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旧・個人的ニュース(フランス留学時代)はこちら

2010年8月24日から27日までの3泊4日、今年で3回目となった南野ゼミ恒例(?)の「東京研修旅行+4大学合同ディベート合宿」にでかけてきました。以下は、第8期南野ゼミ活動の記録(ゼミ風景リポート)欄に南野が記載したものです。ゼミ生の風景リポートやその他の写真はこちらをご覧ください。

 

2010.8.24.(火)

 前6時20分に福岡空港集合。JALで羽田空港に到着後、宿泊先の西鉄イン日本橋へ地下鉄で移動。荷物だけを置いて早速一番目の訪問先である三菱商事本社へ向かいます。待ち合わせは午前11時。これまで二年連続で訪問を受け入れていただいていた参議院は、この日どうしても先方の都合がつかず。また、一昨年参議院見学の後に訪問した福島みずほ参議院議員(社民党党首)の事務所とは、数日前までアポ取りのやりとりを順調にしていたのですが、なぜか突然連絡が途絶え、出発前日のギリギリまで待ったもののやはり連絡ナシ。電話をするのも何となくはばかられたので、残念ながら今回は参議院ともども諦めることにしました。その代わりの訪問先として、南野が思いついたのが天下の三菱商事。急遽受け入れをお願いしたところ、九大法OBの森元君がちゃっちゃと見事に対応してくれ、訪問可能と相成りました。普通は一ヶ月以上前にお願いすべきところ、前日の突然のお願いであったにもかかわらず、いやはや何とも助かりました。

 すでに戸外は異常な暑さで、スーツ姿の我々にはキツイです。地下鉄二重橋前駅を降りたあと、GHQで有名な明治生命館を(残念ながら)素通りし、丸の内パークビルへ。2009年4月に完成したばかりの高層ビルです。2階の受付にはテレビドラマに登場するような受付と受付嬢。森元君がすぐに降りてきてくれ、訪問者用プレートを付けて入社。28階の素敵すぎる会議室に通していただき、森元君のほか2名の九大出身の方(経済学部卒・工学部卒)にお話を聞かせていただきました。それぞれのお仕事の説明を聞かせていただいたのですが、いや〜なんかスケールが違いますな。やっぱすごいわビシショー。法曹志望・研究者志望・公務員志望のゼミ生諸君も、ひょっとしたら民間志望、しかもビシショー志望に変わったかも知れません。

 途中で南野の大学同級生の柴ちゃんにも来てもらいました。10年以上は会ってないはずです。社内でもすっかり偉くなっておられるバリバリのキャリアウーマンですが、とりあえずお互いに「変わってないねぇ〜」と褒め合いました(笑)。1時間ほど、柴ちゃんもまじえて質疑応答をさせてもらった後、NHKの「サラリーマン NEO」にも登場したことのある社員食堂へ。そうそう、その途中で、丸の内パークビルで三菱商事本社のお隣に入っている新日鐵本社から、南野ゼミOBの安東君が急遽かけつけて合流してくれました。お隣さん同士ですが、互いに自由に出入りできる訳ではなく、もちろん三菱商事の社員食堂に新日鐵の安東君が入ったことはこれまでないとのこと。我々と同じゲスト用プレートを胸に付け、いざ入場。TVに登場した通りのおしゃれな社食でした。そこにはさらに、5人ほど九大OBの社員さんが来て下さっており、我々と相席のうえでいろいろとお話をして下さいました。僕はもっぱら柴ちゃんと昔話や近況報告ばかりしていましたが、あとでゼミ生に聞いたところによると、柴ちゃんは「すごいオーラのある女性」だそうです。たしかに、ちょっと派手やわ(笑)。あ、全体に、社食で食べている若いリーマン・リーウーマンがなんとなく華やかな雰囲気を持っておられるように見えたのは先入観のなせるところでしょうか?

