楽しみです。

 来週からは本格的な勉強が始まります。
 勉強に飲み会、全力で頑張りますんで半年間よろしくお願いします。
投稿者:岩堀

 記念すべき2010度南野ゼミの初回は初顔合わせとガイダンスでした。教授を含め、始めてお話しする人が多かったこともあり、人見知りの僕はとても不安でいっぱいでしたが、いざ授業が始まると先生のオーラといい、独特の語り口にただただ圧倒されるばかりであっという間に時間が過ぎていたように思います。
 名前と出身校、将来の進路という何気ない自己紹介にしても先生の手にかかればまるでゴールデンのコメディートークショーのように笑い声が絶えず、一人一人に強烈な印象を与えていただき、後の飲み会でみんなとすぐ仲良くなることができました。
 教室にはみんなの絶え間ない笑顔というアットホームな空間が広がっていましたが、同時にガイダンスの間はメンバー全員が先生のお話しに真剣に耳を傾け、とても緊張感がありました。個人的には先生は授業中に真剣にやるとこは集中を促す「剛」とふざけるときはとことん明るくはしゃぐ「柔」をのバランスが絶妙で、90分があっという間に過ぎた気がしてとても楽しかったです。

 そして放課後のコンパもとても楽しかったです。というか今までの飲み会のなかで一番楽しかったです!! ですが残念ながら細かいことはほとんど記憶にないのでみんなのリポートを見て思い出したいと思います。とてもはかない僕の記憶ですが、個人的には飛松くんが一番はしゃいでいた気がします(笑)。

 最高の教授に最高のメンバー。そして僕の大好きな憲法のこれまた大好きな司法が教材という最高の環境で3ヶ月間勉強できることをとても幸せに思い、同時にみんなに迷惑をかけないようにハードワークしたいと思います。みなさん3ヶ月よろしくお願いしますm(__)m

 P.S 飲み会で迷惑をかけてしまった皆様にこの場を借りて謝罪申し上げます。サーセン
投稿者:田代    #010

 決してラクではないが楽しいゼミにしたい、という南野先生の強い想いをひしひしと感じた初日でした。授業自体はガイダンスと自己紹介だけでしたが、2年前期という時期が大学生活の明暗を分けるということを改めて知り、身の引き締まる思いがしました。

 一方のコンパでは昼に感じた緊張感を忘れてしまうくらい楽しい時間を過ごすことが出来ました。またゼミのメンバーとも仲良くなることが出来、本当に有意義な飲み会だったと思います。来週から本格的に授業が始まりますが、また新たに気持ちを引き締めて勉強に励みたいと思います。
投稿者:小村

 授業では、他の方々がある程度将来の方向性を決めていることを知り、衝撃を受けるとともに焦りを感じましたが、まあそれはそれとして僕はゆっくりと考えていきたいと思います。

 コンパでは、諸事情により自制心を働かせていたため、どんちゃん騒ぎすることはありませんでしたが、そのおかげでいろんな人とまともな状態で話ができたのでよかったです。

 ではどうぞよろしくお願いします。
投稿者:坂本

 先日はお疲れ様でした。

 部屋に入ると、見たことはあるけど話したことがない人がほとんどで、正直なところ不安だなぁと思いつつも、これからこれだけの人たちと仲良くなれると思えば、すこし楽しみになってきました。

 そんな中、先生の話が始まり、自己紹介が始まり、みなさん面白い人ばかりですごいなぁと思っていました。

 自己紹介を聞いているうちにさらにやる気がでた気がします。

 そして、すべての授業が終わった後にいよいよコンパが始まりました。最初は端っこの部屋みたいなとこで5人くらいでこじんまりと楽しんでました。みなさん盛り上がるのが早い。いろんな意味で感動しました(笑)。

 親睦を深める中で、先生と話をする時があり、やっぱり面白くてアツい先生だと感じました。

 初回の報告担当なので、いまから焦ってます。

 がんばってやりますのでよろしくお願いします。
投稿者:牟田口

 初回ゼミは非常に緊張して固くなってました。いきなり先生からいじられて幸せでした。

 みんな、志が高そうで、ライバル心がメラメラ沸いてきました!

 顔合わせコンパは、憲法9条を世界遺産に!といった話題などで、大変な盛り上がりでした。皆と仲良くなれて良かったです。

 でも、服を脱いでる変な人がいたのは少しひきました。その人は次の朝起きたら上半身裸だったそうです。どんな夢を見たのでしょう(笑)。

 これからのゼミで、失ってしまった信頼を取り戻していこうと思います。切実に。
投稿者:矢野

 初回の授業では、このゼミの先生や生徒の志の高さを感じることができ、これからに対してとても期待を持てるものでした。生徒の能力を向上させることに関して自信を持ち、生徒に学んでほしいという強い気持ちを持つ先生や、学習意欲旺盛で人柄も良い生徒たちとふれあい、僕自身も改めてやる気が強くなり、このゼミを選んでよかったと思えました。

 その後のコンパは楽しかったのですが.....あまり覚えてないのですが自分の態度がいただけない感じで、もし迷惑を被った方がいましたら、この場を借りて謝りたいと思います。しかし、コンパの場では初めて会う人たちとも話すことができととても有意義でした。
投稿者:石田   #015   

 今日は初回ということで、南野先生のお話と“お約束の”自己紹介がメインでした。先生のお話は、とてもおもしろくもあり、同時にしっかりと勉強しなくては、と改めて感じさせられるものでした。

 自己紹介では、先生の“自己紹介イジり”が冴え渡っていました。まぁ個人的なこととしては僕の自己紹介がとばされ、内心「オレ…実はこのゼミじゃないんじゃね?」と非常に不安になりましたが。

 その後のコンパは、先生が困ってしまうくらい賑やかなものになりました。先輩を含め、いろんな人と話ができたのは凄く良かったと思います。みな楽しい人ばかりで、このゼミにしてよかったと感じました。ただ大変申し訳ないことに、僕はalcoholを摂取していたせいで人の名前は全然覚えられませんでした。

 このゼミがより充実したものになるように僕も頑張らなくては、と思えた一日でした。
投稿者:山根

 まず、南野先生から潜在能力の解放を行ってもらい、一同これからの戦いに向けてモチベーションが高まりました。
 その後、自己紹介に移ると、センス溢れる受け答えの応酬で笑いが絶えませんでした。楽しい時間となりました。

 夜の部のコンパでは、早々に離脱したため、全員と絡むことができずに、悔やまれますが、南野先生の卓越した話術で楽しませていただいたし、そのスキルも頂きましたので、今後活用していこうと目論んでいる次第です。
 話によると、数名の方がアルコールの勢いで暴発されてしまったということなので、被害者の方には同情を寄せずにはいられません。
 嘘です。羨ましいんです。
投稿者:磯部

 初回ゼミはやはり少し緊張しました。そして入試のときのことを先生に言われてちょっと恥ずかしかったです(笑)。先生のお話、今後の予定、自己紹介を通して、勉強に対しての焦りが強まりました。私も腐らないようにバカを治療していきたいと思います。

 コンパではたくさんの人とお話できて嬉しかったです。皆さんそれぞれ尊敬できる面を持っていたので、予想通り、良い影響を受けられそうだなと思いました。

 初回ゼミ・コンパで、やる気がますます高まりました! 大変だとは思いますが、皆さん一緒に頑張っていきましょう!
投稿者:松本

 ゼミの初回は自己紹介と先生のガイダンスが主でした。

 教室に入るまでは、どんな人達がこのゼミに参加しているんだろうかと思い、少し緊張気味でしたが、授業が始まってみるとそんなことは忘れてしまいました。自己紹介を聞いていると、みんな本当に親しめそうな人達ばかりでした。南野ゼミに参加するのはきっと真面目で物静かな人ばっかりなんだろうな、という勝手な思い込みをしていたので、そのギャップは大きかったです。

 南野先生とは1年の法学入門の授業以来で、その時に面白い先生だなーと思って遠目で講義を受けていましたが、2年生になっていざゼミに入ってみると、やはりユーモアがある先生でした。これからのゼミでも、期待しています。

 そして、夜のコンパは予想以上にすごかったです。みんなハイテンションでした。歌う人もいれば、叫ぶ人もいて、脱ぐ人もいれば、酔い潰れてる人もいて……なにかどこかのサークルのノリになっちゃってました。そんな中でも、みんなとたくさん話せたり、打ち解け合えたりして、親睦を深めるという意味でもコンパはとても楽しかったです。

 これから本格的にゼミが始まります。個人でも努力しながら、そして、みんなで協力しながら、有意義なゼミとなるようにしていけたらいいです。頑張りましょう。これからよろしくお願いします。
投稿者:松田

 初回ということで、南野先生からのお話で存分にやる気を引き出された後、お約束の自己紹介。
 事前にHPに掲載されたものを見て、みんなと実際に会うのがすごく楽しみだったのですが、期待以上でした!!
 先生のツッコミも鋭く、笑いの絶えない時間となりました。
 また、将来について、同じ目標を持つ人も多かったので、一緒に頑張っていけたらいいな、と思います。
 来週からは、しっかり気を引き締めて勉学に励もうと思います。

 夜のコンパは、皆さんも書いているようにゼミの初回コンパとは思えないような盛り上がりでした…。
 私は運良く(?)奥の座敷に座り、テーブル席のざわめきをBGMにして憲法や音楽について語り合いました。
 また、第1回報告の担当ということで先輩方にいろいろと教えてもらったり、メンバーと打ち合わせしたり有意義な時間を過ごせたような気がします。
 脱いだり歌ったりしてる人に絡まれてしまったのは想定外でした。うるさくしてすみません。
 某先生に初対面にして変だの不思議だのと言われたので、そのレッテルを剥がすことも半年間の目標のひとつにしようと決意しました。

投稿者:友田   #020

 「このゼミに入って良かったな」
 初回ながらこう思いました。

 まず、南野先生がスゴい。先生の言葉にはとても説得力があり、否応なしにヤル気を引き出されました。けど、お堅いワケではなく、とても面白いので、肩の力を抜いていられます。

 そして、ゼミのみんなもとても意識が高く、半年がとても楽しくなりそうな予感がしてます♪

 初回コンパでは、みんな崩壊してて楽しかったです(笑)。
 サークル的なノリにはなったけど、ゼミコンパがあんなに盛り上がるとは思ってなかったです!
投稿者:小山

 初回ゼミ、初コンパから3日がたちました。
 みなさんも書いていらっしゃるように、厳しいと評判のゼミだったので、優秀な人ばっかりなんだろうな、自分はやっていけるのかな、など不安が尽きませんでした。
 初回ゼミ、コンパを終えた今でもその不安が完全に拭い切れたわけではありません。
 しかし、お話ししたみなさんはとても気さくな楽しい方で、きつくても一緒に頑張って行こう、という気持ちになりました。
 先生が授業中にされたお話しで、自分のなかのもやもやも晴れ、これから脱だめ人間ロードを突っ走ろうと決めました。

 ゼミ後のコンパは、私が今まで参加したコンパの中で1、2を争う壮絶なものでした。
 みなさんお酒が入るといろいろさらけ出されるようで。とても楽しかったです。
 またコンパしたいですね♪
 そんなこんなで、みなさんこれからよろしくお願いします!

投稿者:中原

 こんにちは!中原です。今度はブログっぽくならないように頑張って書きます(笑)

 第1回目のゼミは先生のお話が主で、あとは自己紹介でしたが、南野先生の各人の紹介に対するコメントが辛口で面白かったです。

 個人的には、携帯電話にメールを送る感じで送ったんですが、逆に読みにくかったみたいですね。まぁ、ブログの女王になってみせますよ!……すみません、嘘です(笑)今後は気を付けます。

 講義では、聞いているだけでためになるようなお話が満載でした。今までは大学に入ったことに満足していた私ですが、今後はみんなのレベルについて行けるように、学問に励みたいと決意を新たにしました。

 その後の飲み会では、今までのゼミ飲み会では類を見ないような盛り上がりを見せたんじゃないか、と思います。一部ノリが良すぎる場面もありましたが、みんなとだいぶ仲良くなれた気がします!(^ω^)

 今後は、最低限の予習と復習はして授業に臨みたいと思っています。発表で同じグループの人達はご迷惑をかけると思いますがよろしくお願いします!
初回ゼミコンパ写真

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第2回(2010年4月27日・火)〜裁判所・司法権・違憲審査についての復習

投稿者:牟田口

 今回から、本格的にゼミがスタートした。
 日本国憲法が裁判所に授権した司法権とは何を指すのか。日本がとる違憲審査制の特徴はどのようなものか。
 といったことを中心に質疑応答を行なった。

 結局、納得のいく答えは出なかった。むしろ、答えを見失った。
 というのも、教科書に書いてあることをそのまま答えとして鵜呑みにしていたからだ。
 答えを見失ったことがこの90分の最大の収穫だと思う。

 自分の中で納得のできる"答え"を見つけられるように、これから頑張っていきたい。
投稿者:中原

 こんにちは。中原です!
 昨日は2回目のゼミ、お疲れさまでした。 私は昨日のゼミに向けて、入学以来、類を見ない程の勉強をしたつもりでした…が、他のみんなはそれ以上に予習してきているという感じで、正直脱帽でした。

 私ももっと頑張らないといけない、と決意を新たにしました。 内容は、主に裁判所や司法権、違憲審査制についてでしたが、南野先生に言われた、現在の日本と他国や他時代との比較、というのを今まで意識して勉強していなかったので、今後はそこまで視野を拡げて勉強したいと思います。

 次回からグループ毎の発表がはじまりますが、みんなに置いていかれないように連休の間もしっかり勉強したいと思っています! もちろん、たくさん遊びたいとも思っています\(^O^)/笑
 先生もみんなも良い連休を過ごしてください!!
投稿者:小川   #025

 今日は質疑応答の形式をとって、司法権や違憲審査に対する知識を蓄え理解を深める、という授業であった。
 質疑応答の中で、自分の考えがまだ浅かったということを気付かされたり、自分の考えてもいなかったような論点を呈示されたりと、とても有意義だった。

 また、南野先生の、学生の答に対して更に質問する、その質問の仕方は、かなり勉強になった。
 これから、議論に入っていくが、今日分かった自分の至らない点を補ってから議論に臨もうと思う。

