九州大学法学部 2011年度後期

憲法U【人権論】

講義目次

担当教員 : 南 野   森

最終更新 : 2012年2月1日

【大目次】

はじめに・ガイダンス        
第一部 人権総論          
  第一章 「人権」の概念 第2回 第3回      
  第二章 権利の類型          
  第三章 権利の主体 第4回 第5回 第6回 第7回  
  第四章 権利の妥当範囲 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回
   第13回 第14回      
  第五章 権利の制約 第15回 第16回 第17回 第18回 第19回
第二部 人権各論          
  第六章 平 等 第20回 第21回 第22回 第23回  
  第七章 精神的自由 第24回 第25回 第26回 第27回 最終回
  第八章 経済的自由(略)        
  第九章 社会権(略)          
  第十章 人身の自由・新しい人権(略)          
おわりに          
【凡例】
をクリックすると、九州大学学術情報リポジトリの当該論文等のページにジャンプします。PDFが無料で閲覧・ダウンロードできます。
須賀・基本判決集をクリックすると、京都産業大学法学部の須賀博志先生作成のサイト「憲法学習用基本判決集」にジャンプします。最高裁判決のみならず、当該事件の下級審判決や当事者の主張等もまとめてあり、大変見やすいです(「はじめにお読み下さい」をお読みください)。
参考判決欄の判決年月日をクリックすると、裁判所サイトの「判例検索システム」に掲載されている当該判決情報のページにジャンプします(全文PDFを閲覧・ダウンロードすることもできます)。
参考文献欄の単行本の書名をクリックすると、九州大学附属図書館の当該書籍情報ページにジャンプします(南野作成の詳細目次がある場合にはそちらにジャンプします)。

 

 

【細目次】

 

第1回(2011年9月30日・金)

はじめに・ガイダンス

【配付資料】

・憲法U【人権論】第1回 ガイダンス資料

【参考文献】

南野 森「法学を学ぶ人々へ――本特集によせて」法学セミナー676号(2011年4月号)2-3頁 

南野 森「憲法学と人権――本特集によせて」法学セミナー641号(2008年5月号)12-17頁 

南野 森「近代立憲主義」法学セミナー659号(2009年11月号)12-15頁 

南野 森「憲法――その意味・その特色・その目的」法学セミナー676号(2011年4月号)4-8頁 

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第2回(2011年10月4日・火)

第一部 人権総論

   第1章 「人権」の概念

      第1節  「人権」という言葉

      第2節  「人権」と「自然権」

【参考文献】

小山 剛「〔第3章〕国民の権利及び義務」芹沢 斉=市川正人=阪口正二郎(編)『新基本法コンメンタール憲法』(日本評論社、2011年)のうちの@「日本国憲法が保障する権利」とA「第3章の諸条項」69-73頁

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2011年10月7日(金)は休講とします。

第3回(2011年10月11日・火)

      第3節  「人権」と「憲法上の権利」

      第4節  憲法典と権利保障

   第2章 権利の類型

      第1節  国家「からの」自由と国家「による」自由

      第2節  宣言的保障と裁判的保障

      第3節  G.イェリネックの分類

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第4回(2011年10月14日・金)

   第3章 権利の主体

      第1節  国 民

      第2節  天 皇

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第5回(2011年10月18日・火) 法政学会L&P講演会:「内閣法制局と憲法」阪田雅裕氏(元内閣法制局長官・弁護士)

【参考文献】

南野 森「憲法解釈の変更可能性について」法学教室330号(2008年)28-36頁 

朝日新聞 GLOBE 「内閣法制局」(2010年6月14日号)

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第6回(2011年10月21日・金)

      第3節  外国人

        (1) 学 説

        (2) 判 例   

【参考判例】

最大判1978年10月4日民集32巻7号1223頁〔マクリーン事件/百選2〕  須賀・基本判決集  

【参考文献】

安念潤司「『外国人の人権』再考」芦部信喜先生古稀記念『現代立憲主義の展開(上)』(有斐閣、1993年)163-181頁 

長谷部恭男「『外国人の人権』に関する覚書」同『憲法の理性』(東京大学出版会、2006年)116-127頁〔初出は2001年〕

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第7回(2011年10月25日・火)

        (3)外国人の公務就任権

      第4節  法 人(略)

【参考判例】

最大判2005年1月26日民集59巻1号128頁〔東京都管理職選考事件/百選6〕  須賀・基本判決集  

【参考文献】

長谷部恭男「外国人の公務就任権」法教295号(2005年)79-86頁または同『 Interactive 憲法』(有斐閣、2006年)98-110頁

宍戸常寿「「憲法上の権利」の解釈枠組み」安西文雄ほか『憲法学の現代的論点〔第2版〕』(有斐閣、2009年)231-257頁

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第8回(2011年10月28日・金)

   第4章 権利の妥当範囲

      第1節  特殊な法律関係

        (1)「特別権力関係」論

        (2)国公立大学の学生

        (3)在監者

【参考判例】

最大判1983年6月22日民集37巻5号793頁〔よど号記事抹消事件/百選18〕  須賀・基本判決集  

【参考文献】

塩野 宏「在監者の基本的人権」芦部信喜ほか(編)『憲法判例百選T〔第4版〕』(有斐閣、2000年)34-35頁

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第9回(2011年11月1日・火)