 それにしても、お忙しい中、しかも前日にメールするという非常識なお願いであったにもかかわらず、大勢で対応して下さった三菱商事のみなさま、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 次は内閣法制局。霞ヶ関駅から内閣法制局まで歩くのは、ほんの少しの距離なのですがこの暑さではやはり辛かったですね。入館手続きもややこしいので全員きちんと揃って動くのが当然だというのに、しかもわずか徒歩3分の距離だというのに、なぜかたまさんがはぐれてしまったのは、きっと暑さのせいに違いありません。こういうとき携帯電話は本当に便利ですね。ぎりぎり午後1時の約束に全員揃って間に合うことができました。

 昨年は官庁としては国交省を訪問したため、内閣法制局に来るのは2年ぶりです。前回対応して下さった厚労省出身の参事官が出張でおられないため、検察官出身の参事官補が対応して下さいました。前回とは違ってちょうど夏休みにバッティングしたため、今回は残念ながら実際の審査の場面を見学することはできませんでした。図書館や審査室等を見学させていただき、会議室で参事官補と質疑応答をさせていただきました。なぜ検察官になろうとしたのか?などという、まるで内閣法制局とは関係のない質問にも真摯に、そして穏やかに答えて下さり、南野は個人的に検察官に対する印象が少し変わりました。そうそう、南野の大学時代のゼミの先輩である、裁判官出身の参事官にも久しぶりにご挨拶できたのは嬉しかったです。この方の所属される部でもやはり審査は行われておらず、一人ぽつんと研究をしておられたのが印象的でした。

 これまた、月並みな御礼の言葉しか申し上げられませんが、お忙しい中、縁もゆかりもない我々一同のために丁寧に対応してくださったK参事官補に、心より御礼申し上げます。いつか検察庁を訪問させて下さい!(笑)

 

 最後は最高裁判所。距離にするとたいしたことはないのですが、やや遠回りになることもあり、しかも約束の時間が迫っており、さらにこの暑さ。ということで昨年同様、タクシーに分乗して最高裁判所の正門前に集合することにしました。約束の時刻は午後3時。九大法卒の櫻井龍子裁判官が対応して下さることになっています。櫻井判事を訪ねるのは、昨年に続き2度目となります。今回も、特別に正面の扉を開けて入所させていただきました。南野は、藤田宙靖判事を訪ねた2度を含めて今回が4度目ですが、いつ来てもこの建物の醸し出す雰囲気には圧倒されます。天井高っ。床ピカピカやんっ。そして人気(ひとけ)なさすぎ!

 初対面のM事務官に引率されて、櫻井龍子裁判官室へ。昨年同様櫻井判事がにこやかに我々を歓迎して下さいました。櫻井判事の属しておられる第一小法廷の裁判官の執務室は、最高裁の最上階にあるためその窓からは皇居の木々が眼下に広がり、おそらく都内でもっとも美しい仕事部屋の一つではないかと思います。その後、第一小法廷の裁判官が評議を行う評議室、最高裁判所図書館や大法廷を見学。「これより中へ入らないで下さい」というプレートの置いてあるところを越えて見学を続けました(笑)。例によって大法廷の裁判官席に座って写真撮影。南野+ゼミ生13名+ゼミOBの早稲田LS生1名で、ぴったり15名となりました。前日に購入したばかりの南野のデジカメで撮影した「スウィングパノラマ」写真、ご期待ください。これと前後して、第一小法廷では櫻井裁判官が書記官席に座り(笑)、当事者席に座った我々の質問に答えて下さいました。実はたいへん興味深い貴重なお話が聞けたのですが(わんこさん、ナイス質問でした!)、ここでは書けません。そうそう、この間ずっと我々を案内してくださっているH秘書官は、昨年も彼女が対応してくださったのですが、素敵すぎる方です。これまた大変興味深い貴重なお話を聞かせて下さったのですが、ここでは絶対に書けません(笑)。今回参加した南野ゼミ生のなかには、この秘書官同様、裁判所事務官採用試験に合格した者がいました(おーうぇん君とうめりこさん)。がんばって各種試験を入庁後に突破して、このH秘書官のようになってください!