 この授業風景リポートで、牟田口くんのように
  「答えを見失ったことがこの90分の最大の収穫」
とか、ちょっとかっこいいことを書こうと思ったけど書けず終いに終わった。次は負けません。

投稿者:松元

 第2回の授業では、「裁判所、司法権、違憲審査」のテーマの元、質疑応答を含む演習形式の授業を行いました。

 今回の授業を受けて感じたことは、知識をインプットするだけではなく、きちんとアウトプットできるようにならなければならないということです。
 予習により知識を蓄えてくることは当然のことであって、その知識をどのようにしてみんなに伝え、わかってもらうこと、そしてそのためには自分で内容をしっ かり理解していなければならないということがどれだけ難しいことなのかが分か りました。それだけではなく、憲法の学習において、今まで思いもつかなかった ような様々なことを吸収できたため、今回はとても有意義な授業であったと感じます。

 次回からはいよいよ報告が始まります。GWをただだらけて過ごすことのないよ う、次回も万全な用意をして授業に臨もうと思います!
投稿者:古庄

 2回目のゼミでは「裁判所・憲法訴訟・司法権」という以降の報告に必須の知識を確認するために質疑応答を行った。

 質疑応答を通して感じたことは、牟田口君も述べているように、自分は教科書の記述を正解として鵜呑みにしていたということであった。教科書の記述はあくまでも考え方の一つであり、それを利用して自分なりに考えを深めなければならないという意識を持たなければと切に感じた。これからは、有力学説というだけで正解と信じ込まないよう、批判的考察力の習得に努めたい。

 来週からは本格的に報告が始まります。今回の反省を生かし、単に知識を蓄えるだけではなく、自分なりの考えを持った上で議論に臨みたい。
投稿者:井手

 昨日からとうとう本格的に授業が始まりました。今回は、先生による質疑応答中心の授業でした。

 今回初めて真剣に授業の予習をしましたが、今回の質疑応答を通し、今までの勉強法が、教科書に書かれている事を絶対的な事実、答えとして、そのまま受け入れるだけになってしまっていた事に気づかされました。

 ただ先生から出された質問の答えを作成したり、教科書の内容をまとめるだけではなく、その内容を本当に理解し根拠を考えていくのがとても重要なのだと感じました。

 今回の授業の中で南野先生はよく「なぜそう考えるの?」と問いかけていた気がします。その「なぜ」という問いに、「教科書に書かれていたから」では答えにはなりません。これからの授業の中でこの「なぜ」という問いに対してきちんと答えられるよう、文献をたくさん読み、ちゃんと理解し、しっかりと自分の頭を使って考えていきたいと思います。

 次からは本格的に報告が始まります。頑張って予習してきて、熱い議論に加わっていきたいです!
投稿者:

 第二回目の授業はみんなの知識の確認を目的としたものだった。南野先生の授業はやっぱりおもしろいと思った。学生の発言に関してそれをひとつひとつしっかり聞きそれを憲法のどこからもってきたかや自分自身の考えかそれとも教科書に書いてある学説かなどをしっかり尋ねる。しっかりした先生だなーって改めて気付かされた。

 確かに大変そうだけど、やりがいのあるゼミだと思う。必死に食らい付いていきたい。

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第3回(2010年5月11日・火)〜報告1巡目その1「警察予備隊訴訟と日本の違憲審査制」(担当:坂本、田代、堤、松田、山根)

投稿者:古庄   #030

 昨日から本格的な報告が始まりました。
 まずは、報告班の坂本君、田代君、君、松田さん、山根君、そして司会の中原さん、お疲れさまでした。

 今回は、初めての議論ということもあってか各自思うように発言できず、議論と呼べるものかどうか怪しいものになってしまいました。報告班の方、せっかく議論に備えて膨大な量の勉強をしていたのに、期待に応えられず申し訳ありませんでした。
 自分にはちょっと荷が重いですが、来週は議論を誘発できるような質問ができればと思います。

 来週は、「苫米地訴訟」。配布された資料の量は半端ないですが、めげずに頑張ります!
投稿者:井手

 今回は警察予備隊違憲訴訟の報告でした。

 グループ報告を担当した方々、お疲れさまでした!配られたレジュメを見る限り、報告者の方々が相当な量の文献を読み、勉強したことがうかがえました。

 しかし、初めての報告もあったせいか、あまり議論が盛り上がらず、かくいう私も、理解不足かつ議論初心者のために結局授業中何も発言できなくて、申し訳ないとともに悔しかったです。

 来週の苫米地訴訟の報告では、しっかり予習し理解して、議論に加わっていきたいです。
 また、自分達の報告の準備もがんばります!

 では、また次回もがんばりましょう!
投稿者:矢野

 5/11の授業は受講生による最初の報告でした。村西ゼミの時とは違いレジュメが事前に配布されない形式だったので、どんな報告が待っているのかとどきどきしながら授業に臨みました。レジュメを受け取ると、その枚数の多さにびっくりしてしまいました(いままでぼくが見たことのあるレジュメは2〜3枚程度だったので…)。

 この日は初回ということもあり、あまり発言が多く出ることはありませんでした。しかし、個人的にいえば、前回の授業ではただひとり発言をしないまま終わってしまったので、今回些細なことも言えませんでしたが発言の機会を得ることができて、やっと「参加してる!」という気持ちになりました。

 僕たちの班も報告に向けて張り切っていこうと思います。5/11発表班の皆さんお疲れ様でした!

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第4回(2010年5月18日・火)〜報告1巡目その2「苫米地訴訟と統治行為論――違憲審査の対象」(担当:石田、磯部、岩堀、友田、松本)+有志飲み会@博多一番どり

投稿者:友田

 今回は苫米地訴訟についての報告を担当しました。
 報告者として、それなりに準備をし、発表に臨んだつもりでした。

 でも、いざ議論が始まってみると小川君と岩堀君の応酬に口を挟むことができず、歯痒い思いでした。

 発言しようという気持ちはあるけど、それが言うに値する質問か自信がなかったのが原因のように思います。

 先生が言われた「恥ずかしくて発言しないのではなく、発言しないで帰るのを恥ずかしいと思え」という言葉には、確かにと思いました。だから次回は小さな事でも発言することを目標に頑張って予習をしようと思います! くだらない発言でも、笑わずに聞いてやってくださいm(_ _)m

 最後に、同じグループだった石田君、磯部さん、岩堀君、松本君、お疲れ様でした(*^_^*)
 一緒に勉強してる感じが楽しかったです♪
 これからも頑張っていきましょー!

投稿者:小川

 今回の授業は、僕にとって直すべきところばかりでした。
 自分の議論の展開の仕方が、かなり稚拙であったように思います。
 他の人の議論の前提の履き違えや、きちんと前提を述べずに行ったことによる、有効でない反論をやってしまいました。
議論に向けての思慮が足りなかったのが原因なのでしょう。
 ただ、今回の議論で、議論の方法について、気をつけるべき点がいくつか分かったので、それらを次回からの議論に活かしていきたいです。

 僕のせいで議論がグダグダになってしまって申し訳ありませんでした。

 こんな僕ですが、これからもどうかよろしくお願いします。

 それと、この授業の日の飲み会はかなり楽しかったです。南野先生、どうもありがとうございました。
投稿者:松元   #035

 今回の論点は統治行為論でした。
 今回というか毎回なのですが、小川君のレジュメに対する批判的な見方には驚かされます。毎回自分はレジュメを見るだけでは、確かにその通りだとしか思えないので、もっと彼のような懐疑的な見方ができるようこれからも頑張っていきたいです。

 いよいよ僕も報告班が近づいてきました。忙しいですが毎日が充実しています!これからも妥協することなく頑張っていきたいです。
投稿者:古庄

 今回の報告は「苫米地事件」についてでした。
 まずは、報告班の石田君、磯部さん、岩堀君、友田君、松本君、そして司会の浜崎君はお疲れさまでした。 今回の反省点はもっと積極的にならなければならないということでした。報告の最中に質問を何点か考えていたのですが、頭の中でうまくまとまらず、「後で質問すればいいや」と怖じ気づき、結局質問する機会を失ってしまいました。これじゃ駄目ですね。小川君みたいにもっと積極的になれるよう努力します。
 友田君も言っていますが、南野先生の「恥ずかしくて発言しないのではなく、発言しないで帰るのを恥ずかしいと思え」という言葉を肝に銘じておきます。

 夜の飲み会についてのコメントは自制させていただきます。(笑)

 来週は「司法権の概念」。自分たちの報告が再来週に迫っているため、この1週間は勉強地獄になるでしょうが、現実逃避(ニコニコ動画視聴)はほどほどにして勉学に励みます。
投稿者:井手

 第4回授業は、統治行為論についての報告でした。まず、今回の報告者のみなさん、おつかれさまでした。統治行為論肯定派も否定派もよくまとまっており、分かりやすいレジュメに仕上がっていて、読みやすかったです。
 私は統治行為論否定派だったのですが、途中、小川岩堀論争が勃発し、完全に傍観者となってしまったのが心残りでした。

 また、南野先生が当ててくださったにも拘わらず『へぇ!』と江戸っ子みたいな返事しか出来ず、飲み会の席で先生に井手・越後屋・晴香と素晴らしいミドルネームをつけて頂いたのが、今後にどう響くのか、気になるところです。

 しかし、小川くんのような鋭い指摘は出来ないにしても、どんなことにも疑問を持ち、思ったことはちゃんと口に出して、議論に加わりたいなと改めて思いました。他の人の指摘によって、自分の理解をさらに深めたいです。次回からは、最低一授業一発言が私の課題です!
 それでは今週も、来週の予習と自分達の報告の準備をがんばりたいと思います!

 一昨日の飲み会は楽しかったです! ありがとうございました!
投稿者:

 今回は「苫米地事件」を扱った統治行為論に関する議論だった。正直、先生から渡された論文を流し読み、参加していたため、少しも議論に参加できなくて非常に情けないと思った。みんなの授業風景リポートを読むとみんなの意識の高さがうかがえる。自分は本当にこのままじゃいけないと思うし、「恥ずかしいから発言しないのではなく、発言しないで帰ることを恥ずかしいと思え」という言葉が心に突き刺さってしまった。

 来週のテーマは「司法権の概念」。来週はしっかりと予習をしてきて、少しでも発言することを目標にしたい。先生やみんなからいい刺激をもらっているのに、ここで頑張れなかったらこれから先、何事にも中途半端になりそうな気がする。大変、難しいなんて言ってられない。やれるだけやってみようと思う。
投稿者:田代

 今回の報告班はレジュメがわかりやすく、報告もダラダラとせず簡潔に終わらせたところがとても良かった。自分も次の報告ではもっと良い報告が出来るよう頑張りたい。

 また今回のゼミは小川岩堀論争に圧倒されて自分が疑問に思ったことを質問する時間が無く、90分って本当に短いんだな、と痛感したゼミでもあった。次回はこんな後悔が残らないよう、自分の意見をもっとはっきり主張していきたいと思う。

 最後に、報告班の石田くん、磯部さん、岩堀くん、友田くん、松本くんはお疲れ様でした。
投稿者:松本   #040

 今回のテーマは苫米地事件と統治行為論についてでした。
 僕は報告担当者だったのですが、報告のために準備してきたこの2週間を振り返ると、今までにないほど多くの文献に触れ、時間を費やし、頭を使って勉強したと思います。

 しかし、実際の議論の中ではその甲斐なく、全く発言できませんでした。議論になると萎縮してしまって………
 小川君や岩堀君の議論への積極的な参加・発言は、自分も見習うべき点だと思いました。次回は、予習をする中で自分の意見を固め、それを表現できるよう努力していきます。
 やはり、南野ゼミにいるからには議論を楽しみたいです!!

 今回同じ班だった石田君、磯部さん、岩堀君、友田君、本当にお疲れ様でした!
 一緒に統治行為論について考えることができて、自分にとってとても刺激になりました。ありがとうございます!!

 その後の飲み会、途中から凄まじいことになりましたね(^_^;) いろいろとありましたが、楽しかったです。
投稿者:中原

 今回は2回目の報告となる「苫米地訴訟判決」についての議論でした。

 まず最初に驚いたのは、レジュメの完成度の高さでした。自分なりに論文などを読み込んで講義に臨んでいるつもりでしたが、レジュメには学説その他がしっかりまとまっており、報告者達の勉強量の多さを思い知らされるとともに、自分の勉強の曖昧さを痛感しました。
 更に議論の段階では、私はレジュメの内容を把握するので一杯いっぱいでしたが、中には統治行為論における私見をしっかり確立している人もおり、いい意味でとても圧倒されました。私も次からは予習をする中で、自分の意見を持ち、有意義な議論につなげたいと思います。

 自分のグループの報告準備に加え、毎週の予習をする、というのは非常にキツくて大変なものですが、これを乗り切っることで少しでも実力向上につながればいい、と思っています。

 最後に、報告者の人はお疲れ様でした!
投稿者:石田

 今回の「苫米地事件」は、報告者として参加しました。
 まず、一回の報告がこんなにも大変だとは思ってもいませんでした。文献探しから、レジュメ作り、授業での報告など、やらなければならないことばかりで、この数週間とても忙しかったです。
 しかし、「いろいろ言ってやろう!」と思っていても、実際の議論の場になると恥ずかしくて何も言うことができませんでした。
 そんな中、僕たちの私見に鋭い突っ込みを入れてくれた小川くんは本当に凄いと思い、同時に見習いたいと思いました。

 他のゼミの人が驚くような充実したゼミをつくっていけるように、僕も気になったことは「とりあえず口に出してみる」くらいの気持ちで、意識的に色々発言していくようにしたいと思います。

 最後に、同じグループだった磯部さん、岩堀くん、友田くん、松本くん、本当にお疲れ様でした。
投稿者:小村

 報告者のみなさんお疲れさまでした。

 今回は議論が起こっていましたが、僕は完全なる傍観者でした。
 その原因は、発言することへの恥ずかしさに加え、「まだ始まったばかりだから発言しなくてもいいだろう」という甘えが少なからず存在したことにあると思います。

 ですが、過去二回の報告を通して、やはり議論に参加しないことでゼミに参加する意義は大きく失われてしまっていると感じたので恥ずかしさや甘えといった邪念は捨て去り、次回以降は意欲的に議論に参加したいと思います。