        (4)公務員

          @政治的行為の自由

【参考判例】

最1小判2006年3月23日判タ1208号72頁〔熊本刑務所信書発信不許可事件〕

最大判1974年11月6日刑集28巻9号393頁〔猿払事件/百選15/百選215〕  須賀・基本判決集

【参考文献】

樋口陽一「公務員の『政治的行為』と刑罰」芦部信喜ほか(編)『憲法判例百選T〔第4版〕』(有斐閣、2000年)30-31頁

南野 森「憲法・憲法解釈・憲法学」安西文雄ほか『憲法学の現代的論点〔第2版〕』(有斐閣、2009年)3-25頁

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第10回(2011年11月4日・金)

          A労働基本権

【参考判例】

最大判1966年10月26日刑集20巻8号901頁〔全逓東京中郵事件/百選151〕

最大判1969年4月2日刑集23巻5号305頁〔東京都教組事件/百選152/百選252〕  須賀・基本判決集

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第11回(2011年11月8日・火)

          A労働基本権(続き)

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第12回(2011年11月11日・金)

          A労働基本権(続き)

【参考判例】

・最大判1973年4月25日刑集27巻4号547頁〔全農林警職法事件/百選153〕

【参考文献】

赤坂正浩「公務員と人権−−最高裁判例小史の視点から」法学教室370号(2011年7月号)13-20頁

南野 森「司法の独立と裁判官の良心」ジュリスト1400号(2010年)11-18頁 

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第13回(2011年11月15日・火)

      第2節  私人間の関係

        (1)学 説

        (2)判 例

【参考判例】

・最大判1973年12月12日民集27巻11号1536頁〔三菱樹脂事件/百選12〕  須賀・基本判決集

【参考文献】

小山 剛「〔第3章〕国民の権利及び義務」芹沢 斉=市川正人=阪口正二郎(編)『新基本法コンメンタール憲法』(日本評論社、2011年)のうちのE「憲法上の権利の名宛人−−私人間効力ほか」85-88頁

巻 美矢紀「私人間効力の理論的意味」安西文雄ほか『憲法学の現代的論点〔第2版〕』(有斐閣、2009年)259-281頁

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第14回(2011年11月17日・木) 10月7日分の補講です。5限に大講義室で行います。

        (3)検 討

【参考判例】

・最三小判1981年3月24日民集35巻2号300頁〔日産自動車女子若年定年制事件/百選14〕  須賀・基本判決集

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第15回(2011年11月25日・金) 11月22日(火)は九大祭のため休講です。

   第5章 権利の制約

      第1節  公共の福祉

        (1)学 説

【参考文献】

巻 美矢紀「個人としての尊重と公共性」安西文雄ほか『憲法学の現代的論点〔第2版〕』(有斐閣、2009年)283-305頁

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第16回(2011年11月29日・火) 法政学会L&P講演会:「最高裁判所の「最高」性」藤田宙靖氏(元最高裁判所判事・東北大学名誉教授)

【参考文献】

山口 進=宮地ゆう『最高裁の暗闘』(朝日新書、2011年)

藤田宙靖「樋口陽一さんと私」藤田宙靖=高橋和之(編)『憲法論集/樋口陽一先生古稀記念』(創文社、2004年)787-794頁

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第17回(2011年12月2日・金)

        (2)判 例

        (3)検 討

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第18回(2011年12月6日・火)

      第2節  審査の方法

        (1)比較衡量

        (2)二重の基準論

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第19回(2011年12月9日・金)

【参考文献】

長谷部恭男「それでも基準は二重である!」同『比較不能な価値の迷路』(東京大学出版会、2000年)99-112頁〔初出1995年〕

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第20回(2011年12月13日・火) 法政学会L&P講演会:「性的少数者と人権--とりまく社会状況と困難」上川あや氏(世田谷区議会議員)

【参考文献】

上川あや『変えてゆく勇気ーー「性同一性障害」の私から』(岩波新書、2007年)

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第21回(2011年12月16日・金)

第二部 人権各論

   第6章 平 等

      第1節  平等条項の意味

      第2節  具体的事例

        (1)尊属殺重罰規定違憲判決

        (2)非嫡出子相続分差別規定

【参考判例】

・最大判1973年4月4日刑集27巻3号265頁〔尊属殺重罰規定違憲判決/百選30〕  須賀・基本判決集

最大決1995年7月5日民集49巻7号1789頁〔非嫡出子相続分差別規定合憲決定/百選31〕  須賀・基本判決集

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第22回(2011年12月20日・火)

        (3)定数配分規定

           @衆議院

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第23回(2012年1月10日・火)

           A参議院

        (4)国籍法非嫡出子差別規定

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第24回(2012年1月17日・火)

   第7章 精神的自由

      第1節  思想・良心の自由

        (1)「思想・良心」の意味

        (2)保障の内容

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第25回(2012年1月20日・金)

      第2節  信教の自由・政教分離

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第26回(2012年1月24日・火)

        (1)信教の自由

        (2)政教分離

           @制度的保障

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第27回(2012年1月27日・金)

           A目的・効果基準

      第3節  表現の自由

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第28回(2012年1月31日・火) 最終回につき授業評価アンケートを行う予定です。

        (1)表現制約の類型

        (2)集会・結社の自由(略)

        (3)その他の表現の自由(略)

      第4節  学問の自由・大学の自治(略)

   第8章 経済的自由(略)

   第9章 社会権(略)

   第10章 人身の自由・新しい人権(略)

おわりに

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定期試験(2012年2月7日・火) 4限に大講義室で行います。鉛筆・シャーペンの使用は認めません。ボールペン・万年筆を使用すること。

 

 

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