 その後、最高裁判所裏手にある全国町村会館地下のレストラン「ペルラン」で懇親会。実は昨年も、櫻井裁判官+秘書官+最高裁判所調査官と南野ゼミという、なんとも豪華な懇親会を開いて下さったのですが、昨年の会場は最高裁の地下食堂でした。ところがここはやや暑いのと、食事の質もいま一つ(?)ということで、今年は場所を移動して開催して下さることになりました。本当にありがたいことです。そしてこのご判断が、後ほど驚愕の展開をもたらすことになります。南野の挨拶による乾杯の後、ビールやワインを飲みながらの2時間はあっという間に過ぎていきました。櫻井裁判官が気を遣って下さり、自ら席を移動して、離れたところに座っているゼミ生とも歓談して下さったので、おそらくほぼ全員のゼミ生が櫻井裁判官と「飲めた」のではないかと思います。急遽我々に合流されることになった韓国外国語大学の李教授(櫻井裁判官の旧知の労働法学者で、東大に留学後、九大にもおられたそうです。腰を抜かすほど日本語がお上手でした。)と同大学ロースクールの学生さんとも少しですが交流することもできました。うめりこさんが意外にもハングルできちんと意思疎通できていることに南野は驚きました。外国語のできる裁判所事務官は、今後ますます重宝されるでしょう。その語学力、伸ばすべし!

 昨年同様に、いやそれ以上に我々を歓待して下さった櫻井裁判官とH秘書官、M事務官、本当にありがとうございました。今回の飲み会は南野自身も昨年に比べれば緊張度が低く、とても楽しかったです。

 

 

 

 

 櫻井裁判官とM事務官が先に退出され、H秘書官も韓国人グループも帰られたあと、我々は地下食堂を後にしました。次は新宿に移動して、8時から南野ゼミコンパ@新宿の予定です。昨年はタクシーに分乗してエライ目に遭ったので、今年は地下鉄で行くことにしていました。地下から地上にあがり、町村会館を外に出ようとしたときのことです。あま党君が南野に向かって突然一言。

 「先生、福島さんが。。。」
 
「え?」
 
「いや、あそこ、あれ、福島みずほさんです。。。」

 あま党君の指す方向を見ると、1階から2階へ向かう階段を上る数名の男性に囲まれて、真っ白なスーツに身を包んだ小柄な女性の後ろ姿が。わお。間違いない。本物やん(笑)。

 南野、追いかけましたよ。はい。果たして、福島議員その人でした。
 「え〜なんで〜? 今朝11時にみなさんが来ると思って事務所で待ってたのよ〜!」
 
え? 11時? 今朝? 来ると思って待ってた?????

 福島議員の(マシンガントーク)説明と南野の理解を総合すると(笑)、どうやら、南野がやりとりをしていた福島事務所のIさんは、南野ゼミの訪問受け入れ要請に対して、午前11時に事務所に来いと連絡して下さったのですが、残念ながら南野にはその連絡が届いていなかったため、前日に南野は諦めて三菱商事へ行くことにした、ということになりそうです。ところが福島事務所ではそんなことは当然ながらつゆ知らず、福島議員その他で午前11時に我々の来訪を待っていて下さったとのこと。うわっ。やばっ。原因はともかく、忙しい党首に待ちぼうけを喰らわせてしまったのは申し訳なさすぎです。

 「いや、でも、よかったわ、ここで会えて。あ、みなさんこんばんは。福島です。いや、でも、ごめんね。11時に待ってたんだけど。あれ、おかしいなぁ。Iさんはね、いまお盆休みなのよねぇ。南野さんの携帯電話の番号をここに書いておいて。ほんとごめんね。でも11時に待ってたのよぉ。あれ、おかしいなぁ。。。」
 
いえ、先生、その話はもういいですから汗。。。(笑)

 福島議員のマシンガントークはとまりません。どこからあのパワーが出てくるのか、一昨年事務所を訪問したときも、当時のゼミ生は圧倒されたのを思い出しました。ホテルのロビーでの立ち話でしたが、15分くらいは付き合ってくださったでしょうか。社民党の内紛(?)の話や普天間の話、改憲論の話や女性・弱者の権利の話、あとはなんでしたっけ、思い出せませんが(笑)、とにかくたくさん喋って下さいました。お連れの方々はとっくに消えています(笑)。最後には一人一人と握手をして下さり、颯爽と階段を上って行かれました。

 すごい偶然。驚愕の展開。いやはや、ほんとに嬉しかったです。学生諸君も、著名な政治家、しかも弁護士、しかも宮崎県立宮崎大宮高校出身の福島議員のパワフルぶりを目の当たりにできて、良い思い出になったのではないかと思います。民間志望のゼミ生も、これで政治部門で働いてみようかという気に変わったかもしれません(笑)。