 それと、授業風景レポートは毎回書こうと思いました。
投稿者:坂本

 報告グループのみなさんおつかれさまでした。

 前回は報告だったので、報告を聞く側としては初めてでした。今日は絶対何か一言でもいいから発言しようと思っていたのに、いざ始まると何も言えず。小川君と岩堀君と先生の話について行くだけで精一杯で、圧倒されるばかりでした。

 次回こそは何でもいいから発言はしようと思うので、今回以上に予習をがんばります。

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第5回(2010年5月25日・火)〜報告1巡目その3「司法権の概念」(担当:飛松、浜崎、牟田口、矢野)

投稿者:田代   #045

 先生も言っていたように、今日の報告では以前までに比べ多くの人が発言していた。限られた人だけでなく、多くの人が積極的に発言してくれれば今まで発言することに抵抗感を持っていた人達もそのような抵抗を感じることなく積極的に議論に参加できると思うので、この調子で頑張っていけたらいいなと思った。

 また、今回の報告班は簡潔ながらも班の私見を明確に提示出来ていて、非常に議論がし易かった。時間をかけて報告の準備をしてきたことが伺えた。浜崎君、飛松君、矢野君、牟田口君、お疲れさまでした。
投稿者:古庄

 今回の報告は「司法権の概念」についてでした。
 まずは、報告者の飛松君、浜崎君、牟田口君、矢野君お疲れさまでした。

 今回の議論では「司法権の概念」という、抽象的な観念で難しい内容(自分だけかもしれませんが…)を扱ったにもかかわらず、多くの人が発言しており、とても有意義な授業になったと感じました。発言が多かったのは、報告班が私見を明確に提示してくれたというのも一つの理由でしょうが、皆の「授業を良くしていきた い」との思いの表れでもあるんだろうなと思いました。

 来週のテーマは「二重の基準論」。遂に自分たちの報告回です。今、理論的な私見をまとめ上げるのに苦労していて、四六時中憲法のことばっかり考えています。しかし、最近憲法について考えることが楽しいので、こんな状況でも意外と楽しんでる自分がいます。残り一週間きりましたが、今までの報告者の方たちに負け ないような報告ができるよう頑張ります。
投稿者:坂本

 報告者の飛松君、浜崎君、牟田口君、矢野君お疲れ様でした。

 司法権の概念がテーマということで、議論は盛り上がるだろうなぁと思っていましたが、予想通りでかなり盛り上がりましたね。自分も議論に参加したかったのですが、なかなか自分の考えがまとまらず、発言をすることができずに終わってしまったことは残念でした。

 次回こそは参加できるようにしたいです。
投稿者:井手

 今回は司法権の概念についての報告でした。報告者の飛松くん、浜崎くん、牟田口くん、矢野くん、疲れさまでした。レジュメの学説の図が素敵でした。私見にかなり自分達の考えを盛り込んでいて、相当勉強して考えた事がうかがえました。その頑張りが今回の発言者の数にも現れていたと思います。次回からの報告でも発言者がこの調子で増え続け、議論が活性化していけばいいなと思いました。

 今回の論点は、司法権の対象と範囲をどう考えるか、そこで問題となる客観訴訟をどのように位置付けるか、という点だった気がします。私としては、何となく佐藤説良いなと思っていたので、南野先生が少し佐藤説批判をされてる時、一人びびってました。 先生の言われることにも納得したのと、ざっとしか勉強してなかったので、報告が終わり次第このテーマについてもう一度考えてみようと思います。

 来週はとうとう私達のグループ報告です。私達も今までの報告に負けないように、報告の準備がんばります!では、また来週もがんばりましょう!
投稿者:片山

 報告者の皆さん、お疲れ様です。先生も授業中に指摘されていましたが、レジュメの丸や矢印といった華麗なるワードの使い方には脱帽です。

 さて、今までの自分の考えを改め、手を動かして初回授業以来の授業風景リポートを書いている次第です。

 今回のテーマは『司法権の概念』でした。前回と比べてかなり多くの人の発言がありました。残念ながら、僕は、発言しなかった少ない部類のほうでしたので、次回は頑張ろうと思います。ただ、議論という点では盛り上がりに欠けていたので(報告者への質問が多かったですね)、次回はその点も克服していければいいと思います。あと、報告者がレジュメに図を書いていたので、すごく分かりやすかったです。

 そろそろ自分達の発表もあり、予習との両立は大変ですが、頑張ろうと思います。
投稿者:小村   #050

 報告者の皆様おつかれさまでした。司法権の概念について独自にとらえようとし た試みはすばらしかったんじゃないかと思います。

 ただ、授業では私見に対する批判に終始していたため議論が深まらず、司法権の 概念をどうとらえるべきかといった議論にならなかったことは残念です。

 今後はもっと本質的なことを議論できたらいいんじゃないかと思います。あと、次こそは議論に口を挟みたいと思います。
投稿者:矢野

 まずは、浜崎くん、飛松くん、牟田口くんありがとうございました。

 今回は僕たちの発表でしたが、たくさんの反省点がみつかりました。既存の説にはそれぞれ批判がなされており、議論の仕方に困るので、私見で新しく説を出すという試みを行ったのですが、自分達による議論がかなり不足していたようで、何度もくる質問に対して反論することができませんでした。自分達の意見を慎重に練り上げることの必要性を痛感しました。

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第6回(2010年6月1日・火)〜報告1巡目その4「二重の基準論」(担当:井手、小山、古庄、松元)

投稿者:岩堀

 南野先生のホームページをいつも楽しみにご覧になっている皆さん。ご無沙汰してすみません。岩堀です。

 今回は「二重の基準論」が議題でした。報告グループの井手さん、小山さん、古庄くん、松元くんお疲れさまでした。「二重の基準論」は判例も有力な学説も少ないし、2年後期の人権論の分野なので未履修であることに加え、日頃あまり触れない法哲学の分野も関わってきたので…予習の段階ではかなりカオスでしたが…報告グループのレジェメで概要を理解することができました。特に「二重の基準論」の根拠となる実態論的根拠、機能論的根拠については大変丁寧に説明されていてわかりやすかったです。議論ですが田代くんの意見は説得力があり、その後の古庄くんの反論も頷けるものでした。

 最近はなかなか発表する機会がないので、もう一度気を引き締め、ゼミが盛り上がるようにしっかり準備したいと思います。
投稿者:小山

 初リポート、こやまです!

 まずは一緒に報告を担当した井出さん、古庄くん、松元くん、ほんとにお疲れさまでした。勉強不足でご迷惑をおかけしました(´`)ありがとうございました!

 今回のテーマは「二重の基準論」でした。個人的に、今まで授業で扱った中で一、二を争う重いテーマだったのではないかと思います; 一読すると「はあ、そうか」と何となく納得できるような気もする。でもよく考え、議論をし始めると途端に泥沼に・・・グループでの話し合いでも何度となく頭うわーってなりました。

 しかし、みんなと真面目に議論を交わし、考えをまとめていく作業はとても楽しいものでした。

 ゼミでの議論でもあんなふうな充実感が味わえるように、今後の予習にいっそう力を入れようと思いました。

 今回の議論は、グループ内では出なかった新しい視点や考え方に触れることができ、大変刺激的でした。

 反面、グループで議論してきたことが十分に伝えられなかったり、もっと深めたいところがあったのに時間が足りなかったりで不完全燃焼感もありました。限られた時間の中でより良い議論を交わすために、もっと頭の回転が速い人間になりたいと切実に思いました。精進します。

 それでは来週もがんばりましょう!
投稿者:友田

 今回は「二重の基準論」についてでした。報告者の皆さんはお疲れ様でした。難しいテーマなのに、よく勉強してるなぁと思いました。

 毎回発言をしようと思いながら躊躇してしまいます。いい加減発言しようと思います! 次回はレジュメも配られているので、しっかり目を通して議論に臨みたいです。

 また、授業後には月兎で有志飲み会もありました☆ 南野ゼミの魅了の1つは色々な人と交流できるという所だと思います。今回も初めて喋った先輩がいました。先輩の彼氏も来て、良く分からない状況になりましたが…(笑) あとマジシャン先輩のマジックも売りの1つですね! 留学とかの真面目な話も、そうじゃない話も(笑)できて楽しかったです!

 その後、南野先生宅に移動してビールを飲みながらDVD鑑賞会(?)があり「アッコにおまかせ」に出てた昔の先生をみたり、過去のゼミ旅行の記録を見たりしました。先生の旅行紀を見て、ますますヨーロッパに行きたくなりました。

 色々と密度の濃かった1日のように思います。寿太郎、次の日歯医者があるのに巻込んでしまって、すまなかった!!
投稿者:牟田口   #055

 ご無沙汰してます。牟田口です。

 今回のテーマは二重の基準論。
 しっかりと論文を読んでゼミに臨んだものの、結局一言も発せずに終わってしまい、後悔しました。
 次は後悔することのないよう、もっと積極的に行こうと思います。
 発表班の皆様、お疲れさまでした。

 あと、飲み会になかなか参加できていないので、そろそろ参加したいところです。
投稿者:井手

 今回は私にとって初めての報告者側からの授業でした。司会者の飛松くん、同じ報告者だった小山さん、古庄くん、松元くん、おつかれさまでした! そして、ありがとうございました! あまり役に立てず申し訳なかったです。でも、みんなで議論して考えるのは楽しかったです!

 今回のテーマは二重の基準論で、非常に難しく、報告に当たってだいぶ頭を悩まされました。報告者は、二重の基準論肯定派の立場を取り、その根拠として主に@司法能力の限界A民主的過程論をあげ、特に民主的過程論に重点を置いて考えました。

 @司法能力の限界という根拠に対して、司法能力の限界故に立法府に経済的自由の調整を任せたらそれはそれで癒着などが生まれる可能性もあり、立法府に任せるのではなく、経済の専門家に聞きながら司法審査をすれば良いという反論がありました。実際医療関係の事件の場合はそうしているそうです。しかしそのようにすると、司法審査範囲が広がり、相対的に違憲判決が増え、スムーズな政治決定(政策決定?)が阻害されるのではないか、司法権が拡大し三権分立の均衡が崩れるのではないか、と疑問に思いました。まぁ、もともと厳格な審査をくぐりぬけてきた法律達だから違憲となる可能性は低いと思うとそうも言えない気もしますが。。。

 また、Aの民主的過程論の反論としては、政治に関わる自由と非政治的な自由とに分けて、その意味での二重の基準論を採用し、政治的な自由だけにその他の自由よりも厳格な司法審査を行うようにし、もし、非政治的自由が不当に侵害されれば、正しい民主的過程によってその救済立法を制定することで解決できるというものがありました。その考えも頷けましたが、政治的と非政治的を分けるというのもどのような基準で分けるのか、それは裁判官の裁量にまかせるのか、それはかなり裁判官の主観が入ってしまう危険性があるのではないか、また経済的自由はどのように審査するのか、と疑問に思いました。 しかし、そもそも経済的自由と精神的自由という性質の異なる概念を比べることは困難であり、そうすると精神的自由の中での二重の基準論の方が頷ける気もします。

 今頭の中がカオスです。すみません。もう少し考えてみます。

 今回の報告で失敗したのは『棟居』先生を『むねすえ』と分かっていたのに『むねい』と読んでしまったことです。2回も(;_;)笑

 長々と稚拙な文章を書いてしまってすみませんm(__)m  簡潔に書く練習をします。 徐々に授業中自分の意見をしっかりと述べる方が増えているのでそれを聞くのは刺激的で楽しいですが、焦りを感じます。予習をしっかりして授業に臨みたいと思います!
投稿者:松元

 まず同じ報告班だった井手さん、小山さん、古庄くん、お疲れ様でした。迷惑ばかりかけてしまってすみませんでした。
 今回は初めての報告ということもあり、個人的にはプレッシャーでいっぱいでした。

 報告を終えて思ったのは、自分の理解力、レジュメの私見の論理的な整合性が欠けていたということが発表を通して分かったのが非常に心残りでした。南野先生からの批判に対してもうまく反論ができないまま授業が終了してしまったこともダメだったなって思います。次回からは、もっと内容的しっかりしたものにできるよう心がけていきたいです!
投稿者:中原

 今回のゼミでのテーマは「二重の基準論」でした。

 実は先週は、時間が余りなかったことに加え、芦部論文の内容も難しく、思うような予習が出来なかったのが残念でした。ですが、そのような姿勢ではせっかく与えられた機会を十分に生かせずに、時間だけが過ぎて行くと思うので、次からは忙しくても予習の時間をしっかり確保したいと思います。

 報告のレジュメはとても良くまとめてあって、二重の基準論の概念に対する私見もわかりやすかったです。今回は私見に対する疑問がありましたが、上手く言葉にできず、またもや発言ができませんでした。でも、田代くんが私の思っていることを言葉にしてくれたので、良かったです(笑)

 次回は私達の発表ですが、1巡目最後のグループとして、今までに学んだことを生かして、頑張って発表したいと思います!!

