九州大学法学部 2013年度前期

憲 法 T(憲法総論・統治機構論) 後半

講義目次

担 当: 南 野   森

最終更新:2013年7月10日

【大目次】

はじめに・ガイダンス  
第一部 憲法総論  
  第1章 憲法の意味  
  第2章 日本の憲法史  
  第3章 象徴天皇制 【以上】2012年度後期憲法T
  第4章 平和主義 第1回
第二部 統治機構論  
  第5章 国 会 第2回  第3回  第4回  第5回  第6回  第7回  第8回
  第6章 内 閣 第9回  第10回
  第7章 裁判所 第11回  第12回  第13回
  第8章 地方自治  
  第9章 最高法規性  
おわりに  
   
【凡例】
をクリックすると、九州大学学術情報リポジトリの当該論文等のページにジャンプします。PDFが無料で閲覧・ダウンロードできます。
須賀・基本判決集をクリックすると、京都産業大学法学部の須賀博志先生作成のサイト「憲法学習用基本判決集」にジャンプします。最高裁判決のみならず、当該事件の下級審判決や当事者の主張等もまとめてあり、大変見やすいです(「はじめにお読み下さい」をお読みください)。
参考判決欄の判決年月日をクリックすると、裁判所サイトの「判例検索システム」に掲載されている当該判決情報のページにジャンプします(全文PDFを閲覧・ダウンロードすることもできます)。
参考文献欄の単行本の書名をクリックすると、九州大学附属図書館の当該書籍情報ページにジャンプします(南野作成の詳細目次がある場合にはそちらにジャンプします)。

  

2012年度後期 憲法T〔統治機構論〕の講義目次ページ

 

 

【細目次】

 

第1回(2013年4月16日・火)

第一部 憲法総論

  第4章 平和主義

    第2節 憲法9条の解釈

      (5) 裁判所の9条解釈

    第3節 憲法9条と政治(略)

    第4節 平和的生存権(略)

【参考文献】

水島朝穂「砂川事件最高裁判決の『仕掛け人』」(平和憲法のメッセージ「今週の直言」2008年5月26日)

水島朝穂「砂川事件最高裁判決の『超高度の政治性』——どこが『主権回復』なのか」(平和憲法のメッセージ「今週の直言」2013年4月15日)

愛敬浩二「〔解説〕戦争の放棄」芹沢 斉=市川正人=阪口正二郎(編)『新基本法コンメンタール憲法』(日本評論社、2011年)46頁

愛敬浩二「第9条」芹沢 斉=市川正人=阪口正二郎(編)『新基本法コンメンタール憲法』(日本評論社、2011年)47-68頁

 

【前回分の再掲】

南野 森「憲法解釈の変更可能性について」法学教室330号(2008年3月号)28-36頁 

・樋口陽一「戦争放棄」同(編)『講座憲法学2/主権と国際社会』(日本評論社、1994年)109-136頁

 

 

 

第2回(2013年4月23日・火)

第二部 統治機構論

  第5章 国 会

    第1節 国会の地位

      (1) 国権の最高機関

 

 

 

第3回(2013年4月30日・火)

      (2) 国の唯一の立法機関

        @ 「唯一」の意味

        A 「立法」の意味

【参考文献】

石川健治「〔解説〕国会」芹沢 斉=市川正人=阪口正二郎(編)『新基本法コンメンタール憲法』(日本評論社、2011年)293-296頁

石川健治「第41条」芹沢 斉=市川正人=阪口正二郎(編)『新基本法コンメンタール憲法』(日本評論社、2011年)297-306頁

 

 

 

第4回(2013年5月07日・火)

      (3) 全国民の代表

        @ 「代表」の概念

        A 2つの主権原理

【参考文献】

宮沢俊義「国民代表の概念」同『憲法の原理』(岩波書店、1967年)185-225頁〔初出1934年〕

 

 

 

第5回(2013年5月14日・火)

        B 43条1項の意味

      (4) 両院制

【参考文献】

樋口陽一「利益代表・地域代表・職能代表と国民――最高裁判決のなかの議会制像を手がかりに」ジュリスト859号(1986年)12-16頁

 

 

 

第6回(2013年5月21日・火)

    第2節 選挙

      (1) 選挙の意味

      (2) 選挙の原則

【参考文献】

小田川大典「ジョン・スチュアート・ミル『代議制論』」岡崎晴輝=木村俊道(編)『はじめて学ぶ政治学ーー古典・名著への誘い』(ミネルヴァ書房、2008年)136-147頁

 

 

 

第7回(2013年5月28日・火)

      (3) 選挙制度

      (4) 選挙と政党

        (余説) 住民投票について

 

 

 

第8回(2013年6月04日・火)

      (4) 選挙と政党(承前)

    第3節 国会議員の地位

      (1) 議員の身分の得喪(略)

      (2) 議員の特権

      (3) 議員の権能(略)

    第4節 議院の権能と国会の権能

      (1) 議院の自律権

      (2) 議院の国政調査権

      (3) 1院のみに与えられた権能(略)

      (4) 国会の権能(略)

  第6章 内 閣

    第1節 行政権の概念

      (1) 「行政権」の意味

【参考文献】

高橋和之「国民の選挙権 vs 政党の自律権——政党からの除名と参議院議員比例代表繰上補充」ジュリスト1092号(1996年)52-59頁

 

 

 

第9回(2013年6月11日・火)

      (2) 「内閣に属する」の意味

    第2節 国会と内閣の関係

      (1) 古典的な類型論

【参考文献】

毛利 透「行政概念についての若干の考察」ジュリスト1222号(2002年)132-139頁

淺野博宣「『行政権は、内閣に属する』の意義」安西文雄ほか『憲法学の現代的論点〔第2版〕』(有斐閣、2009年)149-167頁

 

 

 

第10回(2013年6月18日・火)

      (2) 議院内閣制の本質

      (3) 衆議院の解散

    第3節 内閣の組織(略)

    第4節 内閣の権能(略)

    第5節 内閣をめぐる新しい議論(略)

【参考文献】

樋口陽一「議院内閣制の概念」小嶋和司(編)『憲法の争点〔新版〕』(有斐閣、1985年)180-183頁

林 知更「立憲主義と議会」安西文雄ほか『憲法学の現代的論点〔第2版〕』(有斐閣、2009年)115-147頁

 

 

 

第11回(2013年6月25日・火)

  第7章 裁判所

    第1節 司法権の概念

      (1) 司法と裁判

      (2) 法律上の争訟

【参考文献】

齋藤哲志「フランス法 /「異なる法」を学ぶ」南野 森(編)『法学の世界』(日本評論社、2013年)155-166頁

安部圭介「英米法/訴訟社会に学ぶ「情」から「景」への躍動」南野 森(編)『法学の世界』(日本評論社、2013年)167-179頁

長谷部恭男「司法権の概念——「事件性」に関する覚書」ジュリスト1400号(2010年)4-10頁

 

 

 

第12回(2013年7月02日・火)

      (3) 司法権の限界

 

 

 

第13回(2013年7月09日・火)授業評価アンケートを実施します。出席して協力してください。

      (4) 法律上の定めに基づく裁判所の権限

    第2節 裁判所の組織(略)

    第3節 裁判所の地位(略)

    第4節 違憲審査制(略)

  第8章 地方自治(略)

  第9章 最高法規性・憲法改正(略)

 

 

 

 

2013年7月16日(火)は、九大法学部では月曜日として授業を行います。

 

定期試験(2013年7月30日の予定)書き込みのない六法の持ち込みを認めます(判例付きは不可)。解答はボールペンで(鉛筆・シャーペンは不可)。

 

 

 

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