 福島みずほ議員、ほんとうにありがとうございました。お疲れのところ、またお連れの方もご一緒でしたのに、我々にゆっくりとお付き合いいただきましたことに、心より御礼申し上げます。

 

 さて、興奮さめやらぬ我々は、しかしながら急がねばなりません。8時開宴予定の新宿でのコンパには、特別ゲストが数名来られる予定になっていたからです。新宿三丁目駅にちょうど着いた頃に、南野の携帯が鳴りました。すでにお店に着かれている特別ゲストからです。ごめんごめん、あと2分で着く!

 お店に着いたら、宍戸常寿先生青井未帆先生がすでに来ておられました。急ぎ南野ゼミ生も着席し、飲み放題スタート。ビールが来る前に、月刊「法学セミナー」誌の上村編集長が来て下さいました。早速南野が乾杯の発声を。その後、南野ゼミOBのみずほFGに勤務のIさんとN君が到着。そして林知更先生も到着。最後に南野ゼミOBの厚生労働省勤務のM君到着。総勢22名の大所帯となりました。飲み放題の2時間などあっという間です。結局数回延長交渉をして、お開きになったのはお店が閉店の24時だったと記憶しています。途中には宍戸先生からエスプリとユーモアと知性と南野批判に満ちた独特のスピーチもいただきましたし、何より、3名の先生方を囲んで、南野ゼミの学生は貴重な話を聞かせてもらえたようです(その詳細はこれまたここでは書けません)。ふだんから南野ゼミの学生は論文を読むことを重視していますが、なかでも、青井・宍戸・林という日本の憲法学をリードする若手学者の書かれたものには、これまでしばしば慣れ親しんできました。そのような、書かれたものはよく知っている著者と直接会えるなんて、普通の学生にはなかなかない貴重な機会です。ひとたび著者と面識を得ると、今後もまたその著者の書かれたものを読もうというインセンティブが高まるかも知れません。この3人はいずれも劣らぬ優秀な頭脳の持ち主、今後も読み続けて欲しいと南野は思っています。また、編集長と知り合いになったら、その雑誌を読もうというインセンティブが高まるかもしれません。最近の法セミは、上村編集長の奮闘で、非常にクオリティーが高い論文がたくさん掲載されているため、今後も読み続けて欲しいと南野は思っています。南野自身は、久しぶりに会えたIさんとN君、そして実に7年ぶりというM君と再会を楽しんでおりました。その間もゼミ生諸君は3名の先生方や上村編集長にいろいろとためになる話や、普通の学生が耳に入れるべきではない話などを聞かせてもらえたようです。

 青井先生、上村編集長、宍戸先生、林先生、南野ゼミ生のためにわざわざお越し下さいまして、本当にありがとうございました。このご恩は忘れませぬ(笑)。

 そしてその後、これまた恒例になりつつある、新宿某所で働いておられるメタボ君の生き別れたお兄さんと噂されるお方の店にゼミ生+M君とで行き(どこまで飲むねん)、後はタクシーに分乗して2時か3時ごろにホテルに戻りました(新宿3丁目での飲み会が終わったころから、南野は記憶が薄れております)。

 最後まで付き合ってくれた南野ゼミ1期生のM君、ほんとうにありがとうございました。1期生の頃は、南野はほとんど学生とは交流していなかったため、貴君と7年ぶりに会ってどうなることやらと内心びくびくしていましたが、立派なお役人になられて、しかも偉ぶる小役人には全くなっておられず、感じの良いしっかりした社会人になっておられて嬉しかったです。

 

2010.8.25.(水)

 よいよ、4大学5学部6ゼミ合同のディベート合宿@会津若松へ出発です。

 7時20分に新宿集合。数時間前まで新宿で飲んでたんですが(笑)。慶應義塾大学法学部の山元ゼミと待ち合わせ、彼らがチャーターしてくれたバスに同乗し、高速道路を使って会津若松へ。約5時間ほどのドライブですが、我々は4時間ほど、ほぼ全員がぐっすり寝ていました(山元ゼミには無礼をあらかじめ謝罪しておきました)。ようやく会津に着く1時間ほど前から、我々はちゃんと起き、山元ゼミと自己紹介を互いにしましたよ。南野的には、昨年知り合いになった山元ゼミの現4年生が今年は誰も来ていなかったのが少々残念でした(慶應法では、3年ゼミと4年ゼミは別々に行うことになっているそうで、今回の合宿に参加したのは3年生のみでした)。