 報告者の人・司会者の人はお疲れ様でした♪
投稿者:矢野

 二重の基準論は、批判がなされている中でもなお通説が強力であるというものだったし、本を読んでもなにを言っているのかがわからなかったので、授業中は一回も発言できませんでした。

 勉強不足だと授業中にすごくみじめになるんだと感じ、理解するまでしっかり勉強することの重要性を知りました。
投稿者:古庄   #060

 今回のテーマは「二重の基準論」で、僕は報告者として授業に臨みました。

 まずは、一緒に報告を担当した井出さん、小山さん、松元君、本当にお疲れさまでした。報告準備の最中、論点のずれた意味不明な発言ばかりして何度も場の空気を凍らせてしまってすみませんでした。ですが、皆と報告に備え勉強した3週間はとても楽しかったです。

  肝心の議論ですが、思いもよらなかった反論が出てきて完全に頭の中が真っ白になってしまい、言いたいことが頭の中でまとまらないうちに再反論をしてしまったりと、皆さんにはお恥ずかしい姿を見せてしまったと思います。自分の考えは、前もって批判的な目で何度も見直し、理論的におかしい部分は徹底的に修正しておかなければいけないと感じました。今回の反省を生かし、次の報告はより良いものに仕上げたいです。

  来週のテーマは「尊属殺重罰規定違憲判決」。配布されたプリントの量が半端なく、レジュメをチラ見した限り難しそうな内容だったので、報告が終わったからということで、はめをはずし過ぎず来週に備えて勉強頑張ります。

 最後に、岩堀君、授業風景リポート読みました。お世辞かもしれませんが嬉しかったです。そして上谷さん、官僚になって素晴らしい法律作ってください。笑

 【追 記】

 月兎ではありがとうございました!
 報告準備時は完全禁酒だったんで、久しぶりにお酒が飲めて楽しかったです。先輩たちとも会話するきっかけも作っていただけたので、飲み会参加して本当によかったと思います!さらに、全額おごっていただきありがとうございました。ほっけおいしかったです。

 次回の飲み会も楽しみにしています!
投稿者:小村

 報告者の皆様お疲れさまでした。

 二重の基準論に関しては、僕は精神的自由に対して経済的自由に対するゆるい審査基準を適用しても十分に民主的政治過程は守られると思っていたのですが、論文を読む限り二重の基準論に肯定の立場も否定の立場も精神的自由に対しては厳格な審査が必要だとしていたので、僕の勉強不足なのかなと感じていました。しかしながら発表後数日間勉強しても、やはり明白に違憲な場合を審査するのであれば十分なんじゃないかという思いが深まるばかりなのでもう少し勉強してからもう一度考えてみようと思います。

 あと次回は発表なので頑張ろうと思います。

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第7回(2010年6月8日・火)〜報告1巡目その5「尊属殺重罰規定違憲判決」(担当:小川、片山、小村、中原)

投稿者:井手

 まず始めに、報告者の小川くん、片山くん、小村くん、中原さん、お疲れさまでした。一週間前にレジュメを配って報告時間を大幅に削り議論の時間を増やしたのは個人的には非常に良かったと思いました。

 今回のテーマは尊属殺重罰規定違憲判決と違憲判決の効力でした。これは既にこれまでに多く議論されてきたテーマであり、通説としては個別的効力説が有力である中、報告者の方々は、裁判所委任説という立場をとりました。そしてそのメリットとして、一般的効力か個別的効力どちらを採用するか裁判所が事件ごとに判断し、一般的効力の場合には遡及効の範囲も決め、柔軟な違憲判決が出来るという点を挙げ、その根拠としました。
 一見万能かに見えるその説に対し、一般的効力をとり遡及効を認めることで当該事件以前の事件等に係わった人の利益を侵害する恐れがあり、結局違憲判決に一般的効力を持たせることにはならないのではないかという田代くんの鋭い指摘があり、そこから小川くんと田代くんの論争が始まりました。

 それが非常に良い感じだったので聞き入ってしまい、一言も発言しないまま終わってしまいましたorz  でも、他人の意見を聞くのは非常に面白いです。来週の授業も楽しみです!

 そして授業後には有志飲み会がありました。良いお店を見つけてくれた幹事の中原さん、ありがとうございました!  TAのさんと小村くんのお兄さんが偶然あの店にいらっしゃったのには驚きました! 先生の小村兄弟への愛が伝わってきました(笑) 。楽しかったです!

 来週も難しそうな内容ですが、ちゃんと予習してきて、そろそろ自分も議論に加わりたいところです(´д`)  それでは、来週もがんばりましょう!
投稿者:田代

 今回の班は事前に資料と共にレジュメも配っていたので、予習もし易く内容も十分把握した上で授業に臨むことが出来た。報告がいつもより短かった分、質疑応答のときに多くの人が発言出来ており大分ディスカッションらしくなってきたと感じた。
 また自分は今回いつもよりも積極的に発言することは出来たが、その分持論を一貫して突き通すことの難しさを改めて痛感した。今後は更に頑張っていかなければならないなと思った。

  最後に発表者の小川君、中原さん、片山君、小村君はお疲れ様でした!
投稿者:松本

 今回は尊属殺重罰規定違憲判決を基にした違憲判決の効力についての議論でした。1週間前にレジュメが配られたので、当日はどんな報告があるのか、論点がどこにあるのかが分かり、予習しやすく、また内容も頭に入りました。そういう点では、今回の報告は良かったと思います。

 ただ、予習段階でレジュメに書いてあること中心にしか予習して来ていなかったので、違憲判決の効力のことしか目に見えておらず、予習の幅が狭くなってしまったことが、今回の僕の反省点です。やはり、レジュメだけに頼らず、自分から調べ、幅広く学ぼうとすることも大切だなと思いました。次回はしっかりと予習してきます。

 僕は、次は非嫡出子相続分差別規定判決を担当しているのですが、今回の違憲判決の効力という論点がおそらく登場するかと思います。良い報告になるように力を尽くしたいです。

 報告者の小川くん、片山くん、小村くん、中原さん、お疲れ様でした!!

 今週の飲み会も楽しかったですね。ゼミの飲み会の雰囲気、テンションにだんだんと慣れていく自分が怖いです(-.-;)
投稿者:古庄   #065

 今回の報告は「尊属殺重罰規定違憲判決」についてでした。
 まずは報告者の小川君、片山君、小村君、中原さんお疲れさまでした。

 今回は、報告班の方々が「違憲判決の効力」について、一般的効力を原則とし例外的に個別的効力を認める裁判所委任説を採用すべき、という通説とは異なる見解を示したため議論が盛り上がりました。加えて、予めレジュメが配布してあったために、要点を絞った勉強をすることができ、予習がし易かったのも議論が盛り上がった一つの要因だったと思います。ただ、自分は基本的に駄目人間なんで、レジュメが既に配布してあるということで、予習はレジュメと配布されたプリントを読むに留まり、+αの勉強をせず授業に臨んでしまいました。松本君も言うように、「レジュメだけに頼らず、自分から調べ、幅広く学ぼうとすることも大切」なので、今回の怠惰にはしっかり反省しようと思います。

 議論の最中に、南野先生や田代君から「違憲判決の効力として、一般的効力を持たせるのは難しいのではないのか?」との鋭い指摘がありましたが、そんな中でも自分の意見を貫き通した小川君の頭の回転には脱帽でした。小川君や田代君といったレベルの高い人のいるゼミで勉強でき、かつゼミの皆から様々なことを吸収できるので、やはり南野ゼミを選んで良かったなぁと改めて感じました。

 来週は「憲法判断の方法」。配布されたプリントですが、量はそんなに多くはないものの内容が難しくて、今窮地に立たされています。火曜日までには何とかアウトラインだけでも分かるように精進します。

 最後に、夜の飲み会を企画してくれた中原さん、小川君ありがとうございました。皆と色々話せて楽しかったです。
投稿者:岩堀

 今回のテーマは尊属殺重罰規定違憲判決から違憲審査の効力を考察するものでした。

 違憲審査の効力については一般的効力説、個別効力説などが有力説ですが、報告者グループが主張した裁判所委任説は上の2つを折衷させる説として非常に面白かったです。

 僕個人としては違憲判決の効力については一概に決めるべきではないという報告班の考えには賛同しますが、その効力については裁判所が判断するのではなくその判例の性質によってケース・バイ・ケースに決定するべきだと思います。つまり法令が文面上に瑕疵や不明瞭な点があり違憲なのか、法令は合憲であってもその法令をある当事者に適用する場合において違憲となるのかなどを考慮して効力を決定するというものです。適用が違憲であればその効力は、同じような法令の運用またはそれに伴う処分のみであるべきだし、法令全体に瑕疵がある旨の違憲判決は裁判所の行政府に対する強い態度の表れともいえるのでその場合はその法令は政府により廃止されるでしょう。このように違憲判決の効力は違憲審査の範囲と方法によってそれぞれ適したものと決定されるべきであるのです。

 私見を長々と書いてすいませんm(__)m 授業風景ですが、最近発表が増えてきて議論が盛り上がってきました!! 違憲審査の範囲と方法については来週のテーマなのでみなさん参考文献をしっかり読んできてください。みなさんの熱い意見を期待しています。
投稿者:小村

 まずは、同じ報告班だった小川君、片山君、中原さんお疲れ様でした。そしてお世話になりました。

 準備段階では自分勝手な言動ばかり取ってしまいホントに申し訳なく思っています。

 授業内容に関してですが、僕個人としては一般的効力説が妥当だという立場でした。個別的効力説をとった場合に一番問題が少ないということ、また現在実務上個別的効力説がとられているということは理解していますが、やはり法令違憲の効力として個別的効力説が妥当であるという結論に至ることは僕には受け入れがたいです。

 法令違憲に限定して考えている時点で、その性質上、一般的効力説効力説をベースに考えるべきだと思うからです。指摘されていた一般的効力説を採ることに伴う弊害は個別的効力説論者が個別的効力を柔軟にとらえるように一般的効力説を柔軟にとらえることで十分防げると思います。

 また、裁判所の判決に行政が従わないため裁判所の権威が失墜するというような事態は、確かに一般的効力説を採った方が起こる危険性は大きいでしょうが、個別的効力説を採ったとしても同様の事態は起こりうるのだから一般的効力説に対する批判としては適していないんじゃないかと思いました。個別的効力説を採った場合には憲法自体の権威が危うくなるのではないかとも思います。

 とりあえず、非嫡出子判決のときは一般的効力を支持する立場として臨みたいです。

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第8回(2010年6月15日・火)〜報告2巡目その1「憲法判断の方法」(担当:磯部、岩堀、坂本、田代)

投稿者:岩堀

 今回のテーマは違憲判断の方法でした。礒部さん、坂本くん、田代くん報告準備お疲れ様!! 大変な作業だったけど、みんなで図書館の演習室借りて話し合ったことは大切な思い出です。(笑)

 違憲審査の方法ですが、類型を上手く体系化している学説が余り見当たらず、苦し紛れにアメリカの学説を参考に私見を書きました…がやはり日本の司法概念がアメリカ式だといっても、アメリカの違憲審査の方法が必ずしも日本の違憲判決に当てはまるとはいえず、私見には見落とせない欠陥も多々あったように思われます…

 日本の裁判所が出す違憲判決のほとんどは法令違憲判決と言われていますが、その多くは適用違憲判決とも言え、違憲審査の方法の類型をみんなに解りやすく説明することができず、逆に混乱させてしまったのではないかと思うと申し訳ない気持ちで一杯です…

 先生がおっしゃる通り、日本の裁判所の違憲判決が全て適用審査であるとすると付随的違憲審査制とも整合し説得力があるように思われます…が抽象的違憲審査という可能性も残されているので今後の動向を注意深く観察していきたいと思います。

 最近は発言する人が限られてくるようになり、淋しい限りです…(泣) そのなかでも毎回といっていいほど鋭い切り口で報告グループの私見に質問を投げ掛けている小川くんの姿勢には見習うところが多いように思われす。みなさんワールドカップで毎日眠いでしょうが最後まで頑張っていきましょう!!
投稿者:田代

 今回のテーマは憲法判断の方法で、自分の最後の報告だった。

 確かに今回のテーマは文献があまり多くない上に内容が難しく、報告者を含めて皆予習が大変だったとは思うが、いつものような白熱した議論もなく沈黙が多かったのが残念だった。自分としても南野先生からの質問に上手く答えることが出来ずとても不甲斐なかった。もう今後報告者となることはないが、これからは質問をする側として今後のゼミを盛り上げたいと思う。

 最後に坂本君、岩堀君、磯部さん、本当にお疲れ様でした!ありがとう!
投稿者:磯部   #070

 今回は2回目の報告だったので、前回よりは要領よくできたように思います。けれど分担量がかなり偏って3人には本当に申し訳なかったです。
 今回の論文は難しく、報告が終わった今でも理解できていない部分がいつもより多く残っていて、そのことも心残りです。時間に余裕のあるときにもう少し勉強して理解を深めたいと思います。

 ただ、最近やっと難しい論文を読むのにも少し慣れてきた気がします。移動中音楽を聞く習慣が勉強する習慣に変わったり、図書館に行く癖がついたり、自分なりに成長できています。これを励みに残りの数回頑張ろうと思います。
投稿者:坂本

 まず、同じ報告グループだった礒部さん、岩堀君、田代君お疲れさまでした!

 割と早くから準備を始めていたのに思いのほかあまりできませんでした。 おそらく報告を聞いていた皆さんは分かりにくかったかとおもいます。特にジュリストの土井論文が意味不明だったので、ジュリストをわかりやすくしようというスタンスでレジュメを作りました(少なくとも自分はそのつもりでしたが)。

 私見を作るのもなかなか難しく、本題から離れているような部分もあったり、矛盾しているところも多く、報告前にいくらか訂正はしましたが、やはりいくらか欠点はのこってしまいました。そこをつつかれたらどうしようかとひやひやしていました(笑)

 実際、片山君たちの先週のグループからの批判には焦りました。あやふやな説明しかできずすいません。

 2巡目がスタートしたので、また気合いを入れなおしていきましょう!
投稿者:古庄

 今回の報告は「憲法判断の方法」でした。
 まずは、報告者の磯部さん、岩堀君、坂本君、田代君お疲れさまでした。

 今回の議論についてですが、これといった私見をまとめることができないまま、授業に臨んでしまったことに非常に悔いが残りました。私見を持っていなかったために、報告班の私見を聞いて「確かにそうだなぁ」と、あっさりとその私見を受け入れてしまいました。「これじゃ駄目だ…」と議論の最中に、あいまいな点や矛盾点を探して、質問しようとしていたのですが、時間も足りずに結局授業が終了してしまいました。報告者の皆さん、報告のために膨大な時間をかけて議論を盛り上げようと努力していたはずなのに、その努力を無駄にしてしまって申し訳ありませんでした。

 報告班の私見によると憲法裁判では、適用審査→文面審査(適用審査を行ったのちに文面審査)という形がとられているということでした。この点は、憲法裁判の判例をあまり読んだことのない自分にとっては、「そうなんだぁ」と感じるしかなかったのですが、「本当にそうなのだろうか?」と興味がわいたので、報告も終わってしまい今さらですが、暇な時にでも憲法裁判の判例をいくつか読んで、自分なりに考えてみようと思いました。

 来週は「非嫡出子相続分差別規定判決」。配布文献を読む限りでは比較的取り組みやすい内容だと思いました。なので、来週は私見をまとめ上げて、今までの汚名を払拭できるよう積極的に議論に臨みたいです。

 最後に、オープンキャンパスのボランティア誰か一緒にやりませんか? 多分楽しいと思います。
投稿者:片山

 発表者の皆さん、お疲れ様でした。もう二巡目に入ってしまいました。もうこのゼミも終わりが近づいているのかと思うと寂しい限りです。ということはテストも近いということで、最近の天気もあいまって憂鬱な日々を送っています。

 今回は『憲法判断の方法』でした。なかなかに難しい内容で、レジュメを理解するのにも一苦労でした。私見もよくまとまっていてすごいなと感じました。私見に納得しつつも、先生がおっしゃっていたように、付随的違憲審査制に見合うように解釈すべきという風にも思ったりしており、まだまだだなぁと感じました。発言も中途半端になってしまい、至らない部分が多い自分ですが少しでも成長できるように残りのゼミも頑張りたいと思います。

 岩堀君の言う通り、ワールドカップが熱いですね。皆さん、ワールドカップと勉強の両立を頑張って下さい。
投稿者:松本

 今回のテーマは違憲判断の方法でした。
 報告者の磯部さん、岩堀くん、坂本くん、田代くん、お疲れ様でした!