 無事ホテルに着いたあと、体育館で全ゼミ集合のバレーボール大会。優勝を狙っていた南野ゼミでしたが、結果は3位か4位ではなかったかと思います(誰か正確な情報を書いてください)。教員で参加しているのは、南野と一橋大学法学部の只野先生だけでした。これまた毎年の風景です(笑)。南野的には、スペシャ君の活躍と盛り上げが好印象でした。

 ホテルに戻って早速温泉。スカイ君とグーナー君の意外な体(詳細省略)を見て、南野は(年齢差を考えれば)まだまだ大丈夫と安心しました(笑)。夕食の後、学生は翌日のディベートでの対戦相手と互いに立論要旨を交換し、その後、最終準備。各部屋、深夜までディベートグループに分かれてまじめに勉強をしていたようです。まじめな学生諸君には申し訳ないのですが、南野の部屋では、山元先生、只野先生に加え、早稲田大学法学部の中島先生、一橋大学法学部の阪口先生、それから3名の院生・LS卒業生が集い、飲み会(笑)。早稲田大学政治経済学部の川岸先生は、残念ながら、体調を崩したゼミ生の付き添いで市内の病院へ行っておられ、飲み会にはいらっしゃいませんでした。

 教員飲み会終了後、ゼミ生の部屋を覗きに行ったところ、いずれのチームもまだ(酒も飲まずに!)勉強していたので驚きました。

 

2010.8.26.(木)

 ィベート当日。午前は南野ゼミのチームAが山元ゼミと対戦です。詳細はゼミ生が風景リポートに書いてくれるでしょう。ぐりちゃ君の冒頭の立論はなかなかの出来、話し方もしっかりしていて、見直しました。が、いかんせん声が小さすぎ。周りにきちんと聞こえているかどうか、周りが聞きにくそうにしていないかどうか、周りの空気を読むように。その他のメンバーの反対尋問や回答、最終弁論もうまく行ったと思いました。結果は南野ゼミの勝ち。審判二人の評価は分かれたのですが、それぞれの点数を合計したところ、南野ゼミの点数が上回りました。

 午後は南野ゼミのチームBが只野ゼミ、チームCが川岸ゼミと対戦しました。只野ゼミは前回もたしか優勝した強敵です。何しろ押しが強く弁の立つ学生が多いという印象を南野は持っています。南野ゼミもなかなか良かったのですが、残念ながら只野ゼミにはやはり敗れてしまいました。川岸ゼミには点数の合計では勝ったのですが、午前のディベートが終わったあとで審判会議が開かれたそうで、結局のところ合計点数で判断するのではなく、審判二人の評価が分かれれば引き分け、一致したときだけ勝敗を決める、ということになったそうです。というわけで、午前の南野ゼミと山元ゼミも引き分けたことになり、そして午後の南野ゼミと川岸ゼミも引き分けということになりました。残念! ま、しかし、勝ち負けが重要なのでは全くありません。

 以前から感じていることですが、九大生は押しが弱いですね。人が良すぎるという気もします。遠慮がちというか。そして、決してそれが良いというわけではありませんが、東京の学生に比べて、早口でまくしたてたり相手の言葉尻を捉えて突っ込んだりする能力(?)で、見劣りする気がします(あ、例外的にちゃあ君が実はこういう能力に長けていることを発見したのは新鮮な驚きでした笑)。声が小さく、聞き取りにくいのもこういう場面ではマイナスにしか働きませんね。カレー君など、事前に南野がその点を注意しておいたときには、実は自分は体育会系で大きな声が出せるんだ、心配無用と言ってくれて頼もしく感じていたのですが、実際にディベートが始まってみるといつも通り小さくて南野はずっこけました(笑)。話している内容はこれまたいつものカレー君らしく実にしっかりしているというのに、あれでは勿体ないと言うより他ありません。実は、こういう言い方をしては身も蓋もないのですが、ディベートの審判が今回は足りず、急遽、いくつかの大学の4年生が審判に駆り出されました。対戦後の審判の講評を聞いていると、こいつらすげ〜な、マジ4年かよ、と思わせるような人も多数いたのですが、他方で、やはり学生は学生、立論や推論の中身自体の評価が、話し方や積極性、表現の巧さといった外見的・表面的な部分の評価に左右されてしまっているのではないかという気がしないでもありませんでした。