 今までは、警察予備隊訴訟や苫米地訴訟、尊属殺重罰規定違憲判決と、具体的な事例を基にして違憲審査制について議論してきましたが、今回は少し違って、違憲判断の類型や審査の方法そのものについて議論しました。

 この回以前では、自分は予習で違憲判決の判例を読んでも、これは文面審査なのか適用審査なのか、また、法令違憲なのか適用違憲なのかと、違憲判断の方法の観点からはあまり深く考えていませんでした。しかし、これじゃ判例を読む意味が半減してしまいますね。どのようなプロセスを経て違憲判断が下されたのかというのは、判例を読む上で重要だと思います。今回のテーマで、判例を読むときの視点について少し刺激を受けました。

 2巡目もスタートし、次回は報告者なので準備に追われている最中ですが、ワールドカップ観つつも、勉学に励める学生になりたいです。
投稿者:井手   #075

 報告者の礒部さん、岩堀くん、坂本くん、田代くん、おつかれさまでした。今回は違憲判断の方法というテーマの報告でした。配布資料の内容がいまいち掴めず、理解不足のまま授業に臨んでしまい、報告者の私見にも、先生の適用審査にすれば付随的違憲審査制にも整合するという意見にも納得させられ、それに対する反論が頭に浮かびませんでした。明確な私見がなくいつも以上に傍観者となってしまって悔いが残る回となりました。

 明日のテーマは非嫡出子相続分差別規定判決。これは、違憲判決の効力なども係わってくる問題であり、白熱した議論が予想されます。

 2巡目を迎え、授業も残り少なくなってきました。気を引きしめて最後まで頑張りたいと思います。

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第9回(2010年6月22日・火)〜報告2巡目その2「非嫡出子相続分差別規定判決」(担当:友田、松本、牟田口)

投稿者:友田

 今回は報告者でした。
 前に一回発表済みのテーマをもう一度取り上げるということで、何について議論したらいいのかが難しかったです。

 結局、裁判所自身が違憲判決をどのように考えているかという点を中心に私見をまとめました。

 反省としては、主張したかった前半の私見(裁判所の考える違憲判決の効力)よりも、付け足しにとどめたつもりの後半の私見(違憲判決の効力をどう捉えるのが良いかという考察)に意見が集中してしまい、本来の趣旨からは少しずれてしまったということです。
 うまく軌道修正できなかった僕たちの責任かもしれませんが…(>_<)

 でも、極端な私見を主張したせいもあってか議論が活発になったのは良かったと思います!
 司会の小川君の「3分間周りの人との話し合いタイム」もかなり有益でした。

 残り回数も少なくなってきましたが、東京の人達に負けないように、口を達者にしていきたいです。

 同じ斑だった松本君、牟田口君、飽きるほど効力について話せて楽しかったです(^-^)ありがとうっ!
投稿者:岩堀

 今回のテーマは非嫡出子相続分問題です。報告者の友田くん、松本くん、牟田口くんお疲れ様でした。

 今回は前々から議論している違憲審査の効力を、学説云々ではなく、判決文や反対意見を読むことで実際の裁判官が違憲審査の効力や遡及をどう捉えているかを知ることができ大変有意義なものでした。議論もいつも以上に盛り上がってあっという間に時間が過ぎていったように思われます。一人顔が怒っていた人がいましたが、大丈夫でしょう!!(笑)

 大講義室の憲法はいよいよ司法に入ってきました! 今までは授業を聞いてもすぐに理解できませんでしたが、ゼミの予習を必死にこなしているうちに嫌でも頭に入ったのか、司法権の概念や客観訴訟などの授業の内容を深く理解していることに気づきました。先生がゼミの最初におっしゃったように「一つのことを一生懸命やれば頭が良くなる」のだなぁと本当に思いました。

 最近はゼミの予習でサークルや趣味、猫と戯れる時間がなかなか取れないで困っていましたが、これを励みに頑張っていこうと思います。テストも近づいて来ました。夏休みまで険しい道が広がっていますが…それでも僕は走り続けます。
投稿者:牟田口

 今回のテーマは違憲判決の効力について。前にも同じテーマで議論をした甲斐もあってか、とても盛り上がり、発表班としてはうれしい限りでした。

 違憲審査権を裁判所が行使すると国家が混乱に陥ることになるのは避けようがないところでありますが、その混乱は出来る限り最小限に抑えられなければなりません。そのためには、個別的効力のみを認めるべきか、一般的効力まで認めるべきか、今回の議論の中心はそこでした。
 一般的効力まで認めてしまうと裁判所の政治的責任を大きくしてしまうことにつながり、裁判所が混乱を引き起こした批判の的になります。これは皆さんが考えるほど小さな問題ではないと考えます。「自分たちが選んだわけでもない裁判所」が混乱を引き起こしたのですから。だから、裁判所委任説なんぞ、もってのほかです。。。
 逆に国会がその混乱を引き起こした批判の的になれば、混乱はすぐにおさまります。権利の侵害を被っても、「自分たちが選んだ国会」であれば、納得せざるを得ないからです。だからこそ、違憲判決は個別的効力しか持たないとされるべきであり、デメリットを補うために法律を作り国会に改正作業を強要すべきだと考えたわけです。
 改正の期限を定めなければ法律が意味をなさなくなる恐れがあり、また、判決と同時に条文が死文化すると定めればそれは判決に一般的効力を持たせるということと実質同じことになります。だからこそ、改正期間を国会に与えることによって、裁判所の政治的責任の拡大を防ぐと同時に法的安定性を守るべきだと思います。裁判所もこのように考えているのではないかという気がしてなりません。まだまだ議論がし足りません。だれか相手をしてください!!!

 先生が授業の終わりに、「裁判所は憲判決の効力を、私法に関しては個別にしか及ばず公法に関しては一般に及ぶ、と捉えているのではないか」という(報告者の)見解は無理があるとおっしゃったものの、時間の都合上、理由を聞けなかったのが心残りです。
 これで発表は終わりですが、批判する側としてゼミに貢献したいなあと思います。よろしくお願いします。

投稿者:松本

 今回のテーマは非嫡出子の法定相続分差別の問題を基にした、前々回に続く違憲判決の効力でした。
 一緒に報告斑だった友田くん、牟田口くん、お疲れ様です。

 議論では、実際の裁判所の違憲判決の効力の捉え方という論点よりか、違憲判決の効力がどうあるべきかという論点の方に重点が偏ってしまいました。
 私達の班は、法令で期限を設けて、立法府に問題となる法律の改廃を求め、期限を過ぎると法律の効果が失われるようにするのがよいという意見でしたが、そこに法令で期限を設ける必要性はあるのかという問題点が出てきました。
 確かに期限があってもなくても最終的には違憲な法律は効力を失う訳だから変わりはないかと納得しました。しかし、よく考えてみると、違憲判決=即法律無効にすると、それは裁判所の消極的立法作用になってしまい、立法府の裁量権の侵害や国会を唯一の立法機関と定める憲法41条違反の問題が出てきます。
 私見の期限を設ける法令は、違憲判決が出たときに立法府に対して違憲判決の拘束力を持たせるものであって、あくまでも立法の主体は立法府になります。立法府がどうしても従わない時の最終手段として、その法律の効果が失われるのです。
 立法権の尊重のためにも、法律即無効とせず、期限を設けることは必要だと思いました。

 ……ということを、七戸民法の時間にずっと考えていましたm(_ _)m

 最後の報告が終わり少し気が楽になりましたが、来週からも気を抜かず頑張っていきます!!
投稿者:古庄   #080

 まずは、報告者の友田君、松本君、牟田口君はお疲れさまでした。

 配布されていた判決文をじっくり読むことで、やはり判決(裁判官の考え)と学説は違うものなんだと実感しました。通説によると、日本の裁判所は違憲審査の効力として個別的効力をとっているということでしたが、実際に判決文を読んでみると判旨には「遡及効をどうするべきであろうか」という内容が含まれていました 。これは、個別的効力説を採用しているならば不必要な議論です(個別的効力説をとった場合、違憲の効力が及ぶのは当事者限りであるから)。そのため、判決文を読む限りでは、裁判官は違憲審査の効力として、一般的効力説も可能性として考えているのではないかと感じました。裁判所は個別的効力を採用しているとの通説を信じきっていた自分にとっては、今回の判決文は目から鱗でした。

 話は変わりますが、岩堀君も述べているように、最近大講義室の憲法で司法を扱うようになってきました。今までチンプンカンプンだった村西先生の説明が、スラスラと頭の中に入ってきます。自分の頭がよくなったから分かるのか、それとも、ただ勉強したことがあるから分かるのか・・・恐らくいや絶対後者ですね(笑)  ですが、やはり「分かる」ということは興味を抱かせてくれます。最近では、1年後期にあんなに嫌っていた憲法の授業が楽しみな授業になっています。とりとめもない文章になってしまいましたが、要は2年前期を遊びに費やさず憲法を勉強してて良かったなということです。(笑)

 明日の授業は「国籍法違憲判決」についてです。皆さん頑張りましょう!
ゼミ風景・有志飲み会(国T大量合格記念)風景写真

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第10回(2010年6月29日・火)〜報告2巡目その3「国籍法違憲判決」(担当:堤、松元、矢野、山根)

投稿者:

 今回は国籍法違憲判決に関する発表だった。同じ報告者のげん、矢野くん、しゅうたにはとても感謝してる。三週間前くらいから準備をぼちぼち始めたが最初の方はどこを論点にするかで頭の中がちんぷんかんぷんだった。でも、少しずつみんなで議論をしていって何とか今日報告を終えることができた。準備のときには、みんな集中が切れたらたわいもない話をして本当に楽しかった。

 国籍法改正に自分は賛同する。婚姻規定でわざわざ制限する必要はないと思う。なぜならそれで児童に対する不当な権利侵害もなくなると思うし、認知のみでもそんなにデメリットがあるとは思えない。皆さんはどう思いますか?
投稿者:松元

  まず初めに、同じ班だった将太郎、矢野君、秀太、お疲れ様です。結構な回数集まって、国籍法の話のみならずいろいろ話せたのは楽しかったです。

 さて、今回の国籍法の発表ですが、自分たちの根拠としていた、憲法が国籍を得る権利を元々授権しているという考え方は、全く根拠がない論だった、ということが問題だったように思います。きちんとそこまでうまく説明できなかったこともあり、不完全燃焼な感が否めません・・・やはり自論を考えるということ、そしてそれを皆に分かってもらうということは大変なことなのだと改めて感じました。

 これでようやく?発表の会は終わったわけですが、この習慣を忘れないようにして、残り少ない貴重なゼミの時間を大切にしていきたいと思っています。
投稿者:井手

 今回は国籍法違憲判決についての報告でした。報告者の堤くん、松元くん、矢野くん、山根くん、おつかれさまでした。

 私は、国籍法改正は必要ないと考えていました。それは、たとえ出生後に認知されたために国籍を取得出来なかったとしても、帰化(国籍法8条1号等)によって日本国籍を獲得することができるからです。それに、出生後の認知の中でも偽装認知の場合もあるため、国籍取得できる認知の審査は必然的に厳しくなる上、また、8条の制定意図、意義を考えると出生時以外の認知の場合の為に作成された気がして、それも考慮するとそれなら8条の帰化でいいんじゃないかと思ったからです。
 しかし、国籍取得と帰化、届出制と許可制では実際全然違うという先生の話を聞いた上、改正された国籍法を確認したところ、国籍取得に関する経過措置(既に20歳を超えた子や国籍法第3条第1項に該当しない人でも、平成23年12月31日までに法務大臣に届け出ることによって日本国籍が取得可能な場合もある)や、偽装認知に対する罰則も定められており、国籍法改正の際の弊害はゼロではないがある程度対処されるので、実際子どもの為を思うと改正した方が良いのかという気もしてきました。。。
 自分の意見を貫き通すのは難しいですorz

 でも、このゼミに入ってから、今までの人生の中で一番自主的に勉強に取り組めている気がします。図書館に行くのが習慣となったり、勉強時間を作るために遊ぶ時間やバイトを減らしたり、良い意味で「変わった」自分がいます^^ また、図書館に行くと必ずと言っていいほど南野ゼミ生を誰かしら見かけるので、みんな頑張っている様に気持ちが引き締まります。テストが近づいてきていますが、この南野ゼミで多少なりとも培ってきた頭とハートで(たぶん)、テストに立ち向かっていこうと思います!特に憲法!

 次のテーマは「審査基準論」です。ゼミの予習とテスト勉強と自分達の報告の準備と、やることがいっぱいで泣きそうですが、頑張ります!
投稿者:古庄

 今回のテーマは「国籍法違憲判決」でした。まずは、報告者の堤君、松元君、矢野君、山根君お疲れ様でした。いつも図書館で話し合っていたので頑張ってるなぁと思ってました。

 さて、今回の国籍法違憲判決ですが、昨今の国際化(国際結婚、海外在住の増加等)の状況下ではよく考えなければならない問題だと思いました。確かに、国際化と内縁関係の男女の増加を考慮すると、今回の国籍法違憲判決には納得できますが、かといって、国際化が進んだからといって国籍取得の制限を緩くしすぎるのも問題ではないかと思います。

 来週は「審査基準論」です。自分は報告班として挑むのですが、正直班内で意見が対立してて未だに班全体の私見がまとまってません… 報告時、グダグダにならないように残り40時間全力で頑張ります!!
投稿者:田代   #085

  今回の報告ではたくさんの人が積極的に発言をしており、良い雰囲気で討論が出来たのではないかと思う。この調子で関東の大学の学生に劣らないようなレベルの高いディスカッションが出来るよう頑張っていきたい。

 また、個人的なことなのだが前回の非嫡出子相続分差別規定判決にしろ今回の国籍法違憲判決にしろ、持論が少し感情的になり過ぎてしまいあまり説得力のある意見を発言することが出来なかったことがとても悔やまれる。今後は極力理性的、論理的な持論を持って授業に臨みたい。
投稿者:山根

 南野ゼミ最後の発表ということで、気合いを入れて挑んだ今回の国籍法違憲判決でしたが、全く発言できなくて自己嫌悪に苛まれています。しかし、今回の発表の準備を通して、前回よりも論文の読み込みや論点の整理などが格段にできるようになりました。そして、それを実感できたことが嬉しかったです。

 これからの課題は、自分の意見をしっかり持ち、それを論理的に説明できるようになることだと思っています。それを残りのゼミで磨いていきたいです。まずは、発言することからですけどね。
投稿者:磯部

 今回のテーマは、いろいろと考えさせられることが多かったです。付随違憲審査制なのだから事件の解決に直接関係のない範囲での違憲判決はできない(国籍法を違憲としたところで国籍取得はできない)と、最初私は思ったのですが、少数派(民主主義における弱者)を救済するのも司法の役割なのかなあ…と考えもしました。

 松田さんの家族制度に賛成という発言にも興味を持ちました。私は事実婚の方がまだいいかなと思う方なので…
 あと自分の考えを言葉にするのが苦手だということを改めて感じました。残り少ないゼミを含めいろいろな場で発言したり、日常生活においても語彙力を付けたりすることが重要だと思いました。的確な言葉で自分の考えを表せるようになりたいと思います。

ゼミ風景写真

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第11回(2010年7月6日・火)〜報告2巡目その4「審査基準論」(担当:石田、小村、浜崎、古庄)

投稿者:古庄

 今回のテーマは「審査基準論」で、報告者として議論に臨みました。
 まずは、同じ報告班だった石田君、小村君、浜崎君、そして司会を担当してくれた磯部さんお疲れさまでした。

 今回の議論を通して、改めて自分の口下手さを実感しました。南野先生が指摘されたように自分の意見が首尾一貫しておらず、「コイツ何言ってんだ?暴走しすぎだろ…」と皆感じたと思います。恐らく、自分は報告者にも関わらず圧倒的に勉強が足りていなかったことが原因だと思います。皆さんには迷惑かけました。

 自分は、最初は「審査基準論」を採用すべきではと考えていました(あくま でも考えのみです。基準は日本の実情にあったものが作られるべき)。日本の精神風土と「法の支配」の要請がその理由です。
 まず精神風土についてですが、日本人は「和」の精神をもつとされ、それは裁判官も恐らく同じでしょう。裁判官の「和」の精神は立法府の尊重つまり公益偏重志向に繋がってしまい、結果裁判官の主観的な判断に任せると、違憲判決をあまり出さなくなる。ですが、「この基準を満たせなければ違憲判決を出してもよい」という基準があれば、そんな裁判官でも多少は積極的に違憲判決を出すようになり、人権保障の観点からこちらの方が望ましいのではと考えていました。
 次に、「法の支配」についてですが、「法の支配」という概念は権力者の恣意的な法の解釈・適用を防止するために生まれたものなので、「法の支配」を採用する以上、法の予測可能性・安定性が望まれる。審査基準論だったら、予め基準が定まっているために、その要求に応えられるのではと考えていました。
 しかし、小村君の「判例が拘束力を持たないと考えたら、三段階審査論も審査基準論もあまり変わらないのではないか? 一方で、たとえ強い拘束力を持っていたとしたも、結局は両者とも先例に依拠した判決を裁判官が下すようになるから、審査基準論も三段階審査論も結局はどちらも変わらないのではないか?」という鋭い指摘に完全に納得させられてしまいました?…したはずなのですが、理解が浅かったのでしょう、本番で暴走してしまいました(苦笑)。寿太郎ごめんね。

 なんだかんが遂に報告も終わってしまいました。しかし、報告が終わったとい うことは期末テストが目前に迫っているということなので、報告終了ということでハメをはずさずに、しっかりテスト勉強をやりたいと思います。皆さん頑張りましょう!!

 来週のテーマは「裁判官の任命・司法権の独立」です。南野先生の論文が参考文献に挙がってて、身近にすごい人がいるんだなぁと実感しました(笑)。今回の暴走を反省し、しっかりと私見を持ったうえで議論に臨みたいと思います。
投稿者:中原

 こんにちは!久しぶりの授業風景リポートになります。

 現在、参議院選挙の開票速報を見ながらレポートを書いています。私はまだ未成年なので、格別どの政党を支持している、とかはないのですが…民主党は過半数割れして、今後厳しくなりそうですね。

 さて、今回のゼミの主な論点についてですが、私は、ドイツ型の三段階審査論を採っても、アメリカ型の審査基準論を採っても、どちらかがより合理的である、という明確な根拠が見出だせない、よってどちらの審査枠組みを採るでもなく、日本の実情に合った枠組みを作るべきである、と思います。

 本当はゼミの中で上に述べたことの理由も併せて発言がしたかったのですが…。また発言ができなかったことがとても残念に思います。
 あっという間に、ゼミも残り2回となりました。皆の前で自分の意見を述べる、という貴重な機会を無碍にしないために、残り2回は予習をきちんとして、たくさん発言できたらいいな、と思います。

 前期もあと少しですが、よろしくお願いします!\(^O^)/
投稿者:石田   #090

 まず、同じ班だった、古庄君、小村君、浜崎君、お疲れ様でした。

 報告班として思ったことは、レジュメをもっとわかりやすく作ればよかったということと、レジュメの読み方をもう少し工夫すべきだったということです。また、個人的には漢字を読み間違えたのが恥ずかしかったので、漢字は油断できないな、と思いました。審査基準論ということで、少し複雑な内容でしたが、みなの様々な意見を聞くことができて大変良かったと思います。皆を見習って、僕も意見を述べることが出来るように頑張りたいと感じました。
投稿者:井手

 報告者の石田くん、小村くん、浜崎くん、古庄くん、そして司会の礒部さんお疲れさまでした。また発言できなかったので、少し思ったことを書きたいと思います。

 今回のテーマは、審査基準論でした。報告者の立場は、ドイツの三段階審査とアメリカの審査基準も比較衡量した結果あまり変わらないため、どちらが良いかというより、とにかく早急に日本も審査枠組みを作らなければならないというものだったと思います。
 ゼミの中では三段階審査支持者が割と多くいた気がしました(授業の終わり頃に続々と)。審査基準論は裁判官の裁量を限定できるのがメリットでしたが、逆に三段階審査派からすれば、裁判官は良心にしたがった裁判をすべきであり裁判官の裁量を限定ではなく認める三段階審査の方がいいんじゃないかというものでした。しかしながら、もし三段階審査を採ったとしても果たして裁判官はその良心に従った裁判は可能なのか疑問が残りました。日本には司法官僚制などがあり、判決は上級審の意向に沿った判断をしがちと言われることがあります。そのような状況下では、裁判官が自己の良心に従った裁判が出来るという三段階審査ゆえのメリットが発揮できないと思ったからです。
 一方審査基準論では、明確な基準があり、それに基づいて審査されます。その点においては、三段階審査側から見れば、明確な基準ゆえに裁判官の裁量が狭まることはデメリットです。確かに明確な基準を定めることで裁判官の裁量は制限されることになりますが、逆に明確な基準があるために一般的に結論が予測しやすくなるというメリットにもなります。また現在の司法官僚制の問題などを鑑みると逆に明確な基準に沿った裁判の方が司法官僚制がつけ入る隙が小さくなる上、裁判官の良心に関しても、良心に従って明確な基準に基づいた審査をすれば問題ない気がして、審査基準論が良いような気がしました。。。

 明日のテーマは「最高裁裁判官の任命と司法の独立」です。報告者なので、明日はみんなでがんばりたいと思います!
投稿者:小村

 同じ報告班だった石田君、浜崎君、古庄君お疲れさまでした。

 このテーマに関する僕の意見は古庄君がおおよそ書いてくれているので割愛させていただきたいとおもいます。

 発表の準備段階に関しては、古庄君が言っているように確かに議論が甘かったと反省しています。こうなってしまった原因は、レジュメを作る要領が悪かったこと、準備期間とW杯がちょうど重なったこと、発表が延期されるのではないかという淡い期待を抱いてしまったことにあるとおもいます。

 レジュメを作る要領が悪かったというのは完全に個人的な問題なので、特に古庄君には迷惑をかける結果となってしまい心苦しいのですが、あとの二つは事前に最悪の事態を想定しておらず危機管理能力がなかったことによるものだとおもわれます。

 とにもかくにもこの反省を生かし今後は常に最悪の事態を想定し、楽観的になることがないように活動していきたいと思います。

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第12回(2010年7月13日・火)〜報告2巡目その5「裁判官の任命・司法権の独立」(担当:井手、片山、小山、飛松/司会:松本)

投稿者:岩堀

 今回は司法の独立でした。
 発表グループの片山くん、小山さん、飛松くん、松元くんお疲れさまでした。

 私見は、司法の独立を裁判所の独立と裁判官の良心との二段階で述べられていてわかりやすかったです。最高裁判所長官の選任人事や国民審査の実態など、茶の間(笑)ではフォーカスされない問題に気づくことができました。
 確かに裁判官の選考過程が透明であり、それが内閣の任命に基づいていて、国民審査が機能しているといえると、裁判所に民主的正当性が付与されるということはいえると思いますが、果たして裁判所に正当性が必要なのでしょうか?? 憲法が裁判所に違憲審査権を与えることで、その最高法規性を裁判所に担保していることは憲法上明らかであり、結局、適正な裁判が行われ国民の自由・権利が保障されれば民主的正当性など必要ないのでは無いでしょうか??

 また裁判官の良心の定義も重要な問題と言えますが、どのような良心に従っても、裁判官のこれが法であるという判断に基づいて正当な判決が下されれば良いのであり、それよりも問題なのはジュリストの南野論文で指摘されているように裁判所内部からの干渉・圧力により裁判官がそういう判断を下したくてもできない状況こそが司法の独立の脅威となっていることです。その事についての解決策をみんなで考えたいと思いゼミに望んだのですが、私見にそれが盛り込まれておらず、議論も裁判官の人事と国民審査のみでタイムアップとなってしまったので残念でした…(泣)

 1学期もあっという間に過ぎ、報告も残るとこ1回になりました。テスト勉強も忙しいですが最後の予習も頑張りたいと思います。
投稿者:牟田口

 こんにちは。牟田口です。前回は遅刻をしてしまい誠に申し訳なく思っております。この場を借りて謝罪させていただきたく存じます。

 今回の議論の中心は最高裁裁判官の、長官を除く14人のメンバー構成をどのようにして決定すべきか、国民審査をどうすべきか、でした。
 憲法は内閣に最高裁の長官の指名権を授権していますが、ほかの最高裁裁判官に関しては任命権しか授権していません。このように区別したのは、裁判所(裁判官)に民主的正当性が必要であると同時に、裁判所(裁判官)は多数者グループによって権利の侵害を受ける少数者グループの保護を考えなければならないということが要因であります。言い換えると、内閣と無関係で裁判官が選任されるのでは好ましくなく、しかしながら、内閣の独断に近い状態で選任されるのも好ましくないということであります。その調節を憲法は図っているのではないでしょうか。もし内閣がすべての裁判官を選択するようなことになると、それは違憲である疑いもあります。長官以外の最高裁裁判官の指名権を内閣は授権されていないからです(指名権がどこにあるのか明記されていないので難しいところではありますが・・・)。憲法が、行政裁判所の設置を許していないことの意味も忘れてはなりません。
 そのように考えると、やはり現状は変えづらいのではないでしょうか。もし過去にそのような状態があったのならば、憲法判断をしてほしかったなあ、憲法判例百選にも入っていただろうなあと思います(でも、内閣から選んでもらった裁判官たちが判断するからダメか・・・。事件性の要件ってどうやって満たすんだ? 客観訴訟? え? うぎゃあ。) 。

 気を取り直して・・・
 国民審査は、どうでしょう。国民審査があるから内閣に裁判官を選ばせて大丈夫とか、国民審査があるから裁判官はしっかりと任務を遂行してくれるとか、そのようなことは言えないと思います。そこまで国民審査に期待するのは危険な考えです。国民審査が憲法に規定されている理由は、裁判官に民主的正当性を与えるため、ただそれだけだと思います(お前たちが、こいつらでいいよって認めたんだから、文句言うなよ! ちゃんと従えよ! 的な)。
 憲法は国民審査で裁判官を辞めさせることなど、そこまで期待していないような気すらします。国民審査にもっと期待したいのであれば、無記入は無効票、○は認可、×は罷免希望、とすべきでしょう(個人的には今のままで構わないのですが・・・)。
 だからこそ、最も大事なのは、誰を最高裁裁判官に選ぶか、ということです。そこが全てを決めるのです(つまりは、誰が最高裁裁判官を選ぶか、という上の議論が重要)。

 ながながと述べてきましたが、これはすべて先週の大失態の謝罪をするための前触れです。
 多大なる迷惑をおかけしましたこと、多大なる心配をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。以後、気をつけます。
投稿者:片山   #095

 こんにちは。今回は僕たちの発表で、テーマは「最高裁裁判官の任命と司法権の独立」についてでした。同じ発表班だった井手さん、小山さん、飛松君お疲れ様です。そして、準備段階からいろいろと迷惑かけてしまいました。また、授業では皆均等に発言する予定だったのに、殆ど黙ってしまいました。すみませんでした。

 僕たちの班の意見は、憲法には内閣に任命権があるとしながら、現在の任命制度は実質的に最高裁が行っており、さらにその過程が不透明であることが問題であるとし、それを改善した任命制度を考え、内閣に実質的な任命権を与えるべきだというものでした。また、内閣が任命権を持つにあたり、その責任を追及するする手段として国民審査を活性化させようと考えました。もちろん、国民審査は果たして本当に活性化するのかという疑問もあります。また、ただでさえ日本は違憲判決が少ないのに、裁判所が政治性を帯びるようになったらさらに違憲判決は出さないのではないかという危惧もあります(というか、日本は政治的影響力が小さいにも関わらずどうしてこんなにも違憲判決が少ないのでしょうか。行政府に対する恐れから?それとも、内部からの圧力??)。この辺りは難しい問題だし、終わりが見えないので、この辺りで止めておきます。