 いずれにせよ、もう少し南野ゼミ生は堂々と議論するスタイルを身につけた方がいいかも知れませんね。自分と同じ学年の学生たちが、東京ではこういう雰囲気なんだということを知ることは、九大生にとっては非常に重要なことだと思います。気を悪くするかも知れませんが、九大生は、世界が狭すぎるのです。今回のディベート合宿で、慶應・一橋・早稲田の学生諸君から、いろいろな刺激を受けとってくれれば、と思っています。

 さて、最終的には南野ゼミは6つのゼミのうち3位か4位かでした(これまた正確な情報は誰か書いてください)。1位は事前の予想通り、只野ゼミ。毎年優勝してんじゃね〜よ(笑)。

 

 

 

 

 

 夕食前には教員だけで入浴しました。諸先生方の想像通りの体(詳細省略)を見て、南野は(年齢差を差し引いても)まだまだ大丈夫と安心しました(笑)。夕食の後、午後9時から大コンパ。100人を超える学生のコンパですからね、相当なものでしたよ、はい。一橋の体育会系もしくはちゃらいサークル系のコール呑み連発には閉口しましたが。阪口ゼミの某君が脱いで舞台で一発芸をやりだして、怒った阪口先生がラリアートで同君を押し倒すという場面がわずか3時間のうちに2度もあったのには笑いました。2度目に阪口先生が彼を倒したときには、満場の拍手とともに阪口コールが沸き起こり、ちょっと羨ましかったです(ウソ)。ちなみに今年の南野ゼミは誰も脱がず(一昨年は大変でしたねぇ)、比較的常識的に飲めたのではないかと自負しています。川岸ゼミや山元ゼミ、阪口ゼミの学生さんたちととくに仲良くなれたのは楽しかったですね。

 24時で宴会場を片付けた後は、寝る学生もいれば各部屋で飲み続ける学生もいるという状況でした。前半、南野は南野部屋で飲んでおり、後半は阪口部屋で飲んでおりました。マジシャン君の得意のトランプ手品は、山元先生に喜んでいただけたようで、南野は嬉しかったです。結局南野が寝たのは午前3時頃だったでしょうか。寝ようとしたところ、南野部屋の片付けのためにわざわざメタボ君とあま党君がやってきてくれたのはさすが4年生!と思いました(笑)。もしかしたら他にも誰かいたのかも知れませんが、思い出せません。

 

2010.8.27.(金)

 すがに7時半の朝食を食べた人は一人もいなかったのではないでしょうか(笑)。10時にチェックアウトし、仲良くなった山元ゼミや阪口ゼミの学生と記念撮影のあと、南野ゼミはバスに乗り会津若松市内へ。飯盛山の白虎隊自刃の地や白虎隊記念館を見学し、会津若松駅前で昼食。そしてあいづライナーに乗って郡山駅。郡山から東北新幹線に乗って東京駅。で、羽田空港で夕食ののち、福岡空港で無事解散。午後9時半頃でした。いやはや、もうくたくたでした。

 さて、親愛なる南野ゼミのみなさん。今回の東京研修旅行+合同ディベート合宿、いかがでしたか? 知と出会い、人と出会い、世界を広げるというのが大学時代にやって欲しいことだというのがいつも南野が言っていることです。その一助にはなったのではないかと思います。これからもスケールの大きな魅力的な人間を目指してがんばって下さい。ま、次は海外旅行やね。

 最後に、改めて、今回の東京研修旅行でお世話になったみなさま、そして合同ディベート合宿でお世話になった諸先生方、また、今回のディベート合宿について幹事ゼミであった山元ゼミのみなさん、本当にありがとうございました! また、南野ゼミの担当幹事を務めてくれたスペシャ君、ほんとうにお疲れ様でした(郡山駅では切れてごめんネ笑)。会津若松観光の調査をしてくれたマジシャン君にも感謝です! 疲れましたが、充実した、思い出深い4日間となりました。また来年が楽しみです。

 

 

【参 考】

○第1回目のディベート合宿(2008年9月)に参加したあと南野が書いたものが、法学セミナー2008年12月号に掲載されています。PDFはこちらです。写真もありますのでどうぞご覧ください。

○第1回目の東京研修旅行(福島みずほ参議院議員・参議院・内閣法制局・最高裁判所藤田宙靖裁判官)+ディベート合宿(妙高高原)の風景リポート+写真はこちらです(2008年9月3日〜6日)。

○第2回目の東京研修旅行(参議院・国土交通省・最高裁判所櫻井龍子裁判官)+ディベート合宿(妙高高原)の風景リポート+写真はこちらです(2009年8月25日〜28日)。

○第3回目の東京研修旅行(三菱商事・内閣法制局・最高裁判所櫻井龍子裁判官)+ディベート合宿(会津若松)の風景リポート+写真はこちらです(2010年8月24日〜27日)

○第4回目の東京研修旅行(福島みずほ参議院議員・内閣法制局・参議院・アンダーソン毛利友常法律事務所・朝日新聞東京本社・電通・最高裁判所櫻井龍子裁判官)+ディベート合宿(北志賀高原)の風景リポート+写真はこちらです(2011年8月22日〜26日)

 

 

日 付
主な内容
旧・個人的ニュース

学士院研究会報告顛末記、ブルターニュ週末旅行、オリヴィエ誕生日パーティーなど

ステファン誕生日パーティー、ストラスブール日仏公法セミナー、ブルジュ・ヌヴェール週末旅行、大晦日仮装パーティーなど

元旦、武田・岩月君、EHESSセミナー、大村先生宅、伊藤先生、Cayla 先生宅など

スト、岡田先生、ベルギー週末旅行、クリストフ、武田君、瑞香来訪、美帆・由希子帰国など

Mel Madsen 氏来訪、辛い研究会、樋口先生、ススム来訪、灰の水曜日、早坂先生、皮膚・性病科、健太郎来訪、ニース珍道中記など

カレーパーティー、大村先生宅大嶽先生宅、復活徹夜祭、アントニー来泊、緑の桜の謎、花沢夫妻来訪など

アムステルダム週末旅行日本シリーズ参議院調査団通訳、多恵子一行来訪など

南野邸お茶会、ルカ洗礼式、ローラン・ギャロス、子どもモーツァルト、イタリア旅行、樋口先生、音楽祭り、研究会「違憲審査制の起源」など

日本人の集い、フランソワ・フランソワーズ夫妻宅、フレデリック誕生日パーティー、モニックさん・彩子ちゃん来訪、北欧旅行など

北欧旅行続き、ゲオルギ来訪、玲子兄・藤田君来訪、オリヴィエ4号来訪、色川君来訪、ピアノ片付けなど

姉・奥様来訪、日本へ帰国、東京でアパート探し、再びパリ行など

誕生日パーティ、Troper 教授主催研究会、Cayla 教授と夕食、日本へ帰国など

花垣・糸ちゃん邸、スマップコンサート、フランス憲法研究会、憲法理論研究会など

洛星東京の集い、東大17組クラス会、パリ、ウィーン、ブラティスラヴァなど

エティエンヌ来日、広島・山口旅行ボー教授来日、法学部学習相談室のセミナーなど

長野旅行、パリで国際憲法学会など

新・個人的ニュース

リール大学で集中講義のため渡仏、興津君・西島さん・石上さん・ダヴィッド・リュック・ニコラと再会など

リール大学での講義スタート、武田君・タッドと再会、ヒレルと対面、芥川・安倍・荒木・柿原来仏、モンサンミッシェル、トロペール教授と昼食、浜尾君来仏、ヤニック・エティエンヌ・エレーヌと再会、復活祭パーティなど

パリ行政控訴院で講演コンセイユ・デタ評定官と面談リール大学最終講義、日本へ帰国

アテネへ出発国際憲法学会、日本へ帰国

北京、中国人民大学での学会に参加

2010年8月24日〜27日

第8期南野ゼミ、東京研修旅行+4大学5学部6ゼミ合同ディベート合宿に参加

 

 

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