 あと、牟田口君はここでの任命権とは、6条の任命権のことで、指名権は別のところにあると言ってましたが、任命権のことが触れてある条文をみると、6条や80条では指名権の所在が述べてあるのに対して、68条や79条ではその所在が明らかにされていません。そのため僕は、79条は68条と同じように、任命権には指名権も含まれているのだと考えます。また国民審査は、内閣の恣意的な任命を防止するためにあるとされていることからも、任命権は指名権も含んでいると見ることができると考えています。

 今回は、南野先生の論文を参考文献にしたのに殆ど扱わないということになり、申し訳なく思っております。次回が最終回となりますが(早いですね)、さらに良い授業となるように頑張って予習してきたいです。

投稿者:古庄

 今回のテーマは「裁判官の任命・司法権の独立」でした。
 まずは、報告を担当した井出さん、片山君、小山さん、飛松君、司会の松本君お疲れさまでした。

 報告班の私見は、「現行の最高裁判所裁判官任命制度は透明性に欠けるため、新たな任命制度が必要であり、と同時に民主的正当性を取り入れるために情報開示を行うことで国民審査制度も活性化させる必要がある」とのことでした。確かに、これが実行できれば批判をする人は少ないでしょう。しかし、実際問題本当に上手くいくのでしょうか? 新たな任命制度の方は、法律を徹底させることで、運用できなくはないかなと思いますが、国民審査を活性化させることはおそらく不可能だと思います。いくら選考課程の情報を開示したとしても、政治に関心のない国民が大勢いる以上、国民審査は不十分なものになってしまいます。かといって、活性化させるた めに牟田口君が例として挙げている制度を導入することも危ないのではないでしょうか?個人的な考えですが、恐らくわざわざ裁判官を認可する人はほとんどおらず、無効票と罷免票ばかりになってしまい、結果的に裁判官は任命されてもすぐに罷免されてしまい、何のための国民審査かわからなくなると思います。
 現行の国民審査制度が形骸化しても仕方ないような制度になっているのは、裁判官に民主的正当性はあまり必要ないからだと考えられているからではないでしょうか。岩堀君が言ってるように結局、適正な裁判が行われ国民の自由・権利が保障されれば民主的正当性は必要ないように感じます。そのため、裁判官任命制度の 透明性確保だけで十分な気がします。

 来週のテーマは「宗教団体の内部紛争」です。配布資料が膨大かつテスト目前ということで、予習大変ですがサボらず頑張ります。

 最後に牟田口君、来週は漫才楽しみにしています。(笑)

投稿者:飛松

 今回「最高裁裁判官の任命と司法権の独立」というテーマで報告を行いました。
 最初に今回一緒に報告をした、井手さん、片山君、小山さん、本当にお疲れさまでした。そして本当にありがとうございました!!

 僕達の私見は、現状の最高裁裁判官の選任は密室のなかで行われており、その任命の責任が不明確な状態であることを問題と考え、憲法の明文上どおりに内閣の任命権をはっきりとさせるべきだということ、また最高裁に民主的正当性を付与する機能としての国民審査を活用すべきだというものでした。
  国民審査の活用に関しては、予想したとおりその実効性に関する指摘が相次ぎました。確かに、どれだけ国民審査を活性化しても、国民審査によって最高裁裁判官が罷免されるという事態はなかなか想定しづらいものですし、国民はこれまでどおり無関心なままという可能性も十分あり得ます。僕達としては、形ばかりになってしまっている現在の国民審査は問題であり、とにかく現状を打破するなんらかの策を講じるべきだと考えました。また、裁判所は国民の権利を守るための最後の砦であり、国民自身がその裁判所に対して無関心であるということは大きな問題です。国民審査の活性化が国民の司法への関心を高める契機にもなると考えます(そうあってほしいです...)。

 報告を終えてみて、私見がまだまだ練り足りなかったというのを実感しましたし、また裁判官の良心、独立の問題について議論できなかったのも残念でした。
 ともあれ、今回鋭い質問や指摘で議論を盛り上げて下さった皆さん、本当にありがとうございました。
 次の報告が最後の1回ですが予習を頑張ってゼミに臨みたいと思います。

投稿者:井手

 今回のテーマは「最高裁裁判官の任命と司法の独立」でした。同じ報告班の片山くん、小山さん、飛松くん、そして、司会者の松本くん、おつかれさまでした!

 私たち報告班は、今回のテーマについて、主に「内閣の任命権の明確化」と「国民審査の活性化」を中心に考えました。
 牟田口くんの意見として、内閣の任命権は指名権とは違うという指摘がありましたが、私たちは憲法79条1項の内閣の任命には裁判官を選任するという意味も含まれていると考えます。まず、国民主権を採る以上は日本では、前提として、司法も民主的正当性は持たなければならないと考えます。しかしながら、今の任命慣行では民主的正当性を付与できていると言えません。そこで、内閣の任命権を明確化し、内閣(国民が選んだ国会議員で構成される国会が選んだ)が裁判官を選ぶことで司法にも民主的正当性を与えるべきだと考えます。また片山くんの言ったように、6条や80条とは違い、最高裁裁判官の選任に関する条文が内閣の任命以外に明記されていない以上、やはり内閣の任命権には指名という意味も含まれていると思います。

 国民審査に関しては選考過程やリアルな選任理由など必要な情報を出来る限り公開することで、国民が審査に参加できる環境を整えてあげることが重要なのであって、国民審査の活性化が直接に最高裁裁判官の罷免増加につながるわけではないと個人的には思います。裁判官の身分保障も大事なことですから、いくら国民審査を活性化するからといって、〇×にはすべきではないと思っています。

 いよいよ明日は最後の授業です。これまで以上に気合いを入れて臨もうと思います!

投稿者:友田

 まずは報告者の皆さん、報告お疲れ様です!

 電車が遅れて途中から参加したこともあり、流れに乗れないまま周りの人の話を聞いているだけで終わってしまったのは残念でした。筑肥線の脆さを侮ってました(汗)

 気付けばいよいよ次回が最終回となりました。
 最後に気持ち良く終われるようにしたいです♪

投稿者:坂本   #100

 リポートを書くのは久しぶりです。

 報告グループの皆さまお疲れ様でした。

 授業中は牟田口君と相談をしつつ、彼が全部しゃべってしまいました。(笑) 
 次回は全部自分がもっていくくらいの気持ちで臨みます。

 いよいよ明日は最後のゼミですね!

 もうこのメンバーでできないというのはさみしいという気持ちもありますが、楽しんでまじめに議論しましょう!

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第13回(2010年7月20日・火)〜最終回/報告2巡目その6「宗教問題の裁判可能性」(担当:小川、中原、松田/司会:坂本)

投稿者:小川

 今回は、テーマが未定だったので、松田さん、中原さんと話し合って「宗教問題の裁判可能性」をテーマにしました。
 テーマ自体が少し難しいうえに、テスト前ということもあって、発言があまりなかったのは少し残念でした。

 このゼミのことですが、全体的に、僕はかなり楽しむことが出来ました。
 様々な議論を交わしていく中で、自分の考えの浅さや、自分の思いもしなかったことに気付かされたのは、貴重な体験でした。
 また、自分の考えを論理的にしっかりと述べる力や、人の論理をきちんと把握する力を培うことが出来て、本当に良かったと思います。

 ただ、やはり、まだまだ鍛えるべきところが多くあるということも自覚できましたので、これからも研鑽に努めていきたいと思います。
 本当にありがとうございました。

投稿者:友田

 ついに今回でゼミ最終回を迎えてしまいました…。
 とても寂しい限りです(ToT)

 各方面からの噂で、南野ゼミはキツいから辞めておいた方がいいと聞いていましたが、カリキュラム上、余裕がある2年前期ということもあり、敢えて挑戦してみました。
 結果的に、このゼミに入って本当に良かったと心から思っています。

 勉強の面ではグループでとことん話し合って、発表の場では他の人の意見を聞いて理解を深めることができたし、「あー法律の勉強ってこういうのなんだ」っていう実感が沸きました。
 
また、勉強以外の面でも飲み会などゼミの皆とはモチロン、普段は接することができない人達とも飲むことができて、とても楽しかったです!
 コアセミのときは、メンバー全員の名前さえ覚えきれなかったので(笑)

 最後にゼミの皆さん、南野先生、半年間でしたがありがとうございました(・ω・)ノ

 ではでは、これからはテストを頑張ろうと思います!
投稿者:牟田口

 今日でゼミが全て終了しました。

 南野ゼミは予習が大変と聞いていましたが、興味深い論文が多く、思っていたほど苦ではありませんでした。また、二回の発表
では、班で議論を重ね、私見を考え、ゼミでそれを披露するという、貴重な体験をすることができました。初めは緊張しましたが、徐々に慣れていき、ゼミが楽しみと思うようになっていきました。もう来週からはゼミがないと思うと、趣味を奪われた気分で、非常につらいです。ゼミは終わってしまうけど、たまにはみんなで集まって飲みましょう。そして盛り上がりましょう。

 南野ゼミでの経験を将来に活かしていきたいと思います。これからも、牟田口裕史をどうぞよろしくお願いします。
投稿者:小村

 報告班の皆様お疲れさまでした。テスト前にもかかわらず内容の濃い発表をされており、意図的にテスト前の報告を避けた僕は少々恥ずかしさを感じています。

 それはともかく、このゼミでは志を高く持つ人たちの中で様々な刺激を受けることができ、たくさんのものを得られたのではないかと思います。特にこの半年間で図書館の使い方を覚えたことは僕の人生をより豊かなものにしてくれることでしょう。まあ、これをきっかけに残りの大学生活をもっと生産性のあるものにしていきたいと思っています。

 最後に、南野先生、TAの先輩方、その他のみなさん半年間お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
投稿者:飛松   #105

 とうとう今回でゼミが終わってしまいました。
 まずは今回の報告者だった、小川君、中原さん、松田さん、報告お疲れさまでした。

 2年前期の比較的時間のある時期にしっかり勉強して力をつけたいと思いこのゼミに入りましたが、毎回様々な論文を読んでいくことができ、報告では、私見を作ったり、議論をしたりとそれなりに力をつけることができたのではないかと思います。ゼミのみんなの報告や、意見のなかにも、いろいろと気付かされることがあり、学ぶべきところがたくさんありました。
 また、毎回とても興味深い論点を取り上げていくなかで、憲法の奥深さというものを知ることができ、今まで以上に憲法が好きになりました。

 南野ゼミで学んだことを糧にこれからも精一杯学んでいきたいと思います。
 最後に、南野先生、ゼミの皆さん、短い間でしたが本当にありがとうございました!
 来学期の先生の憲法の授業、とても楽しみにしています(笑)。

投稿者:浜崎

 今日のテーマは、なかなかディープで難しいものでした。
 それでも責任を持って発表していた、小川くん、中原さん、松田さんはさすがだと思います。彼らのストイックで責任感のあるところを見習いたいです。

 ゼミもいよいよ最後となり、少し寂しく感じます。
 途中、きつくて挫折しそうになったけど、みんながいたので頑張ることができました。
 毎回尊敬しっぱなしでしたが、僕も、皆さんに一歩でも二歩でも近づいていけるよう、努力を続けていきます。

 ありがとうございました。
投稿者:坂本

 とうとうゼミが終わってしまいましたね。少しさみしいですが、本ゼミでまた同じになる人がいるかも知れないので、その時はまたよろしくお願いします。
 このゼミで憲法訴訟と司法権の知識がついたのは当然ですが、やる気に満ち溢れた友達に出会うこともできたし、いい先輩にも出会えたし、面白い先生にも出会えたことは一生ものだな〜と思いました。発言回数が少なかったのは残念というか後悔でもありますが、本ゼミではそういうことのないようにしたいものです。
 報告の前に話し合いを重ねることで自分たちの理解を深めることや、論文をたくさん読むことにも慣れることができたのはこれからの自分にとっても大きなプラスになりました。
 まだまだ大学生活も半分すら過ごしていません。まだ勉強したいこともたくさんあるし、やってみたいこともたくさんあるのでこのゼミで培ったことを使っていけたらと思います。

 最後に、第1回のリポートを見ると、懐かしいです。月日は意外と早いものですね!
 半年間お世話になりました!

投稿者:井手

 最後の授業となった今回のテーマは、「宗教問題の裁判可能性」でした。報告者の小川くん、中原さん、松田さん、本当におつかれさまでした。

 このゼミは、毎週の予習の論文の量が多く報告の準備も大変でしたが、そのおかげもあり成長出来た気がします。以前より随分調べ物が上手くなりました(笑)。ただ、あまり発言できなかったのが心残りですが、それは今後の自分の課題とします。皆さんの議論を聞けただけでも有意義な時間を過ごせました。この授業を通して、憲法を面白いと感じることが出来ました。

 後期は授業がいきなりキツくなるということですが、このゼミでの経験を踏まえ、遊びばかりではなく、勉学にも全力で取り組もうと思います。

 最後に南野先生、TAの先輩方、ゼミ生の皆さんありがとうございました!
投稿者:片山

 今回は、「宗教問題の裁判可能性」でした。報告者の小川君、中原さん、松田さん、お疲れ様です。現状あまり有力とは言えない考えで、南野先生からもだいぶ批判されていましたが、自分の意見をしっかりと持って堂々と発表出来ていたところを見て凄いなと感じました。

 さて、法政基礎演習も今回が最後の授業となりました。半年間この授業を通して僕は多くのことを学べました。特に1年の頃は法律の勉強をほとんどしていなかったので、今回のゼミで論文を読んだり、図書館で文献を探し報告グループで話し合うことを通して、大学生の勉強とは何たるかを実感することが出来たことは、これからの大学生活に大きく影響してくるでしょう。後期からは本格的に専門の授業が始まるのでさらに大変になるとは思いますが、この授業で考え、悩み、学んだことを糧にして頑張っていきたいです。

 最後にゼミの皆さん、TAの先輩方、そして南野先生、半年間ありがとうございました。楽しい時間を過ごすことが出来ました。後期以降もお世話になると思います。よろしくお願いします。そして皆さんのこれからに幸多からんことをお祈りします。
投稿者:   #110

 最後の授業は宗教団体内の紛争について裁判所が審査、判断をくだすことができるのかというものだった。
 自分は宗教団体が日頃どんな活動をしていて、どのくらい社会に影響を及ぼしているのかがよく分からない。宗教団体は変人の集まりだというステレオタイプも拭いきれてない。でも、暴力団や右翼団体ほど社会秩序を乱していないと思う。日常生活を送っていてもニュースを見ていてもそれほど悪いことをしていないと思うからだ。たまにはひどい宗教団体もあるのだが。
 だから、自分は宗教団体内の紛争に関して裁判所が審査、判断を控えることは理にかなっていると思う。内部で決めることであり、裁判所にそこまでの権限は与えられてないと思う。宗教団体が暴力団のように非道な活動をするのなら話は別である。

 あっという間にこのゼミも終わってしまいました。南野先生をはじめ、TA、メンバーのみんなには本当に感謝しています。勉強だけでなく、いろんな人とも仲良くなれたからこのゼミにしてめっちゃよかったなあと思っています。短い期間でしたが本当にありがとうございました。これからも仲良くしていきましょう。

投稿者:田代

 最後の授業は宗教問題の裁判可能性についてだった。
 かなり難しい内容だったので、あまり活発な議論が出来なかったのは残念だったが、個人的には小川君と最後に一対一の討論ができたので良かったと思う。(南野先生の援護射撃にかなり助けられたんですけどね。笑")

 月並みな総括だが、この半年間、南野ゼミで憲法の知識からディスカッション能力まで様々なことを学ぶことが出来た。このゼミでの経験を今後の大学生活に生かせていけたらなぁと思う。

 最後に南野先生、半年間お世話になりました。
 ゼミの皆さん、お疲れさん!!

投稿者:山根

 皆さん最後の基礎ゼミお疲れさまでした。今回は宗教問題の裁判可能性ということでしたが、個人的には報告者の意見に賛成します。宗教団体が訴えられるという不利益を被るとしても、裁判を受ける権利は保護されるべきであり、法主等の地位の正統性も、その継承したという手続きのみで認められると考えれば問題ないと思いました。結論としては、もっと裁判所は宗教問題に関して、判断した方が良いということです。

 あと、最後なのでゼミ全体について感想を書きます。この基礎ゼミを通して、発言量が少なかったことが課題ですが、憲法の奥深さを知ることができたり、論文を読む力もついてきたし、論理的思考能力も鍛えられたと思います。本当に充実したゼミになったと思います。南野先生、TAの方々、ゼミの皆さんありがとうございました!
投稿者:古庄

 今回のテーマは「宗教問題の裁判可能性」でした。
 まずは、報告を担当した小川君、中原さん、松田さん、テスト前で忙しい中お疲れさまでした。今回のテーマは、非常に難解であり報告班の私見を理解するのだけでとても大変でした。このようなテーマを勉強し私見をもまとめ上げる報告班の力量にただただ感服するだけでした。

 さて、今回の授業で法政基礎演習も終わってしまいました。長いようで、意外とあっという間な半年間でした。このゼミには2年前期を有意義に過ごしたいという単純な理由から入ったのですが、今はこのゼミに入って本当によかったと感じています。多くの興味深い論文に触れることができ、あんなに嫌いだった憲法に興味を持てたことに加え(「Interactive憲法」愛読するようになりました笑)、多くの尊敬できる方に出会ったことで、自分の将来についてぼんやりとですが考えるようになりました。このゼミで過ごした半年間は今後の大学生活にとって必ず役立つものだと信じています。

 最後に、南野先生、TAをやっていただいた上谷さん、岡田さん、久冨さん、ゼミ生の皆さん本当にありがとうございました。この半年間の体験は最高の思い出です!
投稿者:松本

 今回がゼミの最終回でした。
 報告者の小川君、中原さん、松田さん、お疲れ様でした。

 今振り返ると、4月からのこのゼミは本当にあっという間でした。でも、その短い時間の中で、多くの文献に触れ、あれこれ自分の頭で考え、みんなの意見を聞き、そしてまた考えを巡らす、という繰り返しで、とても刺激的で内容の濃いものとなりました。また、以前はあまり憲法には強い興味は持ってはいませんでしたが、このゼミが始まってからは憲法の授業が興味深く聞こえてくるようになり、もっと知りたい、理解したいと思うようになりました。

 ゼミの報告の準備では、長い時間をかけて、班の人と話し合ったり、レジュメを作ったりと大変なことが多かったですが、自分が法学部の学生だなと実感する瞬間でもありました。文献を調べたり、読んだりする力がついたのは、これからの自分に役立っていくと思います。

 ただ、議論の中であまり発表できなかったことが心残りとなっています。原因を考えてみると、自分の意見を整理したり、まとめきれていないところがあるので、今後の課題にしようと思います。

 ゼミを通して、南野先生やTAの先輩方、ゼミ生のみんなに出会えたことに本当に感謝しています。今までお世話になりました。そして、これからもよろしくお願いします。
投稿者:小山   #115

 みなさん、ゼミ最終回お疲れ様でした。特に、報告者の小川くん、中原さん、松田さん!

 テスト勉強と並行で大変だったと思いますが、その勉強量としっかりした主張にはただただ感心するばかりでした。

 半期間続いたゼミも、今回で最後となりました。前評判の通り、予習量が多くとても忙しくはありましたが、その分充実した毎日でした。報告や毎回の予習、議論を通して本当に多くのことを学び、自分の課題に気づかされました。この先それらを決して無駄にすることのないように、これからも頑張って行きたいと思います。

 南野先生をはじめ、TAの先輩方、ゼミメンバーのみなさん、ほんとうにありがとうございました!

 打ち上げでおいしいお酒が飲めるのを楽しみにしてます!
投稿者:中原

 こんにちは!

 最終回のテーマは「宗教問題の裁判可能性」でした。宗教という曖昧模糊とした難しいテーマを設定した上に、テスト前ということもあり、皆の予習が追いつかなくて、全く意見が出ないんじゃないか、という懸念がありましたが、普段より盛り上がりが少ないながらも、意見が出てくれたので安心しました。
 一緒に報告した小川くんと松田さんにはお世話になりました!!色々迷惑かけてしまってすみません…。でも、2人の頭の良さには感動しました!

 さて、内容についてですが、私達は、立証責任実体説が最も適当である、という考えを述べました。他の二説に比べ、最も論理的な説であると思っていたからです。しかし議論をする中で、「選任の手続上の準則」が存在しない宗教団体はどうするのか、といったような反論がなされた時に、私の中では説得的な答えが出てきませんでした。団体の自律権と裁判所の介入の兼合いなども合わせると、やはり今回の内容は難しいものなんだ、と実感しました。

 さて、遂に最後のゼミが終わってしまいましたね。あのメンバーで顔を合わせるのは、もう3日の打ち上げ位だと思うと、寂しい気持ちで一杯です(>_<)
 全体を通しての、私の反省は、余り活発に意見を述べることが出来なかったということです。“予習”といっても、ただ単に論文を読むだけではなく、それを受けて自分の考えをまとめることが大切なことであり、法学部生にとって必要なことである、と身をもって知った前期でした。

 南野先生には、ゼミ以外でも色々なことを教えて下さり、とても感謝しています。普段と飲み会のギャップには驚きを隠せませんでした!!!是非、後期は先生から人権論を学びたいと思っています。私は村西先生でもいいですが…(笑)
 ゼミの皆はいい人達ばかりで、話していて沢山学ぶ所があったと思います。空き時間のおうめい広場とか食堂には、必ずと言っていい程南野ゼミ生の話し合いをしている姿があって、ちょっと面白かったです(笑) 後期になると、そういう場面もなくなってしまうと思うと、残念でなりません。

 最後に、4ヶ月お疲れ様でした!
 私のリポートもブログ風ではなくなったんじゃないか、と思います。やれば、できるんです(笑)

 では、飲み会楽しみにしています!\(^O^)/
投稿者:矢野

 報告者の皆さんお疲れ様でした!
 今回の議題は宗教問題なだけあって、議論がとても難しく思いました。
 議論を聞いていると、宗教の問題といえども裁判所が介入すべき場合があるとするのが妥当だと思いました。今回の場合、宗教内の問題が実社会に権利侵害として現れており、このまま宗教による個人の権利侵害を野放しにしていたら宗教が社会的混乱を引き起こしかねないと思います。宗教の自立性も、宗教が社会の中に存在する以上、外部からの統制は必要だと思いました。

 最後の報告で何も発言できなかったのは悔しかったですが、毎回の授業で様々な内容について考えることができたことや、みんなから刺激を受けることができたこと、しっかりした報告様式を学ぶことができたことなど、このゼミは多くのことを得ることができる場でした。南野先生、TAの方々、ゼミ生の皆さん、ありがとうございました!

投稿者:松田

 今回のテーマは「宗教問題の裁判可能性」でした。
 一緒に報告をした小川くん、中原さんおつかれさまでした! テーマ未定でテスト前ということで、テスト範囲にも少し触れる内容にしたいという個人的な目標が達成できたので良かったです。

 今回は先生からの批判を多く受けました。主観に基づく反論しかできなかったことが悔しいです。それと同時に、画一的な規定を作ることの難しさを感じました。妥協点をどこにおくか、憲法問題だけでなく、日常生活にも通じる課題だと思いました。今回で最終回ということですが、なかなか実感がわきません。鞄を漁ると予習す べき論文が出てきそうです。

 予習が大変と有名なゼミでしたが、実際にいろいろな論文に触れていくうちに少しずつ楽しくなってきました。また、報告の準備となると予習以上に大変でしたが、斑のみんなに助けてもらいながらなんとかこなすことができました。論文の読み方や図書館の使い方が以前よりもわかるようになったこと、そしてたくさんのすてきな仲間や先輩、そして先生に出会えたことは、これからの人生の糧になると思います!

 リポートをほぼ書かなかったことが反省点です。更新されていく皆のリポートを読んで満足してしまいました。毎日楽しみにしていました。「書くこと」は今後の課題とします。皆さん、半年間ありがとうございました! これからもよろしくおねがいします! !
投稿者:岩堀

 南野ゼミ最終回のテーマは宗教問題の裁判可能性でした。報告の準備をしてくれた小川くん、中原さん、松田さんお疲れさまでした。

 宗教問題は事件解決の終局性がなく、「部分社会」としての自主性、自律性が求められ、一般には司法権の限界と解されていますが、団体役員の免職のように内部的な問題にとどまらないものは、事件性があり、法令の適用によって終局性に解決することができるので教義等が関係なければ、司法権の範囲内であると考えることができると思います。

 4ヶ月という短い期間でしたが、南野ゼミで鍛え上げられたおかげでだらけることなく頑張ることができました。この成長をまずは前期の憲法T、後期の憲法Uのテストに還元したいと思います。また判例、論文の読み方、私見の書き方など、これからの勉強に役立つ知識を身に付けることができ、貴重な経験を積ませていただきました。愉快なゼミメンバーとの触れ合いを通じて、僕の人見知りもちょっと治ったように思われます。皆さん本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
投稿者:石田   #120

 今回は、「宗教問題の裁判可能性」ということで、裁判が可能かどうかという点について様々な意見が出ました。特に、田代君と小川君は自分の考えを鋭く発表していて感心させられました。個人的には、宗教に関して裁判所が介入していくのは好ましくない、というより、できないように思われました。

 帰りに地下鉄の駅で、南野先生御一行に会い、僕も急遽飲み会に参加することになりましたが、いやー、奢って頂いてありがとうごさいました。

 ゼミの総括としては、毎週さまざまな論文を読みこなしていくのは本当に大変でしたが、とても有意義な経験であったと思います。しかし、実際ゼミではなかなか発言することができず、若干の後悔が残ります。この苦い経験を生かしつつ、高年次のゼミではより深い議論が活発にできるよう頑張って行きたいと思いました。

 皆さん、半年間お疲れ様でした。

投稿者:松元

 今回の議題は宗教問題の裁判可能性についてでした。報告班の小川君、中原さん、松田さん、お疲れ様でした。
 宗教問題については、やはり僕は裁判所は関与すべきではないのではと思います。判断すべき題材としては集団の自治に深く関わりすぎており、裁判所の介入により事態はより煩雑なものとなってしまうような気がします。

 さて、このゼミもついに終わりを迎えてしまいました。今思い返すと、今までの学期の中で一番忙しかったような気がします。毎回のゼミの予習による文献の読みあさり、発表3週間前からは図書館ごもり、発表前はみんなで集まって議論…キツかったですが、毎日が充実していました。刺激し合える仲間との出会いもあり、このゼミをとることを決めて本当によかったと思っています。ですが、ゼミ中にあまり発言ができなかったこと、飲み会にあまり行けなかったことが少し心残りです。最後の飲み会は必ず出席しようと思います。

 今まで本当にお世話になりました。引っ込み思案な僕ですが、これからもなかよくしてやってくださいね。

投稿者:磯部

 部分社会の話は憲法の授業でやったときにも疑問に感じていました。大学や宗教団体を部分社会として除外するのはどうなのかなと…裁判所になじまない問題があるのも確かですが…
 私も報告班の、手続き上のことには関与するという考えに割と近いものを持っていました。しかし先生の話を聞いて、確かに自分が宗教団体の一員だったら「どうして国家権力が関与してくるんだ」と抗議したくもなるなあと考えたりもして、最終的に考えがまとまりませんでした。
 小川くんと中原さんは1巡目のときもレジュメを先に配っていてすごいなと思ってました! ゼミが始まるまでに私見を読めたので、すごく助かりました。

 今回で終わってしまうことに不完全燃焼な気持ちと、若干の寂しさを感じています。終わってみて感じることは、やはり皆さんから良い刺激を受けたということです。憲法の中間テストでありえない点数を取った私ですが、期末はたぶん大丈夫だと思います! 挽回してみせます! それと春休みはバイトばかりしていましたが、夏休みにはきちんと復習して後期に備えたいと思います。
 最後になりましたが、南野先生、TAの皆さん、ゼミ生の皆さん、本当にありがとうございました。後期からもよろしくお願いします。

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